(明治天皇崩御をうけて)乃木さんは自決なさるぞ。究極のご奉公は冥界で陛下のお供をすることだ。すぐにあとを追われるだろう
阿南惟幾
これはそちのためにしているのだ。乱心ではない。わしが諸臣に嫌がられて、一日も早く長政の代になるとよいと思わせるためだ
黒田官兵衛
腹を切って死んだとしても、わしに従って地獄・極楽を駆け巡るわけではあるまい。わしはただ立派な士を一人でも多く、大切に思う子に譲りたいのだ。必ず殉死を禁ぜよ
難局は、これ良師だ。負けることはありがたい。負けて目覚める、あの手この手だ。苦しみが 勉強になる
升田幸三
おいでなすったな、と思った。たぶんこれ(「われわれのたしなむチェスと違って、日本の将棋は、取った相手の駒を自分の兵隊として使用する。これは捕虜の虐待であり、人道に反するものではないか」)をいってくるだろうと、覚悟しておった
百年の後に、知己を待つのだ。なにが、わかるものか。昔から、大功の有つた人 は、人が知らないよ。久しうして後にわかるのだ
勝海舟
俺は哲学は好きだが心理学は嫌いだ。人間なんてみんな気狂いなんだよ。それなのに各人がどんな風に気狂いかなどという200ページのレポートなんか作成してどうする。それも又、作成してるほうも気狂いなんだから、これ以上の阿呆はない
ジョン・ライドン
もうよか、ここで内府の本陣をつき島津の最後を飾ろう。皆、ご苦労 じゃった。義弘厚く礼を言うぞ
島津義弘
もし夢に挫折しそうな者がいたら、あらゆる手段で上を向かせよ。その為なら鉄拳制裁もやむを得ない。それこそが真の愛情である
星野仙一
死ぬまで進歩するつもりでやればいいではないか。作に対したら一生懸命に自分のあらんかぎりの力をつくしてやればいいではないか。後悔は結構だが、これは自己の芸術的良心に対しての話で、世間の批評家やなにかに対して後悔する必要はあるまい
夏目漱石
人間は、無一物でこの世に生を享ける。その後、どんな波瀾や苦難に直面しようとも、所詮自分の始末は自分一個の腕でつけるものだ。その時々で骨惜しみせず、おのれの信ずるままに精一杯生きて、なにも残さず、裸で堂々と死んでいけばそれでいい
高橋是清
もっと歳が若くて、先へ行ってご奉公できるというのなら別だが、ワシはもうこの年齢だ。いま、ご奉公しなければするときがない。ワシは最後のご奉公と思 って入閣した・・・
人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。いったん志を抱けば、この志に向かって事が進歩するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえ、その目的が成就できなくてもその目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だから、これを計算に入れてはいけない『竜馬がゆく』、坂本龍馬のセリフ(作:司馬遼太郎)
坂本龍馬
私が富める人々に対して言えることは、富を捨てることによって富を享受せよということです。あなた達はあらゆる方法によって富を得なさい。しかし、その富はあなたのものではないことを知りなさい。それは人々のものです。必要なものだけを取り、残ったものは社会のために使いなさい
ガンジー
困難だからやるのだ。誰もやらないし、やれないから俺がやるのだ。そんな俺は阿呆かも知れないが、その阿呆がいなければ、世の中には新しいものは生まれないのだ。そこに人生の面白みがあり、また俺の人生の生き甲斐が、そこにあるのだ。出来なくて倒れたら、自分の力が足りないのだから潔く腹を切るのだ
豊田喜一郎
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