一流の経営者ほど歴史本をよく読むといいますが、彼らは決して事実を追うだけではなく、「歴史の激動の中で、人はどのようにものを考えるのか」「リーダーはどのように部下をまとめ、困難を打開したのか」に注目します。それが人心掌握やリーダーシップに大いに役立つのです
神田昌典
たぶん、わたしが考えて実行してきたことのなかのごく一部であっても、「ここを取りだしたら、誰かがちょっぴり役にたったりするかもしれない」という要素がきっとあると思うんです。糸井さんがかつてわたしにそうしてくださったようにね
岩田聡
社員数も規模も総合力も格段に勝るソニーさんやマイクロソフトさんを相手にいかにパワーゲームで勝つかではなく、任天堂のゲームに何の興味も示さなかった人たちがどうすればこっちを向いてくれるかを考えることに圧倒的な時間を使った。私は競合意識の非常に低い経営者です
まずは、世界を見せることですね。これはサッカーだけではなく、ビジネスにも言えることだと思いますが、一流を知ることでもっとそのレベルに追い付きたいといパワ ーになります
高倉麻子
どんな分野でも成功する人は、自分のやっていることに無上の喜びを感じ、惚れ込んでいる人だけです。自分の仕事に惚れなければ、絶対に成功しません。素晴らしい仕事などできるわけがないのです
稲盛和夫
全ての物事には理由があると私は信じてるわ。人々が変わってしまうのはあなたが忘れることを学ぶためで、物事が上手くいかないのは上手くいっているときに感謝できるためで、嘘を信じてしまうのは、最終的に自分しか信用できないということ学ぶためで、ときどきいいことが崩れ落ちてしまうのは、もっといいことがひ とつになるためなの
マリリンモンロー
国家レベルになると資金もリソースもサポートされるので、攻撃者はターゲットを注意深く観察しながら、脆弱性を探って緻密に戦略を練り、相手に気付かれないようタイミングを見計らって周到に攻撃を仕掛けてきます。そして、その成功確率は高まる一方です
名和利男
主観と客観の間が食なんです。客観的な意見は社会的に認められる力が強いわけだけれど、一見客観的な意見を言ってるようでじつは主観でしか意見をいってないのが食なんです
石黒浩
『客観的な事実はどうでもいいの、私はこう思う、それに共感してください』と伝えるのにコミュニケーションのなかで食(しょく)が一番やりやすい。食以外のものはもっと客観性が強いんですね。知識があるものが勝っちゃうわけ
歴史を振り返ってみれば過去にいくらでもヒントはあるのに、先入観や固定観念に左右されてなかなかそこからは学べないのが人間というもののようだ。けれど、その盲点がビジネスをする人間にとってはチャンスでもあるわけだ。誰も気がついていないからこそ、アイデアの源泉になり得る
三木谷浩史
富というものにも限度があります。たまたま富んでいる人は富の限界を知らないから、もっともっとと思うだけで人間が一人生きていって死ぬまでに使うお金なんて、たかが知れていますから、そんなものは追い求めません
樹木希林
経営者は経営しなくてはならない!経営者は経営しなくてはならない!経営者は経営しなくてはならない!何度言ったら、ほんとうにわかってもらえるのだろう? 経営者とは企業なり何なりを運営するマネジャーのチームを言う。経営するとは何かをなし遂げること。しなくてはならないとは、それをやり遂げなくてはならないということだ
ハロルド・ジェニーン
経営書を読むとき、漠然と活字を追っているわけではなく、読みながらこの会社を自分が経営していたらどうする、と登場する経営者を自らに置き換えて考える。著者が書いたことと自分の想像を突き合わせながらページをめくっています。そうしないと本を読んだという気がしない
柳井正
会社などの組織の中では、ともすれば飛車や角のような強力な人材だけを重んじて、歩のように目立たないけれど大切な役割を果たしている人を切り捨てることになりがちです。でも、本当はそれではバランスのよい組織にならない
谷川浩司
対局に向かうときには、研究の途中でも結論は付けておかないと自信を持って対局に臨めないという面もありますし、芸術的な美しさを求めても、勝負としてはうまく行かないこともあります。何しろ将棋というのは、単純ではありませんから
閲覧履歴
なし