基本的に絵というものは、人間が手で描くもの。デジタルであろうと何であろうと、自分の目で見ながら自分の手で描くのがやっぱり絵なんです。第三者に任せると、それは自分の絵ではない。情感、心が違いますからね。だから自分でやらなきゃいけない。体験と同じです
松本零士
遊びは結果を求めませんし、プロセス。僕が音楽を作るのもそんなプロセスが面白いから…子供の砂遊びみたいに、何を作ろうとイメージするのではなく、いじっているうちに形になっ ていく。それが創作であり、僕にとって創作こそ遊びだと思います
坂本龍一
ぼくは今、自分が詩とか文学、あるいは絵や彫刻など、ある意味で自分だけの孤独な作業で自分を表現しているのならば信じられると思うんです。でも現実に、今皆さんの前で踊ったり、芝居をしたりしているなんて信じられない。実感がない。こんなことを言うと、信じてくれないかもしれないけれど、本当なんです
坂東玉三郎
体育の授業で校庭行きますよね。座ると大体、子どもって砂とか集めちゃう。僕も山作ったんですね。他人は山を作ったら崩したりしますけど、僕はそ の山をこうやってつかんで…食べるんですね
古賀稔彦
映画館に行って、会社や学校みたいだったら皆嫌ですよ。そういうことから、いい意味で解放されたいわけじゃないですか。だから、皆映画館に行くわけですよね。それがひどくなるとよくないと思うけど、その“いい程度”をどうやって作っていくか、それが今後の映画館のテーマじゃないかって気がします
鈴木敏夫
自分を客観的に眺めて、生きていることを演出するとしたら、一番の理想は、いい映画を撮れたときに死ぬことだ。しかし、映画っていうものは完成した瞬間に、気に入らないところ が次々に見えてくる。自分の映画に、満足することはない。満足するようじゃ映画監督なんて続けられない
ビートたけし
我々と自分の体とのつながりなんて、わずかなものです。呼吸したり歩いたりしていても、体が勝手にやってくれているのを時々確認してるだけじゃないですか。そんなもの機械に置き換えられるに決まってます
石黒浩
私にはいつだってビジョンがあるの。曲を書くときはいつも、どんな衣装を着て、どんな風に動いて、どんな歌い方をしようかって考えてるし、そのアイデアを曲にからめながら書いてる。だから単純に「歌」とは呼 べないのよ。私はステージで棒立ちになって歌うわけじゃないから
レディーガガ
絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さを、持っていなければだめなんですよ
中村天風
裏切られるってことは、自分を鍛える経験でもあるんだよ。人間色々、仕事も色々だってことを身に染みて知ることになるし、自分がしちゃいけないことを教えてもくれる。実体験は重みが違う。必ず自分の血にもなり、肉にもなるんだ。だから、裏切られたからって へこむことなんかない。世渡りを学ぶのにいい機会だって言うくらいに考えてりゃいいんだ
岡野雅行
駄目なのは注文された仕事だけをすることだと思う。みんないま食べていける注文が取れれば満足なんだろう。うちは違う。こういう技術がある、これだけすごいものができるという話をすると、そこから、じゃあこういうものも、ああいうものもと仕事が広がっていく。技術があればあとからあとから仕事がくるんだ。それに仕事が向こうからやってくるから、自分の技術を安売りすることもない
人間苦労すると必ず考えるようになるでしょ。 たとえば野球選手。長嶋さんは監督には向いてない。考えてないから(笑)。楽してえらくなった人というのは案外考えてない。苦労した人はいろいろ考えると思うんですよ。「なんでわしは野球できんねん」とか。いろんな人がいれば、いろんなやり方があるから、自分のやり方で考えることが重要だと思いますよ
中村修二
強い人ほど個性がある。四、五段の人はそれほど個性もないから何々流といった名前もつけられていない。段が上がっていくにつれて個性が強くなってくる。ひとつには自信ということがあると思います。下のうちはこんな手をさしちゃって笑われるかなと思いますけど、上になっていくほどこれでいいんだ、正しいんだと自分に自信がついてくるから
谷川浩司
言葉は大事だよ、言葉が脳みそをコントロールして、そして行動を左右していくんだよ。だから、前向きな言葉を使いなさい。楽しく考えなさい。そうすれば、困ったことは起こらないからね。ツイてると言える人は、本当にツイてくるんだよ
斎藤一人
閲覧履歴
なし