日常に飲み込まれて、どれが傷なのかわからなくなっちゃうんだ。でもそれはそこにある。傷というのはそういうものなんだ。これといって取り出して見せることのできるものじゃないし、見せることのできるものは、そんなの大した傷じゃない
村上春樹
僕は皮膚の病気を持ってる。それが皮膚の色素を破壊するんだ。これは僕には止めることの出来ないものだよ。ねえ、でもみんなが勝手に話を作り上げて僕が僕自身でありたくないなんて言うのは、傷つくね
マイケルジャクソン
僕は同じスタイルをずっと演奏し続けていたとしても、その瞬間に爆発していればかっこいいと思うんだ。爆発ってその瞬間にしか存在しないわけだからさ。ちょっと目を離してたら火の粉が落ちてる瞬間しか見えない場合もあるからライブっていうのはまさに爆発する瞬間だから、そっちをやっぱり見に来てほしい
甲本ヒロト
僕は意外な贈り物が嫌いなんだ。君に言わなかったのは悪いと思うけどびっくりするような贈り物は大嫌いでプレゼントには見向きもしない。欲しければ自分で買うさ。だから持っていないということは欲しくないということなんだ。定義の上ではね 。君が僕にプレゼントをするということは欲しくないものをもらうことになるんだ。だから返したってかまわないよね?
リチャード・バック
杉村先生ぐらいになっちゃうと、ある意味の女形と同じだと思うの。ただ、過去に生の女の人だったということ(笑)。ごめんなさい(笑)。先生みたいに、そういうのを一回越えちゃっているというのを(笑)舞台で観てすばらしいと思うんですよ
坂東玉三郎
金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。誰だって、金は欲しいに決まっている。だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこ までも下品になるというのが俺の母親の考えだった。貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない
ビートたけし
生きていることを楽しもう。そうすりゃ、治る病なら、黙っていてもすぐ治る。治らない病は、どう思ったって治らないんだから、そのときはしょうがねえじゃないか
中村天風
人間って、やっぱり媚びている自分にちょっと愛想を尽かすような経験がないと、やっぱりダメなんですよ。それは、自分で記憶がありますね。人は一人で生きているわけではない。会社や上司、社会や会社、そういうものに、いつの間にか媚びてる自分がいて、「あ、嫌だな」という気持ちがあって。じゃあ、これを乗り越えるにはどうするか、と誰でも考えると思うんです
出井伸之
職人の世界は特にやる気が重要だね。うちは仕事を教えるなんてことはしないんだ。俺が親父の下についた時も、親父が直接、技術を教えてくれるなんてことは、これっぱっかりもなかった。何やってんだコノヤロウ!ってゲンコツで殴られ、ダメ出しされながら、見よう見まねで覚え、自分で工夫しながら、技術を磨いてきたんだよ
岡野雅行
悩むってことは、解決する材料がそろわないから、同じところをぐるぐる廻ってるだけの状態なんだ。つまりこういうことなんだ。ジグソーパズルがあるでしょう? ピースがいっぱい抜けている状態の絵を見て、この絵はいったい何だろう?って考えてるのと同じなんだよ
GACKT
相手がものすごく運転がヘタで、追突することもあるよね? それで文句言われたりして。でも入れたのは自分。それはしょうがないんだよ。良かれと思ってやったことが理解されなくても、それが自分の生き方を追求したうえで起こったことなら、受け入れなきゃいけない。それがイヤならやらなきゃいいんだ
(宗教とは何ですか?)我々は無限の社会で苦しいと言っている。自由にならないとか苦しいというところに何か限られたものを感じておって、限られたものを感じるということが正しい無限を感じることに決まっておるんですね。そうでなければ無限、有限というものが苦しいと感じることもなけりゃ不満足だと考える理屈はないんですね。有限というものの中におって、そういう感情を起こすのは、すなわち裏に無限があるからだと。その無限に対する関心が欠けておると、その関心を持つのが宗教だと
鈴木大拙
自分で経験すればなんでも面白い。みんな早く手応えがほしい、早くいい結果がほしいってなってるよね。ズルしてでも早くほしいみたいな。そういうのは面白くなくて、なかなかいい手応えや結果にたどり着けない自分を面白がれっての
所ジョージ
人間は平等じゃない。美人に生まれる人も、そうじゃない人もいる。気に入ったものをひいきしてしまうのは、しょうがない。でも、「あいつばっかりかわいがられて、おれには冷たい」と思っちゃいけない。それはあんたがいけないの。冷たくされるのは、あんたがかわいくないからなんだよ
斎藤一人
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