志を立て、その目的を達成する手段の中で最も近道だと思うのは、聖人の書物や種々の歴史本の中で、自分が特に刺激を受けた部分を別紙に書き抜いて壁に貼っておくか、扇などに書いておき、日夜朝夕それを眺め、常に反省しつつ及ばない点について勉め、進歩を楽しむのがよい
橋本左内
他人を論難しようと思ったときには、それこそ一つの大きな私的感情だとみなして克服してこそはじめてよいのだ
王陽明
聖人を信じて教えに 素直に従うのもいいことだが、本来持っている善心に従うほうがよい
自分の幸福を他人に分け与えるという、すばらしい手段を身につけていない人は、幸福を長続きさせる本当の道を、まだ知らない人である
ナポレオン・ヒル
人間の精根には限りがあるから、あまり多く読書や学問に力を用いると、いきおい実務の方にはうとくなるはずだ
勝海舟
あまり人の通らない道を選ばなければ、新しい会社を設立したり、新しい製品を開発したり、長期的な事業を進めたり、周りの人を励ましてその能力を引き出し、より高い目標を達成することなどできるはずがない
ハワードシュルツ
満足するための秘訣は、自分の手元にあるものをどうやって楽しめばよいか知っていること、そして、自分の手の届かないものに対する、ありとあらゆる欲望を捨て去ることである
林語堂
大きな功を挙げたいと願っても、願うばかりえ努力を怠っていては功を挙げることなど期待できないように、国を治めようと思っても、願うばかりで古い習慣を改めることを憚っていては、人民の乱れを治めることは到底期待できない
韓非子
誰から見ても、どこから眺めても、立派だと言えるような高邁な志、目的意識がなければ、自分の持てる力のすべてを出し切ることも、周囲の人々から協力を得ることも、成功を続けることもできないのである
稲盛和夫
物事をあるがままに見て、さらに自己犠牲を払ってでも成し遂げようという心構えができていれば、結局は克服できない問題などないのです
独創的– 何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にも触れていたが逃されていたものを新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である
ニーチェ
勇気と決断と行動力さえ持ち合わせておれば、あとのことは天に任せれば良い
司馬遼太郎
例えその事業が微々たるものであろうと自分の利益は少額であろうと、国家必要の事業を合理的に経営すれば、心は常に楽しんで仕事にあたることができる
渋沢栄一
急いで生きて大切なものを見落とすより、ゆっくりと眺めながら歩く方がいい
三浦雄一郎
過去の過ちを悔しく思い、あれこれと取り繕おうと心配するのは、たとえば茶碗を割ってそのかけらを集めてみるのと同様何の役にも立たぬことである
西郷隆盛
時の経つのも忘れて、ある一つのことに熱中できる人は、必ずや何かを成し遂げるだろう
エジソン
自分がやりたいこと、自分が目指すものがあれば、たとえそれが将来的にあまり光が当たりそうではなくとも、思い切って進むべきだ
中村修二
自分自身であることの権利を信じつつ、敢えて目標を定め意図を明確にするならば、人生を 心配事で曇らせることはない
加藤諦三
志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない、世俗の意見に惑わされてもいけない
吉田松陰
一度志を立てた以上は、何よりもまず目的を定め、少しの時間も無駄にせず、確実な道を歩んで、その目的を達成するように努力するのがよい
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