我が国では官権官学の力が極めて強大で、官私の区別が甚だしい
秋山好古
一時の感情に制せられず、冷ややかな頭をもって国家の利害を考え、群議を排して自分の信ずるところを行うというには、必ず胸中に余裕がなくてはできないものだ
勝海舟
人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれなく候
上杉鷹山
世界規模で社会主義が勝利する時、民族の言語は必然的に共通言語に統一されねばならぬ
スターリン
凡(およそ)世の中に、我が児の事を饒舌(しゃべ)る奴を聞くほど、退屈なものはない
泉鏡花
国民がどんなに道理に悖ることをしても、道理をもって説得し、懇切丁寧でなければならない
川路利良
非常識な振る舞いをし、外国の諸候に無礼なことをしていると、我が身を滅ぼすことになる
韓非子
軍を出すのに将軍の権力がはなはだ重く、辺境の地の守備長官の地位がはなはだ高く、彼らが専制して命令を思い通りに下し、許可を得ず直接事を為すことができるようでは、亡びる
為政者たる者は人民を幸福にすることを以て、政治の目的とすべきであるのに、人民の用を奪い、人民の利を廃して戦争を起こす者が多い
墨子
民は努力する人間が栄えるべきで、同じ人間がいつまでも賤しい地位にあるのは良くない
世人より投機者流と見られ、世間の信用を失うようにならぬとも限らぬ。すなわ ち一時は利益を得ても、永い年月の中には、大いに損をすることになるべし
渋沢栄一
我も富み、人も富み、しかして国家の進歩発達をたすくる富にして、はじめて真正の富と言い得る
これを止めるとか中止するとかいふには十分に事の軽重を計り、国の経済の上から考へて決せねばならぬ
高橋是清
もとより財政上緊縮を要するといふ事はあるが、その場合には、なるべく政府の新たなる支出を出来るだけ控目にする事が主眼で無くてはならぬ
緊縮といふ問題を論ずるに当つては、先づ国の経済と個人経済との区別を明かにせねばならぬ
会社の利益はまったく社長の一身に帰し、会社の損失もまた社長の一身に帰すべし
岩崎弥太郎
結婚は人生の重大事なれば、配偶の選択は最も慎重ならざるべからず
福沢諭吉
始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
西郷隆盛
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克つ者もまた然り
デモクリトス
学問ばかりやっているのは、腐れ儒者であり、もしくは専門馬鹿、または役立たずの物知りに過ぎず、おのれを天下に役立てようとする者は、よろしく風の荒い世間に出て、なまの現実を見なければならない
吉田松陰
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