秋山好古の名言集
人間は一生働くものだ、死ぬまで働け
秋山好古
オレはもう老齢だ。世間に用事のない体だ
喧嘩というものはするものではない
オレが今日の地位を得るまでの艱難辛苦は一通りや二通りじゃないのじゃ
我が国では官権官学の力が極めて強大で、官私の区別が甚だしい
オレと乃木大将はどこか似ている※乃木大将…乃木希典
騎兵は馬と一緒に死ぬのじゃ
おい、あれを見い! 敵のやつ、いつのまにか知らぬ間に来て、自分で勝手に死んでいるぞ!
(副官の中屋に)おまえはオレと一番親しかったから、オレの長所も短所もよく知ってるだろうが、短所の真似はいかんよ
弟、真之には、兄として誇るべきものは何もありません。しかしただ一つ、私から皆様に申し上げておきたいのは、真之はたとえ秒分の片時も「お国のため」という観念を捨てなかった
私は元来微禄の者であったが幸いにして今日の地位に進んだのじゃ。先祖の残した墓を修繕しないという事は、ちょっと悪いようにも考えられるが、しかし私は将来子孫がこの墓を見た時に奮発心を起こすじゃろうと思うて、わざと何も手をつけぬのじゃ
何でも良いから働け。仕事は見つけさえすれば何でもある
向いていなければさっさと辞める。人間は自分の器量がともかく発揮できる場所を選ばねばならない
質問の本質も聞かずに弁じたてるというのは、政治家か学者のくせだ
如何にすれば勝つかということを考えてゆく。その一点だけを考えるのが俺の人生だ。それ以外のことは余事であり、余事というものを考えたりやったりすれば、思慮がその分だけ曇り、乱れる
身辺は単純明快でいい
己の意見もない者が、他人の意見を読むと害になるばかりだ
男子は生涯、一事をなせば足る
男にとって必要なのは、若いころに何をしようかということであり、老いては何をしたかということである
人は生計の道を講ずることに、まず思案すべきである。一家を養い得てはじめて、一郷と国家のために尽くす
芝居では美しい顔をしているのが善人で、悪人は悪人らしく作っているからよく分かるが、世の中はそうでないから困ることがあるよ
少年時代からいい習慣を作らなくちゃいかんよ。机の上の品物はちゃんと整頓して置くものじゃ
日本人は少し地位を得て退職すれば遊んで恩給で食うことを考える。それはいかん