木に耳を傾ける事を知るものは真理を知る。木は教養も処分も説かない。木は個々のことにとらわれず、生の根本法則を説く
ヘルマン・ヘッセ
聖人の良知は、雲一つない青空の太陽と同様に全くさえぎられていない。賢人の良知は、片雲のうかぶ空の太陽同様に一部分がさえぎられている。愚人の良知は、黒雲のたれこめる空の太陽同様にすっかりさえぎられている。このように良知の発現に明暗の違いがあるといっても、ちゃんと黒白を見分けるという点は同じである。真っ暗な夜でも物事に黒白を見分けるのは、それこそ太陽の余光がつきていないからである。苦心して学ぶという努力をするとは、この一点の明るさを基点にしてとくと考察していくことなのである
王陽明
苦しみが性格を高潔にするというのは嘘だ。幸福は場合によってそうだが、苦しみはたいていは人間を弱くし、執念深くする
サマセット・モーム
名言というのは聞いた人達が頷くから名言なのでしょう。と言うことは聞く人たちが既にその答えを心の何処かに持っていないと頷けない。つまり答えはみんな知っていると言うことではないでしょうか?
紀里谷和明
物事を完成させるという尊い考え方と共に、手をつけずに放っておくという尊い考え方もある。人生の知恵の本質は不必要なものを取り除くことにあるのだ
林語堂
家が貧しくても体が不自由でも決して失望してはならない。人の一生の幸せも災いも、自分から作るもの。周りの人間も、周りの状況も、自分が作り出した影と知るべきである
野口英世
家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである
生きるも死ぬも物の一表現に過ぎぬ。いちいちかかずらわって おれるものか。人間、事を成すか成さぬかだけを考えておればよい
坂本龍馬
模倣も極致に到着すると真実と同様になる。この真理に則って、善いという事は極力、模倣に専念すべきである
中村天風
「知識は力なり」というふるい諺があるが、これはときとして人に知識を独占する気持ちにさせる。知識を独占することで自分が欠かせない存在になると信じるからである。力は知識を隠しておくことからではなく、分かち合うことから生まれる。会社の価値観や報奨のシステムもこの考えを反映すべきである
ビルゲイツ
人は神ではない。誤りをするというところに人間味がある
山本五十六
読書のコツは拾い読みにある。従って、賢明になるコツは何を捨てるかを知る術にある
ウィリアムジェームズ
死を恐れるのは、やりたい仕事を持たないからだ。やりがいのある、興味ある仕事に没頭し続ければ死など考えているヒマがない。死が追ってくるより先へ先へと仕事を続ければよいのである
鈴木大拙
私は調査機関などあてにはしない。“答えは、直接、消費者から頂戴する”。自分で見、聞き、実感するのが変わらぬ私の主義である
安藤百福
賞誉されて忠孝に励む人は珍しくない。責罰されてもなお忠孝を尽す人物こそ真の忠臣孝子である。武士たるものが覚悟すべきこと、実にこの一点にある
吉田松陰
今は叩かれる時期なんだと思って、それにめげない。そして自分はそういうことをしないで淡々と生きていれば、必ず人徳がついてくる。そうすれば、その人徳が人の心に染みわたるようになって、人が集まるようになるんだよ
斎藤一人
人生の明暗を分かつものは、運不運ではなく、心の持ちようだ。苦しいときにこそ、明るい希望を失ってはならない。また、成功したときこそ、感謝の心、謙虚な心を忘れてはならない
稲盛和夫
はかなさがなければ、美しいものはない。美と死、歓喜と無常とは、互いに求め合い、制約し合っている
殿様でもご家老でも馬鹿では仕方がない。百姓でも町人でも堅固とした賢いものなら何でも取り上げなければならぬ。一體(いったい)人間は目さえ見れば利口と馬鹿とがわかるものだ
河井継之助
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