詰将棋も好きなものですから、終盤の入り口あたりから詰む形をイメージして、イメージを具体化するために局面を作っていく傾向はあります。それが、他の棋士より詰め形を考えることが早かったのかなという想いはあります
谷川浩司
作家の書いたドラマは『正しく表現』されません。四季の俳優教育や稽古の演出作業は、これを厳しく矯正しますが、徹底するのはなかなか大変です
浅利慶太
定跡というのは、ある程度まで手順を進め、これにて下手よし、としてあるんだが、本当の勝負はそこから先なんですよ。上手もそれなりの用意があるから、一筋縄でいけるもんじゃない。定跡通りにくる人のほうが、上手はやりやすい意味があるんです
升田幸三
やっぱり狙いをつけた一心さ、ですね。そういうときは、かりに失敗しても、非常にいい経験というか、つぎの知恵になります
だいたい出版社の人は次の作品がほしいから、甘い蜜のような言葉ばかりを注入してくださる。ほめることがないと、句読点の打ち方がうまい(笑)とおっしゃる方もいる。「お前の作品はだめだ」ということをそういう表現で現すわけです
開高健
いまにして思うと、盗んで学んだものは忘れることがないんですが、一方的に先輩から教わったものはすぐ忘れます。心のどこかに、忘れたらまた聞けばいい、そんな気持ちが働くんでしょうね
青木功
ずっと攻め続けることをしたってクソ面白くないし。こう駆け引きがあって、ピンチがあって、そこからの逆転があるのが面白さ、醍醐味だと思うんです
棚橋弘至
ギリギリの状態に何度も追い込まれた人でないと、直感力は働かない。最近の若い人には優秀な人材がたくさんいますが、ギリギリまで追い詰められたという経験がないから、直感力がないんじゃないかと思います
安藤忠雄
とにかく人のことが気になって気になってしょうがない、これが物事にとらわれている心です。そういう心を無くさない限り、心は安らかになりません
瀬戸内寂聴
例えば僕の活動がメディアにたくさん取り上げられれば、やってみたいという人が増えて車いすテニスを盛り上げることができますし、選手も活動に集中できる環境が整うことにつながっていくと思うんです。その分、ぼくは成績を出し続けていかないといけないし、勝利を重ねることが使命だと意識しています
国枝慎吾
気づいたことを書きとめると、自分が今何をすべきかが見えてきて、自分自身と対話しながら練習することができます。それ に試合前に読み返すと、自分なりに成長していることが実感できるんですよ
私にとっては、頭がよくなり、 悟りがひらける上に、何をしてもうまく行く、魔法のような話があります。それは何かというと、「一〇〇%自分の責任」という話です。そうすると、人の脳は、勝手に自分が改良すべきところを探すんです
斎藤一人
私にとっては、頭がよくなり、悟りがひらける上に、何をしてもうまく行く、魔法のような話があります。それは何かというと、「一〇〇%自分の責任」という話です。そうすると、人の脳は、勝手に自分が改良すべきところを探すんです