手よ、全ての仕事をやめよ、額よ、全ての考えを忘れよ、私の五官は皆、微睡の中に沈もうとする
ヘルマン・ヘッセ
ただ善を行うことに心を一つにし、死か生か短命か長命かといったことに関しては、我が身を修めて天命を待つだけだ
王陽明
凡（およそ）世の中に、我が児の事を饒舌（しゃべ）る奴を聞くほど、退屈なものはない
泉鏡花
父母は、たとえ戯れであっても、子を欺いてはいけない
韓非子
君主たる者は、大臣の言説を退け、左右の近臣の訴えかけに背を向け、みずから正しい説を選び出す、というのでなければ、法術の士はどうして死の危険を犯して君主に進言などできようか
天下に害を与えて、自分一人の名誉を求め、自分一人の勝利を得て、これを楽しむとは、何という道に悖った（もと）行為であろうか
墨子
人が罵言雑言したとて、これをそのまま受け取って、咎め立てをしてはならぬ
島津義弘
交わってためになる友を近づけ、損になる友を遠ざけ、仮初にも己にへつらう者を友としてはならない
渋沢栄一
暗ければ、民はついて来ぬ
坂本龍馬
己の汚れ、他人の汚れに涙を流し、その汚れの荷をおろすべく、その七転八倒は必ず世を動かし、人を動かす
樹木希林
小人は、己を利することを欲し、君子は、民を利することを欲する
西郷隆盛
己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ
人を相手にせず、天を相手にして、おのれを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし
われ人に勝つ道は知らず、われに勝つ道を知りたり
柳生宗矩
下らぬ連中が非難しても、優れた人は意に介さない
デモクリトス
君子は、人として踏み行うべき義理の心が足りないことを恥じ、小人は、名誉がないことを恥じる
吉田松陰
天下 才なきにあらず、用うる人なきのみ、哀しいかな
他人が何と言おうと、死を求めることなく、死から逃げることなく、牢に入っては牢で出来ることをし、牢を出てはそこで出来ることをするだけだ
私心さえ除き去るなら、進むもよし退くもよし、出るもよし出ざるもよし
眼を開け、耳を開かなければ、何事も行はれぬ
河井継之助
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