海外に行く度に、将棋人口の厚みが増していることを感じています。昨年、天童で行われた国際将棋トーナメントで、ベラルーシの方が2位に入りました。ヨーロッパやアメリカの方が強いという印象があったので、意外に思えました。世界の将棋の層が厚くなって来ている証拠ですし、世界大会の結果などを見ると、参加者全体が大変に強くなって来ています
谷川浩司
我々は世界一を目標にしていますが、社員にも何かで一番になれと言っています。エリアで一番、日本で一番、世界で一番。少しずつ一番を増やしていけば、世界一だって達成できるはずです。我々はまず 国内をしっかり押さえ、その次に欧米、アジアへと展開していきたいと考えています
似鳥昭雄
日本人の住生活が豊かになるなら、たとえイケアに負けても構いません。日本の消費者を豊かにすること。これが、我々の会社が存在する目的です。目的が達成するなら、うちがつぶれてもいいと思っています
日本代表になると、コーチ、トレーナー、栄養士さんなど様々なスタッフがサポートしてくれます。そして、オリンピックで優勝するには、そうした第三者の指示にしたがっていればいいんだと錯覚するようになりました。しかし、試合場では、 国民からの期待だけでなく、対戦相手の威圧感、観客の視線などすべてがプレッシャーとなり、どう対応すればいいのか分らなくなるんです
古賀稔彦
僕は偉そうにしたりとかできない。キャプテンってすごく苦手なんです。ただ、(試合に)出られない選手への気配りはしています
堀江翔太
自分の娘よりも若い藍ちゃんと一緒にプレーするんだもの、 こんなに楽しいことはないよ。ゴルフは年齢問わず一緒に戦えるゲームなんだと改めて思った。来年から藍ちゃんは、米女子ツアーで戦うわけだけど、これからがほんとうの意味で自分のゴルフを磨いていく時期になる。まあ、23歳ぐらいまでにそれが作り出せれば最高じゃないかな
青木功
サッカーは恐らく、球技の中で一番ミスがたくさん出るスポーツ。思い通りにいくことのほうが少ない。だからミスが出た時に、みんなでカバーし合って取り返そうと伝えています
森保一
私の父親は、あと数カ月で100歳になりますが、今年白寿でモンブランでの スキー滑走をやってのけた。98歳から99歳の二年間で本も三冊書いています。その姿を間近に見ていたら、自分もまだまだと思わずにはいられません。エベレスト登頂を前にして、私の体力が、30代後半の水準まで戻ったのは、父親に負けてはいられないという思いが、それだけ強かったからかもしれません
三浦雄一郎
これまで日本国内で成功していた企業であればあるほど、自社の決まったやり方や固定観念にとらわれる傾向があります。日本という国からは出たけれど、自分の殻からは結局抜け出せていない。成功体験を持つ企業は、往々にしてそういう性質を持っています。その意味で、私は日本の中小企業に期待してます。国内では成功したとはいえなくても、海外市場に打って出て成功をつかみたいという強い意志を持つ会社です
ジャック・マー
日本の選手はみな頭がよく、ラグビーを熟知しているし、自分たちの役割をよく理解しています。しかしタフな相手にプレッシャーをかけられると弱い。我々にとってはそれが最大の挑戦(2018年インタビュー)
ジェイミージョセフ
社会のニーズがあるからこそ会社も成長できる。社会からあなたの会社は必要ですよと言われない限りは成長どころか存在すらできません。ですからその国に進出しようと思ったら、その国の社会の一員として社会貢献活動も同時にやる必要があると思っています
柳井正
例えば僕の活動がメディアにたくさん取り上げられれば、やってみたいという人が増えて車いすテニスを盛り上げることができますし、選手も活動に集中できる環境が整うことにつながっていくと思うんです。その分、ぼくは成績を出し続けていかないといけないし、勝利を重ねることが使命だと意識しています
国枝慎吾
米国には定年はないですからね。だから、「行けるまで」やります。研究は、今はもう学生や会社の若い人に任せています。私の役割は方向性を決めることです
中村修二
やはり将棋の楽しさというのは、人と人との交流にあるのです。しかも、将棋は言葉が通じなくとも交流ができるわけですね。将棋連盟としても、昨年の国際フェスティバルのようなものを開いて、将棋の楽しさ、交流する楽しさをそれぞれの国に持ち帰ってもらうことを願っています。ISPSとしても、人的な関係を多く作っていただいて、将棋の楽しさを、一人でも多くの方に伝えていただければと思います
七年前、河合隼雄先生と対談をする機会に恵まれました。その席上、棋士というのは、三つの顔が必要だと感じる、と話したことがあります。一つは研究者、一つは芸術家。もう一つは勝負師だと。大変に共感してくださいまして、心強く思っています
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