プロ棋士になる人の将棋の基礎って、10代でだいたい決まるんですよ。10代の頃に学んだこと、教わったこと、あるいは自分が10代だった頃のトップ棋士がタイトル戦でどんな将棋を指していたか。それによって、その人の将棋観というのかな、基礎的な考え方みたいな部分がかなり固まるんですね
谷川浩司
どういう型があり、先輩の役者の方々がどういう演技方法を残されたか、ということを考える。これはどの俳優さんでもなさっていると思います。そして、その読み方によって解釈が違い、選ぶ型が違ってくるんですね
坂東玉三郎
サッカーは、選手がサインプレーで動くわけではありません。チームとしての戦術はせいぜい3~4割程度。残りの6~7割は、選手自身の状況判断、発想、選手同士のコンビネーションといった部分です
佐々木則夫
親孝行をする子が増えましたね。10年前の印象と違います。ひと頃、親子の関係が悪かったと思うのですが、今はいいですね
橋田壽賀子
いいんだよ1000回記念なんて。652回と1000回とでどう違う。1000回がどうあろうかとか他人が決める問題じゃなくて、自分の心が決める
タモリ
物のビジョンというものは、苦しくとも10年、15年の先を見て、それに突進しなければならないのです。そしてその先を実らせることによって、後からついて来る人に楽しみを与えることができるのです。楽しみを受けた人はただ自分は楽しみを受けたというのでなくて、さらに後から来る人のために10年、 15年先のことを考えて、いろんな事をしておかねばならないのです
小川栄一
10の実力を持っていたとしたら20の目標を設定し、少しでも向上することが大切です。自分の中に限界をつくらず、常に上を目指さないといけません。これでいいと思った瞬間に、そこで成長は止まります
藤森義明
研究はいうなればギャンブル、宝くじと一緒ですよ。大抵は当たらないですよ!ギャンブルですから。でも、当たる確率が非常に低いようなことにチャレンジすれば、当たれば大きいんです
中村修二
年代によって、将棋を知るにしたがって好きなところは変わりますね。小さい頃は勝つことが一番楽しかった。でも今は将棋の奥深さが、すぐには答えの出せない懐の深さが好きです
将棋の棋士って,あんまり相手の顔を見ないってことになってるんですよ。昔は,よく羽生さんが相手を睨むって言われたりもしたんですが,多分,本人は睨んでいるつもりはないと思います(笑)。将棋盤を見ていると,どうしても厳しい目をしてしまいますから,その同じ目で,少し顔を上げて相手を見たときに,何か睨んでるような感じになるってだけの話で
例えば将棋の初手って30通りあるんですけど、人間は当然、30通りすべてを精査するわけではありません。プロでも、せいぜい3通りくらいしか読まないんじゃないでしょうか
例えば,今日は羽生さんが相手だとして,駒を並べたばかりのまっさら状態では,居飛車な将棋を指したいし,振り飛車な将棋も指したい,色々な将棋を指したいとか思っているんです。けれども,それが一手指すごとに1つずつ選択肢が無くなって,最終的に1つの局面に落ち着いていく。その一手一手を決断していく,判断だったり,いろいろな可能性を考えていく過程は,やっぱり将棋の醍醐味なのかなって思います
情報には鮮度がある。すべての人が良いという意見は信用できない。情報は自分の目と耳で集めろ。机の上でいくら思案しても、優れた発想は生まれない
安藤百福
もともと黒沢は「平成の宮本武蔵」というテーマで始めたんです。どうしようもない男がケンカで勝っていって、名声が上がっていくっていう黒沢…『新黒沢 最強伝説』
福本伸行
「ひきこもった経験があるから今がある」という人もいますが、自分に関しては、ひきこもった期間は完全に無駄だったと思っています。絶対に外へ出て遊んだほうがよかったし、友達と思い出を作ったほうが充実するんですから。ひきこもりを美談として肯定するのは、あまり好きではありません
山田ルイ53世
閲覧履歴
なし