現在の米国は、ものづくりのほとんどをアジアに委託している。「アジアの中で日本はものづくりが最もうまい」と米国人は思っています。だから、米国人はものづくりに関しては、日本とコンビを組んでやりたいんです。日本人は、一番真面目ですから
中村修二
なぜ我々はゲームをつくるのか。関西風に言えば、一人でも多くの人にウケたいからです。人が喜んでくれるのがたまらなくうれしい。それが生きがいです
岩田聡
不景気の一番の利点は、社員が成長できることです。経済が上向きのときは、人間は成長しません。でも不況になれば、何とかしようと努力します。むしろ一番困るのは、好景気が長続きすることです。社員が成長しませんから。不況、大いに結構です
似鳥昭雄
既存店を良くするには、地域地域で異なるお客さんの生活に何が必要かを考え、店舗スタイルを変えるしかない。おにぎりが美味しいのはもはやあたりまえ。それだけでわざわざ離れたコンビニにはいかないでしょう。品ぞろえを変えれば受け入れられるというのは、僕に言わせれば驕りです。いまの人は、忙しい中、便利さだけでなくホッとするものを求めている
新浪剛史
若い間は、自分が特別の存在で一番大事だと思って生きてよいと思います。ただ人間は、自分一人で生きているのではありません。他の存在と生活をしています。次第に、実は自分が特別のものではなく他と比べて特別の存在でないことも分かってきます。自他同然ということを忘れないでください
船井幸雄
中国とインドで、世界の人口の過半を占めるアジアになりますから、その時に日本は潰されると言う人がいます。とんでもございませぬ。日本は王道を貫くかぎり、人口が仮に6千万人になっても大丈夫です。 中国、インドという両巨人がぶつかるときこそ、必ずその間にバッファがなければいけないわけですね。日本の存在感が逆に高まり、日本しか出来ない役割は増えていくと、願望ではなく、客観的に見ましょう
青山繁晴
日本にいると危ない。ある一定レベルを超えると、急に結果責任が甘くなりますからこの国は。だから私は、常に現状に満足せず、新しい情報を吸収するように心がけています
安藤忠雄
単純に好きなことを英語でやればいい。ゲームでも、映画でも、音楽でも、漫画でもなんでもいい。楽しければ続けられるから。僕の場合、お笑いが好きだったからお笑いを日本語で見ていただけで日本語を覚えました
厚切りジェイソン
いまは楽しいから仕事をしている 。そういう意味では、私のビジネスのやり方は、クイズに挑戦するのとあまり変わらないかもしれない。だからといって、遊び半分のいい加減な気持ちでビジネスをやっているわけじゃない。でも、創造的なやり方で立ち向かえば、人生はずっと楽しくなる
ビルゲイツ
これまで日本国内で成功していた企業であればあるほど、自社の決まったやり方や固定観念にとらわれる傾向があります。日本という国からは出たけれど、自分の殻からは結局抜け出せていない。成功体験を持つ企業は、往々にしてそういう性質を持っています。その意味で、私は日本の中小企業に期待してます。国内では成功したとはいえなくても、海外市場に打って出て成功をつかみたいという強い意志を持つ会社です
ジャック・マー
(日米の違いについて述べた言葉)日本では、一番大事なことを教えていないと思います。向こうではまず、どうやって自立して、金もうけするかを考える。金がないと生活できないでしょう。でも日本では、教育現場に金の話しを持ってくるのは絶対にダメ。つまり一番大事なことを教えていない
たとえばロケットが好きな子どもがロケットで遊んでいたら、日本のお母さんはきっと怒りますね。勉強しなさいって言って。でもそれがアメリカなら、好きなロケットにとことん打ち込めるシステムになっているんですね。それが将来の優れた宇宙技術者を育てることにもつながるんです
日本の企業は、国内市場のことだけ見てやってきて、グローバル化に遅れてますからね。韓国のサムスンなんかが世界的になってきて、太陽電池も液晶テレビもバッテリーも競争が激しくなってきてる。世界観をもって仕事とか研究をしないと駄目ですよ
いま高齢世代は比較的元気です。それは政治を動かすのも、経済的利益を享受するのも高齢世代だからです。一方で、若年世代の元気が失われているように感じます。それは日本の将来への道筋が示されていないからでしょう
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