小説というものは、作者が意図したものとまったく違う、とんでもない方向に進むことがあります
瀬戸内寂聴
建築は実現するものだという前提に立って建築を考える場合と、理屈だけ、論理だけを追究している場合とでは、考えることが随分変わってきます
伊東豊雄
人生というドラマにおいては、自分を主役にして脚本を書いた人と、目的意識もなく惰性で生きた人とでは、たいへんな違いができるのです
稲盛和夫
人生なんて案外、「他人」の一言が決めてくれるものなのです
衣笠祥雄
より広い視点で、人間が行動するとはそもそもどういうことかを考えれば、まだやられていないことが見えてくるんです
石黒浩
人間とは何かはわからないけれども、漠然とわからないのではなく、人間がどれだけ複雑か、どれだけ神秘的かが研究の中で少しずつわかるようになってきている、という感覚があります
どんな言語で説明するのも難し過ぎるというものごとが、私達の人生にはあります
村上春樹
人間というのは実際には、そんなに簡単に自分の力でものごとを選択したりできないものなんじゃないかな
もし僕たちが年中しゃべり続け、それも真実しかしゃべらないとしたら、真実の価値など失くなってしまうのかもしれない
小説というのは、計算してできるものではありません
今の時代、正しい情報があって正しい結論に至るというのは合理的な考えができる人であれば、誰でもできること
ひろゆき
私が創る作品は、多少時間がかかったとしてもより「真実に近く」「誰もが納得する」そんな作品を創らなければいけないと意識しています
松本零士
（局面の本質について）これはなかなか説明が難しいんですけれども、言うなれば「その局面で何が一番重要かを見極めて、ほかの可能性をばっさり排除する力」とでもいいましょうか
谷川浩司
落語は単に人を笑わせるものだといっても、それには技術、つまり芸を身につけねばなりません
笑福亭松之助
心理療法というのは大変なエネルギーのいる仕事で、どうして自分はこんなに苦しい事をしなくてはならないのだろうと思うことさえある
河合隼雄
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