今の若い子たちは、悩みがなさそうに見えるけど、みんな悩んでいる。悩みを公衆の面前でさらけ出すので、ある部分は守ってあげなきゃいけないし、違うと思うところは僕の意見をハッキリという。僕が若いころは「こういうことを言ってくれる人がいて良かった」という大人がいましたが、今の若い人たちに本当のことを言ってくれる大人がいない。だから、自分が10代の子たちにとって、そういう大人になってあげたいんです
長渕剛
世の中を見回してみても、自分の思いを行動に移す人って、1万人いたら、せいぜい100人ぐらいしかいないんじゃないでしょうか。たった一歩を踏み出せばいいことなのに、意外とできる人は少ない。本当にもったいない話です。もちろん、事を起こす前には、じっくり考えたり、リサーチすることも必要なんでしょうけれど、大事なのは企てを実行に移すことがどれだけできるかじゃないでしょうか
鈴木おさむ
結局僕は、人と話をしたい気持ちが強いんです。その目的があるから「人がしないこと」を進んでするし、逆に「人が勧めてく れたこと」も喜んでする。自分が興味を持っている人や好きな人が特定の作品を褒めていたら、僕はその映画を観に行って、その音楽を聴いてみる。そうすればその人との話のネタが増えるし、感想を語り合うことで距離も縮まるはずですから
僕は大切な人が悩んでいる時、「頑張れ」とか「無理するな」という言葉は使いたくない。頑張る定義は人によって違う。相手の苦しみに僕は少しでも寄り添いたい。だから僕はこう言ってあげたい。「負けないで」「踏ん張れ」「大丈夫」と
櫻井翔
たとえ現役が終わっても次の目標があり、叶えたい夢 があるんです。それは、子供たちを育成するアカデミーの設立です。野球に限らない、いわば遊びの塾みたいなものです。きっと僕が積み上げてきた野球の経験を生かせるはずです。僕はいま、その夢に向かって、自分の体を実験台にして試しているといってもいいのかもしれません
工藤公康
努力すれば、きっとなんとかなるって、そんなわけないだろう。一所懸命やればなんとかなるほど世の中甘くないってことは、親とか周囲の大人が一番知ってんじゃねえか。必死にやってもうまくいくとは限らなくて、どうにもならないこともある、それが普通で当たり前だってことの方を教えるのが教育だろう
ビートたけし
価値観というものは、時代とともに変わっていくのが当たり前だ。それでなきゃ、歴史は生まれない。仲間のご老体たちが「このごろは価値観が違って困る」とこぼしているが、そんなことは当然のことなんです。僕らの世代だって個人によって価値観は違うのだし、価値観が一緒になったら、それは独裁国家ですよ
土光敏夫
人間って、やっぱり媚びている自分にちょっと愛想を尽かすような経験がないと、やっぱりダメなんですよ。それは、自分で記憶がありますね。人は一人で生きているわけではない。会社や上司、社会や会社、そういうものに、いつの間にか媚びてる自分がいて、「あ、嫌だな」という気持ちがあって。じゃあ、これを乗り越えるにはどうするか、と誰でも考えると思うんです
出井伸之
私は社長としての功績についてあまり考えないことにしています。社長というのは具体的に何もやらない。判断したり、会社の方向性とか空気を変えるということが仕事なんです。会社というのはひとつのことをやろうと思ったら組織で大勢の人が動くでしょう。うまくいったときは、みんなでよかったよかったと言って、心の中で俺がやったんだと思っていればいいんです
やっぱり地位を守ろうとしすぎているのかな、という感覚が自分のなかでありました。もちろん、自分のテニスを改善することには挑戦してるんですが、試合のなかでは挑戦者ではないような気がしました。そういう意味では、良いタイミングで負けたなと思います
国枝慎吾
世の中、大変なこともあるけれど、人生が楽だと思う人は、何やっていても楽。人生が苦しいと思っている人は、どんなに恵まれていても苦しい。「あれが嫌だ、これが嫌だ」って。どんなに貧乏だろうが、窮地に立っていようが、楽観的に捉えている人は、「これも人生だから」と楽しめるんだよね。なかなかそうは考えられないんだけど、生きているときにしか経験できないことなんだから、楽しいと思わなくちゃ
所ジョージ
人にやられたことで自分が嫌な思いをしたことは、他人にしなきゃいいんだよね。それでだいたいね、成功者になれるんだよ。失敗する人は、自分が嫌な思いをしたことを他の人にもしてやれ、っていう人なの。それで、たいがい人生失敗するんだよ
斎藤一人
あなたが大切にしなくてはいけない人が、もう一人いるんだよ。それは、あなた自身です。自分を大切にできない人は、人も大切にできないものなの。やさしい人って、ついつい自分のことを後まわしにしちゃうけど、自分のことも忘れないで。あなたは自分にやさしく、人にもやさしくでいこう
悩みとは、自分でどうにもできないこと。でも、人はそのことで一生悩んだままかというと、そうじゃない。みなさんは、一年前に自分が何に悩んでいたか、覚えていますか? あなたが今悩んでいることも、一年後にはなくなってしまうんです
多くの人は高齢者はこうあるべきだと、勝手に自己暗示にかかっている。「もう余生だから」と思っているわけです。よせぃばいいのに(笑)。僕の親父はいつまでもスキーがしたいと思っていたから、元気でいられたんです
三浦雄一郎
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