男の匂いが近くにするというのは、わりに女を弾ませるもの
田辺聖子
大人(が主人公)の話になると、大人の責任というものが出てきて、許されざることもいっぱい出てくる(苦笑)
岩井俊二
「荷が重いのではない、自分の力が足りないのだ」と「享楽からは失うことが多く、苦しみからは得ることが多い」の二つは、特に忘れられないな
加山雄三
自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である
ニーチェ
家庭、団欒、そういうものを相手にしていては、男子はほろびる
司馬遼太郎
恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸の砦を出ていくものでありますまい
夏目漱石
呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする
年上の女を思い切って恋人や妻にするほどの男は、あらゆる点で女に魅力的な要素を持っているとみなしていい
瀬戸内寂聴(恋愛)
女は相当賢い女でも、男を鏡にしなければ自分というものが映し出せない
味を持っている人の声というのは、よく聴くと、1音発声しながら同時に数音出している
小椋佳
人は後ろから声をかけられると、相手に親しみを憶えるものらしい
永野重雄
色っぽいというのはバラの花をくわえて髪の毛をかき分ける仕草だとか、極端に言えば、しどけないのが色っぽいというのではなくて、慎ましくて色っぽいというのが女の最高の色気だと思います
樹木希林
女の持っているものの中で、まず裏側の怖さのほうが先に分かっちゃう
過去の過ちを悔しく思い、あれこれと取り繕おうと心配するのは、たとえば茶碗を割ってそのかけらを集めてみるのと同様何の役にも立たぬことである
西郷隆盛
誰かをもっともらしく叱るというのは、自分の感性を鈍らせること
テリー伊藤
どうやって笑わすかと笑いの大きさを求めていけば、当然過敏になろう
立川談志
男がありとあらゆる理屈を並べても、女の一滴の涙にはかなわない
ヴォルテール
男と女の仲というものは、一寸先は闇である
女は優しい男が好きなくせに、男が優しいと見くびるものである
男の自尊心というのは風船玉のようなもの
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