「石ころ伝説」という曲もあるんですが、石ころというのはつまり、我々なんですよ。それを包み込むように「青空」という曲があって、その間に「預金通帳」みたいなリアルライフがある
馬場俊英
詞とかコードとかが、突然舞い降りてくる。贈り物が頭の中に置かれるように。僕には曲がそういう風に聞こえるんだ
マイケルジャクソン
僕は僕の偏見で歌を歌っとる。歌っとる奴は下品じゃが、歌の内容は最高じゃ
甲本ヒロト
ときにまとっていてもいいけれど、そんなにしがみつくほどの価値とは思えない。おとこもそういうものはもうすこし気軽に考えて、中身の方をのびのびと ふくらませてほしい
岡本敏子
君にとって家庭とは何か、と問われたら、自分の根のようなものだ、と、答えるでしょう。自分の根のようなものになっていて、どうやっても根以外のものにはなりえないものだ、というふうに
色川武大
桜姫って、ただのお姫さまとは全然違いますから。いろんな女の人の性格や運命を一人の女にこめたようなところがあります
坂東玉三郎
日本の芸能というものは付け加えられてはいますけれど、非常に削ぎ落とされた端正なもの。日本ほど口伝で歌舞伎なり能なり、人間同士が引き継いできたというのは、珍しい国かもしれません
言葉は悪いけど、半分チンピラ、不良のスポーツみたいな印象があるじゃないですか。そういうイメージを変えないと、本当の意味で広がらないなあ、と思います
村田諒太
同性愛って、背徳感や罪悪感を自ら抱いて、それで躊躇してしまうってあると思うんです。そして、そこに自らフタをして、自分で暗示をかけて、相手に依存しちゃうカップルは多い
ミッツマングローブ
私が部下に言うのは、三尺の踊り場を作れということなんです。先輩がこうやっていたから、いままでこうやってきたからというのが一番ダメな考えです。自分の考えで三尺の踊り場を作って案を持っていこうということなんです
武田豊
ヨーロッパの国っていうのはロジカルな世界で、言語の世界で対話をしないとうまくいかない。だってぜんぜん言葉のちがう連中がたくさんいて、常にいろんなものを探り合ったり取り合いをしてるからね
石黒浩
食はそのあたりがあいまいで『私はこれがおいしい、私はこのワインが好きだ』って主観でものを語っていい分野なんです。だからそこにデータを持ち込んで科学的に正確な評価を与えてしまうというのは食の楽しみの本質を見失うことになる
内田さんとは一緒の方向を見ていると感じることができるの。ゲリラ的な、モノを破壊したくなるという気持ちを共有できる、同士みたいなもの
樹木希林
落語っていうのはストーリーの面白さではないんですね。ナンセンスで非常識なキャラクターだとか、出てくる人間の面白さ
立川志らく