集中が必要なのは、仕事の本質と人間の本質による。いくつかの理由はすでに明らかである。貢献を行うための時間よりも、行わなければならない貢献の方が多いからである
ピータードラッカー
いかなる場合でも何か食うだけの仕事はかならず授かるものである。その授かった仕事が何であろうと常にそれに満足して一生懸命にやるなら衣食は足りるのだ。ところが多くの人はこんな仕事ではだめだとかあんな仕事がほしいとかいっているからいよいよ困るような破目に落ちてゆくのである
高橋是清
その職務は運命によって授かったものと観念し精神をこめ誠心誠意をもってその職務に向かって奮戦激闘しなければならぬ。いやいやながら従事するようでは到底成功するものではない。その職務と同化し一生 懸命に真剣になって奮闘努力するので(することで)はじめてそこに輝ける成功を望み得るのである
暮らしの中に、ある程度の快適さは必要です。しかし、一定レベルを超えると、それは役立つどころか心の足かせとなります。あれもこれもと際限なく欲しいものが増え、その欲求を満たさずにはいられなくなる。快適さとは、心にとって惑わしであり落とし穴なのです
ガンジー
人はなぜ心に恐れを抱くのか。それは、自分の魂の力を、真理の力を信じていないから。しかし、信じる心は理性の力で得られるものではない。それは、自分自身のため ではなく、他人のために働き続けることで、ゆっくりと自分のものになる
人のやり方を真似して、失敗するのは当たり前である。大事なことは、失敗を通じて、自分自身を発見し、自分の魂の形を、ビジネスモデルに反映させることである
神田昌典
計画とは「将来への意思」である。将来への意思は、現在から飛躍し、無理があり、実現不可能に見えるものでなくてはならない。現在の延長線上であり、合理的であり、実現可能な計画はむしろ「予定」と呼ぶべきであろう
土光敏夫
人と機械の原価計算をして、どちらが安くつくかという考え方では、これからは通らなくなる。人間には人間らしい仕事をしてもらうという立場から、取り組むべきだろう。そうでなければ人々は喜んで企業にとどまってくれなくなる
物事を成就させる力は何か、その力の中にはむろん能力があろう。だが能力は必要な条件であっても十分な条件ではない。十分な条件とは、その能力に、機動力、粘着力、浸透力、持続力などを与える力である。そのような諸力を私は執念と呼びたい
単にある職業に就き、反復的な仕事をしているだけでは経験にはならない。経験とは何か新しいことを発見し、学び、能力の成長と蓄積をもたらすプロセスである。経験を意識的に探し求めなければならない。手を伸ばして掴み取らなくてはならない
ハロルド・ジェニーン
通常、ある人の机の上がどんなふうかということから、その人の傾向について多くのことがわかる。私の経験から言って、机の上に何も出ていない、きれいな机の主は、ビジネスの現実から隔離されて、それを誰かに代わって運営してもらっている。トップマネジメントどころか、ミドルマネジメントでも、要求される仕事の量と水準を保ちながら、机の上を綺麗にしておくなど実際不可能である
私の意思決定にはデータ重視のものと、直感重視のものがある。ただ、感情で決めることはない。最も単純なやり方が最も優れている場合が多い
マイケル・デル
優れたアイデアをすべて自分で着想することなど誰にもできない。大切なのは、学習するスピードであり、優れたアイデアを実行する能力である。約束は控えめに、実行はたっぷり
日本の判断では、売上高の大きいのが偉いが、アメリカでは利益の大きいのが尊重される。いくら仕事の間口を広げ、それによって売上を伸ばしても、利益が増えなければ経営者の評価は上がらない。一株あたり利益(EPS)が最大の注目点だ
盛田昭夫
朝6時に起き、夜中の2時まで働くこと。これを最初に描いた図面が形になるまでやり続けるのだ。すぐにはうまくいかなくても、睡眠時間を減らし、起きている時間は精魂こめて働くようにする。このルールを守れば、発明家として成功できるだろうし、もっと言えば、どんな分野においても成功できる
エジソン
人に何かを意見することはいいことだ。ただ、意見したいのであれば、その事柄を裏の裏まで詳しく理解しなければならない。僕は仕事というものを芸人しかやったことがない。なので、芸人以外の全ての仕事を尊敬する!!意見を言えるほど、芸人以外の大変さがわからないので
ノンスタ(井上裕介)
情報には鮮度がある。すべての人が良いという意見は信用できない。情報は自分の目と耳で集めろ。机の上でいくら思案しても、優れた発想は生まれない
安藤百福
大事なことを任された者は、才能を頼みとするようでは駄目である。知識を頼みとするようでも駄目である。必ず志を立てて、やる気を出し努力することによって上手くいくのである