日本の企業は、国内市場のことだけ見てやってきて、グローバル化に遅れてますからね。韓国のサムスンなんかが世界的になってきて、太陽電池も液晶テレビもバッテリーも競争が激しくなってきてる。世界観をもって仕事とか研究をしないと駄目ですよ
中村修二
我々は世界一を目標にしていますが、社員にも何かで一番になれと言っています。エリアで一番、日本で一番、世界で一番。少しずつ一番を増やしていけば、世界一だって達成できるはずです。我々はまず国内をしっかり押さえ、その次に欧米、アジアへと展開していきたいと考えています
似鳥昭雄
私たちの哲学は非常に明確で、長期的な視点に立っています。長年にわたって継続的にコスト構造を改革してきました。コスト構造の改革で、節約した お金を、商品を低価格にするということで顧客に還元してきました。こうしたことは、短期的には一部の投資家の不興を買うかもしれませんが、顧客にとって正 しいことなのです。長期的に見れば、顧客の利益と株主の利益は必ず一致するはずなのですから
ジェフ・ベゾス
中国とインドで、世界の人口の過半を占めるアジアになりますから、その時に日本は潰されると言う人がいます。とんでもございませぬ。日本は王道を貫くかぎり、人口が仮に6千万人になっても大丈夫です。中国、インドという両巨人がぶつかるときこそ、必ずその間にバッファがなければいけないわけですね。日本の存在感が逆に高まり、日本しか出来ない役割は増えていくと、願望ではなく、客観的に見ましょう
青山繁晴
言葉が現実をつくっていく、最強のテクノロジーになるとさえ考えています。スマートフォンをはじめとする携帯端末が全世界に普及して、人々が「個」でつながりました。いままでとはまったく違った時代になるでしょうね。このように、新しいものをつくり出していく時代においては、実は言葉がとても重要な役割を果たすようになります
神田昌典
パタゴニアやアヴェダを指示している買い手は、商品を支持しているだけではなく、「本気で地球環境を守ろうとしている」という企業の姿勢を支持しています。言い換えれば、企業が打ち出した強力な物語に共感しています。そのため、メイン商品の購入だけでなく、環境関連商品の購入や、企業が開催した環境をテーマとしたセミナーやツアーへの傘下にも積極的です
これまで日本国内で成功していた企業であればあるほど、自社の決まったやり方や固定観念にとらわれる傾向があります。日本という国からは出たけれど、自分の殻からは結局抜け出せていない。成功体験を持つ企業は、往々にしてそういう性質を持っています。その意味で、私は日本の中小企業に期待してます。国内では成功したとはいえなくても、海外市場に打って出て成功をつかみたいという強い意志を持つ会社です
ジャック・マー
近年、ビジネスエグゼクティブの間に、仕事をないがしろにする傾向がますます強くなってきた。それらはエゴの発散競争と化している。法外な量の時間を外部での活動に注ぎ込んでいる。彼らがとるべき一番の責任は自分の報酬を支払っている会社に対するものだという現実が見えなくなっている
ハロルド・ジェニーン
こうした片田舎を選んだのは質素な職工を養成して着実に仕事ができるようにして、安くてよい車を作りたいからであります。一生懸命働けば われわれも生活の安定ができましょう。こうした田園工場で愉快に働いて、その製品がお国のためになれば、われわわは満足であります。そうした考えからわれわれは田舎に引っ込んで孜々として働くつもりであります。たとえ田舎の地であっても、わが国の自動車界のトップを切ってゆくだけの斬新な工場を建設したいと思います
豊田喜一郎
中国全体が巨大な供給過剰地域になっており、これからはまさに「所有」から「利用」の時代ですね。 ソニーとしてもしっかり考え ていかなければいけない課題です
出井伸之
日本のアナログ時代に成長したメーカーは規模が大きすぎて、今のインターネット時代に合っていません。多くの企業は今の半分程度の従業員でやっていけると思います。必要な業務はアウトソーシングすればいいんです。そうした企業の体制も、今後は思い切ってスリム化していくべきです
ブランドビジネスというのは、確実にボーダレスの時代に突入しているのを感じます。誰がどこでつくって、誰に売るのかという「意思」が力を発揮する時代になってきています。意思に歴史は必要ありません
寺田和正
僕の仕事は、いろいろな方と交流を深めて、そこからビジネスが発展するケースが多いんです。海外セレブのプロモーション・モデルへの起用も、様々なお付き合いを通じて実現したことです。それに夜、プライベートでいろいろな方とお話しすることで、知恵や情報が自分の引き出しとして増えていくというメリットもあります。その意味でも、仕事が終わってからの時間は大切ですね
現在の米国は、ものづくりのほとんどをアジアに委託している。「アジアの中で日本はものづくりが最もうまい」と米国人は思っています。だから、米 国人はものづくりに関しては、日本とコンビを組んでやりたいんです。日本人は、一番真面目ですから
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