いま、文学の世界で、ともかく民主主義をみがいてゆこうじゃないか、ヒロシマの記憶を語り続けようじゃないかという代表は、井上ひさしだと思いますね。あの人がいるということは、こころ強い
大江健三郎
音楽のためだけに音楽を書いていると、音楽という様式の中での洗練へと向かわざるをえない、それはひとつの完成に向かうこと、生命が死んでゆくことですよね。面白くも何ともないのね
坂本龍一
もちろん大きな出版社を知らないわけではありません。でも、私もイギリスで小さな出版社から本を出して、それがこんなに成功したという経験が頭にあったし、代理人からこんなに情熱的に、私の本を出版したがっているところはない、と聞いて、情熱に勝るものはない、と判断したのです
jkローリング
ぼくは今、自分が詩とか文学、あるいは絵や彫刻など、ある意味で自分だけの孤独な作業で自分を表現しているのならば信じられると思うんです。でも現実に、今皆さんの前で踊ったり、芝居をしたりしているなんて信じられない。実感がない。こんなことを言うと、信じてくれないかもしれないけれど、本当なんです
坂東玉三郎
別れるというものがどんなに大切なものであるか。人間というのは、「別れということほど悲しいことはない」というけれども、別れがなければ人生は深まらない、と思っています
石川洋
勝ちたきゃ好きだけじゃ不十分。好きに使命や意義が加わらないと、もう一歩先にはいけないと僕は信じてる
本田圭佑
笑いっていろいろ種類があるけど、僕の笑いは意外性の笑いだから、どんな頭のいい人でも笑わすことができたというのは、その人が予想もつかないことをいえたっていう、なんか優越感みたいなものを覚える。僕にとってその瞬間が、この仕事の醍醐味(だいごみ)だ
ダウンタウン
「赦す」。自分が人生の呪縛から解き放たれるには、相手を赦すしかないんじゃないかなあと、しみじみと思う。赦すと決めたら、色々なことから自由になれる
小池一夫
僕はむしろ文学というものを、他のものでは代替不可能な、とくべつなメディア・ツールとして、積極的に使って攻めていきたいというふうに考えるんです。だって文学っていうのは最古のメディアのひとつですからね
村上春樹
絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さを、持っていなければだめなんですよ
中村天風
私が私がという。世の中が「私が」を主張するようになってきたという事は、そういう事をしないと自分がいることが確かめられないという心もとなさなのかなと思う
樹木希林
結局はさ、あんな刹那的なことを言いながらも、きっと、ちゃんとした人間に見られたいとか、社会と順応して生きていたいとか、もっと言ってしまえば、報われたいみたいな所懐があったんだと思うのよ。好き勝手やってるくせに、ホント高慢ちきな輩だよ
マツコ・デラックス
自分で自分を決めつけないことです。とくに若いうちから、「自分はこういう人間だ」などと決めつけるのは何とももったいないことです。人はどんどん変わっていける
阿川佐和子
こんなに儚い人生の中で自分たちが振り返って笑える時。それは昔を懐かしんで ”ああ、あの頃に戻りたい” とかじゃなく、この素敵な仲間に出会えたこと、この時間を共有できたこと、絶対忘れないだろうなって思うんだよ
GACKT
僕は、日本の戦争犯罪を認め、それから、原爆そのもの の犯罪性を、人類に対する犯罪性というものも主張するということをやってきて、もう三十五年も世界で話をしてきたけれど、それで自分が軽蔑されたとは思わない。自分が誇りを持っていないとも思いません
閲覧履歴
なし