物理の説明って、あとからついてくるものなんですよ。最初に発見やモノ作りがあって、あとで適当に屁理屈をつけて理論をつける。それがほとんどです。理論が最初にあって、何かモノができるっていうのは、ゼロじゃないですけど稀です。大体は発見が先で理論付けはあとですね
中村修二
自分の能力の100%を狙っても、ときには失敗して落ち込む。次は90%を狙ってそれも失敗すると、さらに目標が小さくなる。だからといって200%を狙うと、失敗ばかりです。そこで110とか120%を狙うんです。すると、たまにはできるんですね。それを繰り返して、少しずつ伸ばすことを積み重ねると、いつの間にか120%が当たり前になると思うんで す
田中耕一
なんといっても己を知ること。いまの自分には何が足りないのか、どこが弱いのか。こうしたことを正しく認識することが極めて重要です。それには、自分の課題について感じたり、考えたりする癖をつけて、感知するセンスを日々磨くしかありません。そうして自分の課題がわかったら、次にそれを補い、克服するための方法論を必死に考えるのです
野村克也
僕らの人生にはもう後戻りができないというポイントがある。それからケースとしてはずっと少ないけれど、もうこれから先には進めないというポイントがある。そういうポイントが来たら、良いことであれ悪いことであれ、僕らはただ黙ってそれを受け入れるしかない。僕らはそんなふうに生きているんだ
村上春樹
私はフェイスブックをしています。(自分の私的な写真など)個人的な情報も載せるのだから、実は始める前は怖かった。でも、今は楽しい。毎日友人と連絡はとれないけれど、お互いにやっていることが分かる。私の場合、ファンに楽しんでもらうこと、むしろそっちを意識しているかな
シャラポワ
(『佐々木組』について)いい1年でしたね(笑)。佐々木隆道だけでなく、みんながよかった。本当に素晴らしい学生たちでした。ワセダの選手の何がいいかって、それはやっぱり意思の疎通なんですよね。こういうプレーをしようと、1つの号令に従ってみんなが対応できる。だからワセダはブレない。この年もまったくブレることがなかった。内橋が2年やってくれたことも大きかったけれど
清宮克幸
特許なんて個人で取ったって何の意味もないんだよ。大企業にしてやられるのがオチだね。特許を取った技術は、大企業にとっても垂涎もんだ。欲しければ、しかるべき手続きをして買い取ればいいわけだけど、大企業ってのはプライドだけは超一流だ。ちゃっかり特許技術を真似て商品を作っちまうんだ。特許を持ってる方は当然訴える。裁判にはなるよ。だけど決着するまでには何年もかかるし、終わるころには技術は古びちまってもはや用済みになってる。勝ったってわずかばかりの賠償金で終わりってことになる
岡野雅行
商売とは成功したと思った時点で、ダメになります。成功はマンネリ、保守化、形式化、慢心を生むからです。だから企業の存続発展のためには、小さい失敗をどんどんすべきだと思います。致命的な失敗をする前に、ちいさい失敗を何回もして、それを財産にとらえて次に生かすのです。失敗して、転んで、起き上がる。その繰り返しの中で学んでいかなければいけない。最悪なのは失敗を恐れて立ち止まったり、ためらって何もしないことです
柳井正
理論に自信があれば、2つのものをつなげたら何が起こるか、理論で結果を想定するだけで、何もしなかっただろう。だが幸か不幸か、私は何の学歴もない。だから、何でもやってみなければ分からないではないか。それで私は何でもつなげてみた。そうしたら、信じられない面白いことがいっぱい起きた。それが私の発明の秘訣だ
エジソン
もし自分が正規の教育を受け、一流大学の学士あるいは博士の資格を持っていたならば、きっと理論に自信を持っていたに違いない。理論に自信があれば、2つのものをつなげたら何が起こるか、理論で結果を想定するだけで、何もしなかっただろう。だが幸か不幸か、私は何の学歴もない。だから、何でもやってみなければ分からないではないか。それで私は何でもつなげてみた。そうしたら、信じられない面白いことがいっぱい起きた。それが私の発明の秘訣だ
自分の人生でも二つの分かれ道がいくつもあって、選択を間違えた なっていうときももちろんありますよね。ある程度の年齢になったときに、今度は間違えないようにしようと色々な情報を集めて「こっちだな」と思っても、また間違えるんですよ、人生って。僕もそういう経験をして分かったことは、二つの道があったときにはどっちでもいいからとにかく全力で走る。間違ってたなと思ったら全力で戻る、と。これしかないんですよ
秋元康
普段の生活の中でとても簡単にできる感性の磨き方をご紹介しましょう。それは、新商品が出たときに、それが売れるか売れないか、自分の感性に従って予測を立て、その結果をあとで検証するという方法です。やり方は簡単です。テレビで新商品を見たとき、それが売れるか売れないか、自分なりの仮説を立ててメモしておくのです
寺田和正
これ知らないんだって言われるのに腹が立つんだよね。そう言われないように全部準備する。だから忙しいんですよ。そういうことをやっている間にいろんな目に合うんだけど、それが詩になる。ドラマチックな展開に出会って歌ができるんですよ。何かやらかしてしまうということは興奮するじゃない。興奮するから詩になる。そういうことなんです
所ジョージ
材料ができればいいんですよ。皆さん、難しい化学式がどうのこうのって勉強するでしょうけど、そんなん言語の一つなんですから。難しい化学式を使ってつくる人もおれば、私みたいに何にもなしでつくっちゃう人もいる、それでも結果は一緒なんですよ
勝つチームには「勝ち癖」がついている。試合をやっていれば、苦しい時間、我慢しなければいけない時間というのが必ずある。相手が強くなればなるほど。我慢する時間は増える。そこで、チームとして我慢するぞとなって、その我慢をやり通せるか、やり通せないか
内田篤人
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