それにしても微量のものの表情は難しい。しみじみとしあわせな表情、ほのかなしあわせ、かすかな笑み、わずかな老け、人にわからぬ程度のほろ酔い、等。原節子は偉大だった
伊丹十三
美しいものに見極められる必要があるのだろうか?審美眼という言葉自体、第三者の視点を意識した恐怖が含まれている。そんなものは必要ない。君は既に何が美しいか知っている
紀里谷和明
怒りは常に最高のエネルギーだ。怒りをうまく、上手に使え。怒りは素晴らしい卓越したツールだ。人の心を解放する。憎悪はエネルギーではない。憎悪は、閉ざされたドアのようなもので、自滅的になるのは、酷く、物凄く、自己破壊的な行為だ
ジョン・ライドン
私のつきあいの特徴は「ほのぼの」です。その、ほのぼのの友情を長つづきさせているものは、親しくても馴れ過ぎない、親しくなっても相手の生活にある線から奥には踏み込まないということです
秋山ちえ子
まず、自分をとりまく環境を変える。居場所を変える。簡単なことだ。心の痛みをしょい込むより、肉体の痛みを毎日実感しながら、昨日よりも強い精神を宿らせろ
長渕剛
自分の中から嬉しくって嬉しくって、武者震いするようなことがあるじゃないですか。 試合前からぞくぞくするような喜びのエネルギーが満ちてきて、それがなんとなく観客と 一体になれるので、観客が楽しんでいるというエネルギーまでもが、自分のエネルギーに 変わるような感覚。もう体中がチリチリしているわけですよ。嬉しくて。顔も笑いが止まらないんです。あまりにも笑って鼻栓が取れるんじゃないかっていうくらい笑いが止まらないんです
小谷実可子
会うたびに目新しいことを言う人は人当たりがよくて人気者になるが、それは確固たる一つの信念を持っていないことの証拠だ。信頼し得る人物ではない。人に好かれることと信頼されることとは別物だ
野村徳七
ある人から学んだ大きな人生哲学があります。それは「中身をすっ飛ばして考える」の一言です。汚い部屋はイヤだから掃除する、美味しいものが食べたいから料理する、好きだから会いに行く、みたいに原因と結果だけを単純に考えて、その過程をうじうじと考え過ぎずに先ず行動
小池一夫
どしゃぶりの雨の後、道のぬかるみを見て『俺はなんて不幸なんだろう』と思う人もいれば、空の虹を見て『俺はなんて幸福なんだろう』と思う人もいる。どちらも同じ状況にいるのに、解釈がまったく違う。どんな出来事でもプラス面とマイナス面がある
神田昌典
あらん限りの知能をしぼって、何かより良いもの、何かまったく新しいもの、従来の物事のやり方とはどこか違ったものをつかんでこなくてはならない。それが創造的経験というものだ。やることが創造的ならば、失敗すら経験という宝をひとつ増やしたことになる
ハロルド・ジェニーン
頭のいい人は自分の考えがすべてだと思いがちです。なかなか他人の意見を受け入れようとしません。けれど実際に仕事をするには他人の意見に対する理解力が必要なんです。自分の視点だけで世の中を眺めるのでなく、上の人の視線になって想像する場面もあれば、下の人の視線で考えることもある
柳井正
どんなアート作品にも決まった見方はありません。何を感じ取り持ち帰るか各人の全くの自由です。日常生活には大小様々な決まりごとが満ちているが、人は自分の頭と心の中に、どこか自由な部分を確保しておいた方がいい。アートに接することで自由な発想を担う脳の部分を鍛えられるような気がします
秋元康
誰もが試練にぶつかる。何かを成し遂げようとした時、心の強さを確かめられる。必ずぶつかるが、それを楽しむ!また、親子の場合、親が壁にぶつかっている子の悩みを軽く見ないこと。それはその子にしかわからない
栄和人
(談志師匠が弟子たちにだした大量の用事のひとつ)家の塀を偉そうな顔して猫が通りやがる。不愉快だ、空気銃で撃て。ただし殺すな。重傷でいい
立川談志
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