自分の心を責め候ては、一つも立つ所なく
河井継之助
思いおく言の葉なくて、ついに行く、道は迷はじなるにまかせて
黒田官兵衛
一時の感情に制せられず、冷ややかな頭をもって国家の利害を考え、群議を排して自分の信ずるところを行うというには、必ず胸中に余裕がなくてはできないものだ
勝海舟
成すなかれ、天意に違うことを
あれのこれのと心配ばかりしていては、自然と気が餓え神(心)が疲れて、とても電光石火に起こりきたる事物の応接はできない
凡(およそ)世の中に、我が児の事を饒舌(しゃべ)る奴を聞くほど、退屈なものはない
泉鏡花
置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない
渡辺和子
事実に際して動揺し、自分の名声にばかりとらわれることがあってはならない
川路利良
人の本性として、その死力を尽くして自分の欲望を果たそうとしない者はいない
韓非子
何も為すことなく、思慮することなく、虚心でいることを貴ぶのは、その意思が他に支配されなくなるからである
恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸の砦を出ていくものでありますまい
夏目漱石
決して焦って約束をしてはならない
ガンジー
少し理屈などを合点したる者は、やがて高慢して、一ふり者と云はれては悦び、我今の世間に合はぬ生れつきなどと云ひて、我が上あらじと思ふは、天罰あるべきなり
山本常朝
始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
西郷隆盛
自分を嫌っている人から好かれるのは至難の業
ひろゆき
下らぬ連中が非難しても、優れた人は意に介さない
デモクリトス
他人が何と言おうと、死を求めることなく、死から逃げることなく、牢に入っては牢で出来ることをし、牢を出てはそこで出来ることをするだけだ
吉田松陰
人間たる者、自分への約束をやぶる者がもっともくだらぬ
法律をやぶったことについてのつぐないは、死罪になるにせよ、罪に服することによってできるが、もし人間道徳の根本義をやぶれば、誰に向かってつぐないえるか、つぐないようがないではありませぬか
死ぬ気になって致せば、生きることも出来、もし死にたくない、危ない目に遭ひたくないといふ心があらうなら、それこそ生きることも出来ず
閲覧履歴
なし