人の善意を信じるほど美しいこと、心の和むことがあろうか
田辺聖子
天下に害を与えて、自分一人の名誉を求め、自分一人の勝利を得て、これを楽しむとは、何という道に悖った（もと）行為であろうか
墨子
美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねる人に、神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれるのではないでしょうか
稲盛和夫
身体がどんなに弱っていようとも、精神で打ち克ってみせよう
ベートーベン
女の幸福は一人でも多くの人間が自分を理解してくれたと思うこと
瀬戸内寂聴（夫婦）
騙される能力が残されているということは、何かの恩寵ではないでしょうか
瀬戸内寂聴（恋愛）
恋とは安らぐよりも、悩みたがる気分のことではないでしょうか
生きるということは、その存在が誰かの役に立っていることではないだろうか
瀬戸内寂聴（人生）
恐れを抱いた心では、何と小さいことしかできないことでしょう
ナイチンゲール
欲望を無くそうとする欲こそ、もっとも大きい欲だということに何故気づかんのか
中村天風
欲望を無くそうと する欲こそ、もっとも大きい欲だということに何故気づかんのか
いつ来るか分からない死の影に怯えきって暮らすより、取り返しのつかない愛する人との死別にいつまでも悲しみ嘆くより、たった今、自分の生きている今日、この時を精一杯生きるしかないのではないでしょうか
瀬戸内寂聴
自分の死ぬ日が分からないというのが、仏の罰か、慈悲か、不問のところが、やはり仏の慈悲なのであろうか
生きることにどんな意味があるのか、そんな事は大自然に任せたらいい
笑福亭松之助
男がありとあらゆる理屈を並べても、女の一滴の涙にはかなわない
ヴォルテール
人が高い処といふならば、己は一番、低い所を取って見せようか
河井継之助
好きなものがある、美しいものがあるということは何と人間にとって快い贅沢だろう
自分は不機嫌だと誇示する人は、人もそうだと思わないのだろうか
どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう
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