家庭の幸福などというものは、その家庭では芳香だが、外へ洩れると悪臭になる
田辺聖子
物欲とか物に対する執着心がないから贅沢品と言われるようなものにお金を注 ぎ込むことはほとんどない
志村けん
どうやら美というものも、幸福や発明と同様、計画的に追求されない時の方が獲得しやすいようである
サマセット・モーム
色気とは仕草や形ではなく、精神的に相手を包んであげる上品な優しさのこと
美輪明宏
神社仏閣にあるご神木や花々には特別なパワーがある
李家幽竹
家庭、団欒、そういうものを相手にしていては、男子はほろびる
司馬遼太郎
かっこいい言い方をすれば、心の中に花を咲かせる
和田博幸(樹木医)
誠実に取り組んでいると、時に気まぐれな幸運の女神がプレゼントをくれる
林修
怒りは酸のようなもので、注ぐものにも増して、その器に大きな害を与える
ガンジー
暗い気持ちでいれば、不幸や不運が集まってくる
瀬戸内寂聴
(辞表を出してきた数名の社員に対して言った言葉)糞尿のような仕事と言うが、己は汚なくなって人を綺麗にすることで、これくらい高尚な尊い仕事はない
堤康次郎
人は後ろから声をかけられると、相手に親しみを憶えるものらしい
永野重雄
隠された依存の欲求がなくなれば、離れられない人といると愉快だし、気が楽な人といれば、気は軽いし、嫌いな人は嫌いだし、好きな人は好きである
加藤諦三
愛しあう前と後では、火の消えたランプと火のともったランプほどの違いがある
ゴッホ
好きなように好きなことをするのは養生術に適ってくる
河合隼雄
男の匂いが近くにするというのは、わりに女を弾ませるもの
美人も見慣れると、そこに顔があるというだけになってしまう
人生そのものは無味乾燥であるが、味わう人の舌によって違う味が生まれる
男の自尊心というのは風船玉のようなもの
食物は不幸な人がつくると、どこかに激越な、投げやりなものがあらわれて、細やかな味わいにならない
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