所謂社会的なテーマやなんかっていうのは、一応措いちゃうんですけれども、お話を面白く伝えるっていうことが、今の映画には殊に足りないと思うんですよ。だから、ずっとそれを心がけて来たんですよ
瀬川昌治
どうしてみんなタブロイドなんかを買うんだろう? 本当の話じゃないんだよ。ある人から聞いた話なんだけど、ねえ、一対一で話したんじゃない限り、どんな話であろうとその人のことを聞きづてで判断してはいけないってね、決めつけちゃいけないんだ、本当じゃないんだから
マイケルジャクソン
(張り込みをしていると)われわれがこんな辛い思いをしているのはすべてアイツのせいなんだと、なんの根拠もなく、対象の人物を生理的に憎むようになってくるんですよ。その現象を仲間内で「フライデー・シンドローム」と呼んでいました
宮嶋茂樹
仕事が苦役だなんて考えたことは一度もありません。むしろどんなに苦労をしたって、それが世の中で話題になって、いろんな人が笑顔になっていくのをこの目でみられるのですから、こんなに恵まれた仕事はないと思っています
岩田聡
皆さんがおっしゃるほど、自分の舞台上の姿が自覚の中にないんです。ですから、聞かれるたびに答えていても、それは意識的に作った答え、演じていく過程、役を教わった過程での方法論の言葉が自分の中にあって、その言葉で答えていくだけなんです
坂東玉三郎
「うちでもこんなことがあった」とかですね。そういう問題を(渡鬼の)ここの家族たちがひとつの解決を出すと言うことで、身近に感じてくださっているんじゃないでしょうか
橋田壽賀子
人情喜劇では、ドラマそのものは普通のドラマとは変わらないんですけれども、それを味付けするのはスラップスティックというか。それは普通の役者にはできないですよね。新劇だとか舞台を志向している人にはとてもできない
笑いっていろいろ種類があるけど、僕の笑いは意外性の笑いだから、どんな頭のいい人でも笑わすことができたというのは、その人が予想もつかないことをいえたっていう、なんか優越感みたいなものを覚える。僕にとってその瞬間が、この仕事の醍醐味(だいごみ)だ
ダウンタウン
映画館に行って、会社や学校みたいだったら皆嫌ですよ。そういうことから、いい意味で解放されたいわけじゃないですか。だから、皆映画館に行くわけですよね。それがひどくなるとよくないと思うけど、その“いい程度”をどうやって作っていくか、それが今後の映画館のテーマじゃないかって気がします
鈴木敏夫
遠隔操作型ロボットはタブー、というか、そんなことやってもしょうがないという雰囲気でしたが、私は無理なことをいつまでもやっててもしょうがないし何か間違っているのかもしれないとも思いました。問題を解けないままに置いといて、次にできることをやるしかないんです
石黒浩
絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さを、持っていなければだめなんですよ
中村天風
先人のやり方をすべて間違いだと頭から否定するのは逆に危険です。多くの人が長年そうしてきているということは、何か理由があるからかもしれません。ですから、「なぜそれを続けるのか」をまずよく考える必要があります。その結果、本来の目的が忘れられた、ただなんとなく続けられていることであったり、いまの時代に会っていないやり方だった場合は、目的を達成するもっと効果的なやり方を新しく発想し、具体化していけばいいのです
清宮克幸
いくら値段が高くたって値段を超える付加価値があれば、それが適正価格ってもんなんだ。ノウハウってやつは値段がつけられない。いままで誰もやったことがないことをやるためのノウハウだから、まだやってもいないうちから、どれくらい価値があるかなんて判断しようがないだろ?最初はえらく高いことをいうなってびっくりするんだろうけど、終わってみたら、岡野さんと知り合ってホントによかっ たって言ってくれる人ばっかりだね
岡野雅行
言葉が通じなくて、お互いなかなか理解し合えないけど、だからこそわかり合えたときの感動はひとしおだと思うんです。そこがうまく表現できていたと感じました
西田敏行
いつでも僕は自分の言葉で話すようにしている。語彙が多いほうではないかもしれないけれど、ありきたりで、上っ面だけの言葉では人には伝わらないし、相手に失礼だと思う
内田篤人
閲覧履歴
なし