今が、人生でいちばんいい時だと思います。若い頃は、やりたくないこともやらなければならなかったし、疲れることも、やってもやっても終わらないことも多かったわ。家計のやりくり、税金の支払い、仕事の締め切り、契約の更新といったことのうえに、途中からは、四人の子どもをひとりで育てるという仕事が加わりました。それらのことが、全部なくなり、今は子どもや孫にしてやりたいことをし、好きなように絵を描き、大好きな庭仕事をし、動物との生活を楽しめるのですもの
ターシャ・テューダー
僕がここまでこれたのは、年長の先輩たちの度量の大きさのお陰だとも思っているんですよ。だって、いくらアピールしていたとは言え、よくもまあ、23歳の若造にチャンスをくれる気になったなあって思うわけですよ。若手にチャンスを与えるにはすごく勇気がいる。野球だって、どんなに能力があっても監督が「こいつを使う」と決断しないと打席に立てないじゃないですか。僕は当時、それにとても感謝し、彼らに恥をかかせないように、それこそ寝ないで、死ぬほど努力をしました
鈴木おさむ
(79年にお母さんが亡くなった時、世の中の見方が変わりましたか?)感覚を失った。それが長いこと続いた。でもありがたいことに生き続けていくことで、そんな苦しみも超えられるんだな
ジョン・ライドン
今の若い子たちは、悩みがなさそうに見えるけど、みんな悩んでいる。悩みを公衆の面前でさらけ出すので、ある部分は守ってあげなきゃいけないし、違うと思うところは僕の意見をハッキリという。僕が若いころは「こういうことを言ってくれる人がいて良かった」という大人がいましたが、今の若い人たちに本当のことを言ってくれる大人がいない。だから、自分が10代の子たちにとって、そういう大人になってあげたいんです
長渕剛
今が、人生でいちばんいい時だと思います。若い頃は、やりたくないこともやらなければならなかったし、疲れることも、やってもやっても終わらないことも多か ったわ。~中略~ それらのことが、全部なくなり、今は子どもや孫にしてやりたいことをし、好きなように絵を描き、大好きな庭仕事をし、動物との生活を楽しめるのですもの
相撲部屋の場合は、やはり生活を丸ごと引き受けますので、まずはこの相撲部屋の生活に慣らすことから入ります。でもやっぱり、若いから誰もがホームシックになるんです。それでもとにかく帰る場所は実家じゃなくてこの相撲部屋、ここしかないんだよというところにうまくはめ込んでいく。まあ、いまうちにいる子たちは志願してきた子ばかりですからね。あとは炊事とか洗濯、掃除のやり方ですね。家族と同じです。血の繋がりはないんですけれども、それ以上の関係というか、本当の子供と同じぐらいの感覚はありますね
貴乃花
(食事について)意識し始めたのは35歳過ぎてからです。それまではしっちゃかめっちゃか。いまでもそういうときはあります。試合まで時間が空くときは脂っこいものも食べるし、みんながいうほどストイックじゃないですよ。人間ね、なんで仕事するかといったら遊ぶためだし、楽しむためでしょう。いい仕事をするためには思いっきり遊ばないと
三浦知良
私もそうでしたが、誰もやったことがないのに本当にできるのかなという不安の中でやるのと、もうやり遂げた人がいる道を通るのはぜんぜん違います。女子のみんなには、もっと自信を持ってもらって、自分にもできるんだと思ってほしいです。体形を見ても、私たちのころと今の子どもたちは脚の長さも違うし、背の高さも違うし、ものすごく恵まれた素質を持っています。あとは、それを咲かせるだけです。できないはずはありません
高橋尚子
価値観というものは、時代とともに変わっていくのが当たり前だ。それでなきゃ、歴史は生まれない。仲間のご老体たちが「このごろは価値観が違って困る」とこぼしているが、そんなことは当然のことなんです。僕らの世代だって個人によって価値観は違うのだし、価値観が一緒になったら、それは独裁国家ですよ
土光敏夫
うん……歳を取ったんだね。そういう気がします。おっしゃる通り、曲を作りながら、故郷とか、家に帰るとか、そんな言葉がいっぱい浮かんできちゃいましたからね。これまで抱かなかった感覚ですね。非常にノスタルジックです。自分でも驚きでしたけど、懐かしいものがまったく怖くないと言うか。まあ44歳いう年齢がいい歳なのか若いのかはジャッジが難しいけど、明らかに30代とは違う意識を持ち始めたのは確かですね
葉加瀬太郎
体力は落ちるどころか、現時点ではまだ少しずつ上がっていってる実感があるんで。もちろん、いつか体力が落ちるのは避けられない。急に筋力、体力が落ちてくのかなって、ちょっとした怖さは多少はありますけど。だからこそ、来年からはやっぱり年間3試合はやりたいですね。ホント、1、2年以内に海外でやりたいです。体力が落ちる前に。今、ピークを迎えようとしてるんで
内山高志
やっぱり地位を守ろうとしすぎているのかな、という感覚が自分のなかでありました。もちろん、自分のテニスを改善することには挑戦してるんですが、試合のなかでは挑戦者ではないような気がしました。そういう意味では、良いタイミングで負けたなと思います
国枝慎吾
よく、自分を信じることが大切というけれど、素のままの自分ほど信じられないものはありません。自分の中には、楽をしたい自分や虚勢を張りたい自分もいます。とてもそのままで信じられるような奴じゃないですよ。目標を立ててそれを達成していくというのは、そういう多様な自分とコンタクトを取っていく作業なんです。当然、上手くいかないことだってある。でも失敗を重ねながらいろんな自分とやり取りをすることで初めて「自分との信頼関係」ができてくるんです
河原成美
世の中、大変なこともあるけれど、人生が楽だと思う人は、何やっていても楽。人生が苦しいと思っている人は、どんなに恵まれていても苦しい。「あれが嫌だ、これが嫌だ」って。どんなに貧乏だろうが、窮地に立っていようが、楽観的に捉えている人は、「これも人生だから」と楽しめるんだよね。なかなかそうは考えられないんだけど、生きているときにしか経験できないことなんだから、楽しいと思わなくちゃ
所ジョージ
新しいものにチャレンジするとゼロからやり直しになるので、必死になって勉強します。すると、自分の能力が伸びる。そういう意味で、同じ会社にずっといたらダメだと思うんです。ベンチャーを5年置きに立ち上げていたら、そのたびに環境が大きく変わります。むしろ、自分の能力を磨くために、5年置きぐらいで会社を替えるべきです
中村修二
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