「負けました」といって頭を下げるのが、正しい投了の仕方。つらい瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいいかげんにしている人は上にいけません
谷川浩司
お笑いみたいなものでも、常識を知らないと本当のツボというものがわからない。常識は基本線で、お笑いはその常識という基本線をひっくり返すところで、コントとして成り立っている。だから、笑えるワケよ。お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対に出来ない
志村けん
クリエイターは発想が極端過ぎ。切腹してみようなどと普通は考えられないですよ。ヒットラーしかり。発想が極端過ぎないクリエイターもまたクリエイターとしていかがなものかということがあります
岩井俊二
定跡というものを、私は頭から否定しておった。定跡は序盤における模範的な指し方であり、これにしたがっとれば間違いはない。だが、そこには将棋を指すことの感激もなく、進歩もありゃせん。大切なのは創造です。人真似を脱し、新しいものをつくり出すところに進歩が生まれる
升田幸三
むずかしかったのは凄みを出すというところです。「凄み」と「がんばる」というのは違う。「ふけてはいけない」というのと「軽くなる」のは違う。「病気のけだるさ」と「恨みの辛さ」も違う。結局、ぼくはまだ若いですから声を安易に使うと軽くなる。それがむずかしいのです
坂東玉三郎
人間が投げてるんだ。悪い時だってあるよ。1試合や2試合でバタバタしなさんな。これまであいつにどれだけチームが助けられてきたことか。それを考えないといけないだろ
落合博満
人間は臆病な動物です。頭では耐え抜いてやらなければとわかっていても、負けると思うと動けない。どれだけ言葉を尽くして論理を説いても、リーダー自身がリスクを取って行動しなければ、部下は動きません。感情を奮い立たせる姿勢を見せなくてはいけないのです
新浪剛史
頭を悪くしてはいけません。根気ずくでおいでなさい。世の中は根気の前に頭を下げる事を知っていますか。花火の前には一瞬の記憶しか与えてくれません。うんうん死ぬまで押すのです。それだけです
夏目漱石
自分と違う考えや生きざまの人たちを、批判したり否定したりする人が多いようです。しかし、それでは世の中はうまく治まりませんし、上手に社会生活は営めません。争いになり非効率になります。今日からは、まず相手の立場に立って相手を認め、それからよい方法を考えようではありませんか
船井幸雄
私はフェイスブックをしています。(自分の私的な写真など)個人的な情報も載せるのだから、実は始める前は怖かった。でも、今は楽しい。毎日友人と連絡はとれないけれど、お互いにやっていることが分かる。私の場合、ファンに楽しんでもらうこと、むしろそっちを意識しているかな
シャラポワ
組織を固定化したり、壁を作ったりするのが大企業病の典型。そうなると、上の人が現場に降りていかないため、意思疎通が図れないという問題も出てきます。あくまでも現場は宝なんです。だからわが社の場合、極端な話、店長の方が社長よりも偉くないといけない。店長を最終目標に位置づけ、店長という職に誇りを持ってもらいたいんです
柳井正
(日米の違いについて述べた言葉)日本では、一番大事なことを教えていないと思います。向こうではまず、どうやって自立して、金もうけするかを考える。金がないと生活できないでしょう。でも日本では、教育現場に金の話しを持ってくるのは絶対にダメ。つまり一番大事なことを教えていない
中村修二
型ができてない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。どうだ、わかるか? 難しすぎるか。結論を云えば型をつくるには稽古しかないんだ
立川談志
よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿という
人間は平等じゃない。美人に生まれる人も、そうじゃない人もいる。気に入ったものをひいきしてしまうのは、しょうがない。でも、「あいつばっかりかわいがられて、おれには冷たい」と思っちゃいけない。それはあんたがいけないの。冷たくされるのは、あんたがかわいくないからなんだよ
斎藤一人
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