親切さと心とはまた別のものだ。親切さというのは独立した機能だ。もっと正確に言えば表層的な習慣であって、心とは違う。心というのはもっと深く、もっと強いものだ。そしてもっと矛盾したものだ
村上春樹
何事も失敗する確率の方が高いんだから。それでも、いいことが起きたときの喜びは、苦しいときの悲しみに勝るもの。総じて人生は成功も失敗も五分なんだ。そこで、あきらめる人とあきらめない人の差が出る。僕はあきらめないよ。またゴールを取って勝ちたいね
三浦知良
今の社会は、人生とは何かとか、人間の生きる意味は何かみたいなことを言い過ぎる。若い人には、それが強迫観念になっている。何かとそういうことを言う大人が悪いんだ。自分たちだって、生きることと死ぬことの意味なんか絶対にわかってないくせに
ビートたけし
人はなぜ心に恐れを抱くのか。それは、自分の魂の力を、真理の力を信じていないから。しかし、信じる心は理性の力で得られるものではない。それは、自分自身のためではなく、他人のために働き続けることで、ゆっくりと自分のものになる
ガンジー
主観と客観を入り乱れさせることを対話っていうんです。完全に主観だけの対話は対話じゃない。だって一方通行になるから。なにも共有するものがなくなってしまうでしょ
石黒浩
僕はまず『そもそも論』を考えるべきだと思う。どんな仕事のときでも「そもそもこの仕事はなんのためにするのか」を考えろということだ。いつもそう考える癖をつけておけば、それが仕事のアイデアに繋がっ ていく。改善のための仮設も自然にわいてくるはずだ
三木谷浩史
ビジネスのアイデアが生まれるのは、外部の人とコミュニケーションをしているときだけです。一人で考えていても、アイデアなんて生まれてきません。自分とは職業も年齢も経歴もまったく異なる人と会話をするなかで、自分の価値観とのギャップが生まれる。そこにアイデアのヒントが隠されているのです
家入一真
人間は理論的に判断するから、理屈が通れば、購入する。そう営業マンは信じている。しかし、残念ながら、人間は理屈では買わない。感情で買う。そして、そのあとに理 屈で正当化する
神田昌典
人間関係、たとえば使う立場と使われる立場のむずかしさは、生半可の組織論なんかで解決できるものではない。そこにはナマの人間が介在するからである。このむずかしさを切り抜けてこれた先人たちが信望してきた行動の規範はなにか。私はそれを「使われる立場にいるときには使う立場を察し、使う立場にいるときには使われる立場を思いやる」ということではなかったかと思う
土光敏夫
やりがい、働きがいは、やってみてはじめて出てくる。やりもしない、働きもしないで、どうしてそのような喜びが得られるだろうか。 生きがいにしてもそうだ。精一杯生きる努力をして、はじめて生きる喜びを知るのだ
一番素晴らしい人間というものは、父のような冷静さと母のような愛を持たなければならぬ。このふたつが混然として集まってできたものが完全な子供だと思う。キリスト主義だけでもいかん、科学だけでもいかん、愛情だけでも駄目だ。このふたつを持つ人間に私はなりたい
小川栄一
そう、アタシはよく判らない規格外の人だ。けれども、紛れもないゲイの女装癖だ。笑われてなんぼなことも、治外法権であることもよく解っている。それを最大限利用し糧を 得るしか生きる道はないことも。アタシはまた、覚悟を決めてなかったんだよ
マツコ・デラックス
(宗教とは何ですか?)我々は無限の社会で苦しいと言っている。自由にならないとか苦しいというところに何か限られたものを感じておって、限られたものを感じるということが正しい無限を感じることに決まっておるんですね。そうでなければ無限、有限というものが苦しいと感じることもなけりゃ不満足だと考える理屈はないんですね。有限というものの中におって、そういう感情を起こすのは、すなわち裏に無限があるからだと。その無限に対する関心が欠けておると、その関心を持つのが宗教だと
鈴木大拙
情報には鮮度がある。すべての人が良いという意見は信用できない。情報は自分の目と耳で集めろ。机の上でいくら思案しても、優れた発想は生まれない
安藤百福
自分の思考は正しい。それとちがう人は間違っている。だから正してやる。という行動パターンの人達が、他人の夢や思考をつぶす
植松努
閲覧履歴
なし