自分が先頭切って開拓してきたデジタル写真分野。この10年程、世界中の街に溢れる写真群を見て、妙な嫌悪感に襲われていたのは事実。デジタルが、アグレッシブに自由を追い求めるためではなく、不完全さを排除し、コンプレックスを払拭する為の極めて保守的な道具になり下がってしまった悲しさがある
紀里谷和明
銀行から借金して資金を作るのは最善策ではない。銀行から借金する企業家が多いのは、そうすれば資金を自由に動かせると思っているからだ。株式を発行して資金を集めた場合、自分の思い通りの経営ができなくなる危険性がある。彼らはそのことを恐れているのだ。しかし、企業家として事業に対する支配権を確保する最善の方法は、たとえ自分の持ち株が50%以下になっても、実績を上げて株主を喜ばせることだ。将来の成長と改革の足かせとなる膨大な借金をするより、その方がはるかにリスクが小さいのである
ハワードシュルツ
企業が草創期の情熱と精神を失わずに大きく成長するには、利益の追求を第一とするのではなく、正しい価値観と人材を基盤とした経営が必要である。その要は真心に他ならない。あなたが自分の事業、あるいは働きがいのある職場に真心を注ぐとき、人には不可能に見える夢を実現することができるのだ。そのとき、生きがいに満ちあふれた人生が開かれる
自分の中から嬉しくって嬉しくって、武者震いするようなことがあるじゃないですか。 試合前からぞくぞくするような喜びのエネルギーが満ちてきて、それがなんとなく観客と 一体になれるので、観客が楽しんでいるというエネルギーまでもが、自分のエネルギーに 変わるような感覚。もう体中がチリチリしているわけですよ。嬉しくて。顔も笑いが止まらないんです。あまりにも笑って鼻栓が取れるんじゃないかっていうくらい笑いが止まらないんです
小谷実可子
サイエンスには二つの面がある。一つの面は、非常にロゴス的で、客観的で、理性的で、冷徹で、厳密な論理的な面、教科書に書いてあるような面です。要は、仕上げられた結果で、学者としては講演会などで胸を張って発表するものです。もう一つの面、別の面は、新しい成果が生まれる、創造のプロセスです
江崎玲於奈
思わぬ偶然を引き寄せることができたのは、少しの失敗は気にせず、諦めずに努力したためである。試練には何度となく直面したが、私は逃げることは考えなかった。逃げることができなかったといってもいい
下村脩
「怒りの沸点の低い人」には係わらないこと。もし、家庭や職場など距離が近い所に怒りの沸点が低い人がいたら、自分を成長させてくれる人ではないと割り切り、心の距離を置くこと。成長には時間がかかり失敗も当然あるが、その度に怒られていたら心が持たない。成長を「待っていてくれる人」が大事
小池一夫
人間の行動は、すべて原因と結果で決定されている。原因があれば、結果がある。きっかけは小さなことでもいい。その原因によってポジティブな感情にスイッチをいれられるのであれば、それは行動に結びつく
神田昌典
(2012年、欧米の問題点を指摘した際の言葉)彼ら自身だって…あるもの(※大便のこと)耳まで沈んでいる。以前、その問題点を挙げたことがある。彼らはそれらの問題に溺れているのに、ロシアが悪いかのように言っている
プーチン
どんな人にも必ず長所がある。上に立つものは、その長所を活用するのだ。長所をどんどん伸ばしていくと、短所はだんだんと影をひそめていくものだ。この事を忘れてはならない
土光敏夫
日本の産業は今、これまでの一国経済から世界経済へと移行しつつあり、日本の企業はそのために体質改善を好むと好まざるとに関わらずしなければならない。紙しかり、自動車しかり、金融またしかり。今その口を鉄(製鉄業)が切ろうとしているのである
永野重雄
いまの日本のモノづくりを見ていると、大丈夫かなと思うところはたくさんあるけれど、トヨタは凄いと思う。あの会社はものの考え方が違うからね。うちには難しい仕事ばかり持ってくる。それで失敗してもいいからっていって、本当に失敗してもちゃんと対価を払ってくれる。ただし、失敗の過程を全部レポートにしてくれと言うんだ
岡野雅行
他人がやるから自分もやるといったやり方は、現実の問題として極めて多くみられるケースである。これは、まず問題を己の問題としてプリミティブ(根源的)に考えてみようとしないところからきている。日本特有のメンツとか、対抗意識からくることもあるだろう。すべてを他人サイドからみて決めるのである。そのため、自分の現在ある本当の姿がわからないのである
盛田昭夫
理論に自信があれば、2つのものをつなげたら何が起こるか、理論で結果を想定するだけで、何もしなかっただろう。だが幸か不幸か、私は何の学歴もない。だから、何でもやってみなければ分からないではないか。それで私は何でもつなげてみた。そうしたら、信じられない面白いことがいっぱい起きた。それが私の発明の秘訣だ