命の長短は身の強弱によらず、慎と不慎とによれり
貝原益軒
天下のこと万変といえども、吾がこれに応ずるゆえんは、喜怒哀楽の四者を出でず
王陽明
此れ聖人の学、至易至簡にして、知り易く従ひ易く、学びて修め易くして才を成し易き所以の者は、正に大端は惟だ心の體の同然に復るに在りて、而して知識技能はあずかり論ずる所に非ざるを以てなり
知の痛切にして誠実なるところが行であり、行の明確にして精密なるところが知にほかにならず
それ学問は心の汚れを清 め、身の行いを良くするを以て本実とす
中江藤樹
刀の精神は抜くべくして抜くべからざるに在り、もし一旦、これを抜けば、その目的を達せずして空しく再び鞘に納むるを得ず
川路利良
先人の跡を師 とせず、先人の心を師とすべし自ら信ずる所篤ければ、成果自ら到る
志賀潔
百術は一誠に如かず
小沢一郎
奉公至誠の念に全て寸時もこれを離るべからず
岩崎弥太郎
妊娠中に母を苦しめ、生れて後は三年父母の懐を免れず、その洪恩は如何と言えり
福沢諭吉
慈悲より出づる智勇は本ものなり、慈悲の為めに罰し、慈悲の為め働く故に、強く正しきこと限りなし
山本常朝
盛衰を以て、人の善悪は沙汰されぬ事なり
毎朝、毎夕、改めては死ぬ死ぬと、常往死身に成っているときは、武道に自由を得、一生落度なく、家職を仕果すべきなり
万民の上に位する者、己れを慎み、品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を戒(いまし)め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し
西郷隆盛
およそ思慮は平生、黙座静思の際においてすべし
事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる
義を見てせざるは、勇無きなり
孔子
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克つ者もまた然り
デモクリトス
学 ゆるむべからず、一日をゆるめば、まさに大機を失せん
吉田松陰
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