心を平らにし気を和にす。これ身を養い、徳を養うの工夫
貝原益軒
すべて国を治めていくには、普通の人と同じ心がけでは駄目である。まず、政道に私なく、その上、わが身の行儀作法を乱さず、万民の手本とならねばならない
黒田官兵衛
人心の理といふものは、古今同じだからナ。たゞその趣が違つて見えるだけだもの
勝海舟
人はみな、さまざまに長ずるところ、信ずるところを行えばよいのさ。社会は大きいからあらゆるものを包容して毫(ごう)も不都合はない
それ学問は心の汚れを清め、身の行いを良くするを以て本実とす
中江藤樹
天地の間に、己一人生きてあると思ふべし。天を師とし、神明を友とすれば外人に頼る心なし
物を贈るには、薄くして誠あるを要す。物厚くして誠なきは、人に接する道にあらず
上杉鷹山
然らば、どうすれば富貴を得、貧賤を避けることができるか。もし尚賢が行われているならば、それは賢者となることによって、達せられるはずである
墨子
大将の要害は徳にあり。徳あるところ、天下これに帰す
大谷吉継
最も重んずべきは信である。信を守らねばたちまち失敗す
渋沢栄一
事を成し、物に接するには、必ず「満身の精神」をもってせよ。ささいな事であっても、いい加減に扱ってはならない
以上八策は、方今天下の形勢を察し、之を宇内(うだい)万国に徴するに、之を捨てて他に済時の急務あるべし。苟(いやしく)も此数策を断行せば、皇運を挽回し、国勢を拡張し、万国と並立するも亦敢て難(かた)しとせず。伏(ふし)て願(ねがは)くは公明正大の道理に基(もとづ)き、一大英断 を以て天下と更始一新せん
坂本龍馬
一度、学問に入らば、大いに学問すべし。農たらば大農となれ、商たらば大商となれ
福沢諭吉
たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい
中村天風
己を尽くして人を咎めず。我が誠の足らざるを常にたずぬるべし。我を愛する心を以って人を愛せ。自己を許すが如く人を許せ。人を責めるが如く自己を責めよ
西郷隆盛
道は天地自然の未知なる故、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修する克己をもって終始せよ。己に勝つ極功は「意なし、必なし、固なし、我なし」と云えり
貧すれば鈍するの轍を踏まぬように。うまくいかないときこそ涼しい顔をして戦略を練るべし
安藤百福
徳ある人を見たらその人に並ぶことをめざせ。徳なき人を見たら我が身を振り返り自省せよ
孔子
もし名誉や地位を得たならば天下国家を良い方向へ導くのがよい。もし困窮したら、自分の身を正すのがよい。自分の身を正しくしたあとに天下国家を良い方向へ導くのがよい
吉田松陰
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