心理学者の名言集
子どもに「これ、読め」なんて言うと絶対読まない。だけど「見てはいかん」と言えば、こっそり見に来て「案外おもろいやないか」
河合隼雄
速断せずに期待しながら見ていることによって、今までわからなかった可能性が明らかになる
人間、そう簡単に自分の生き方はこうだと決めつけたり、型にハメたりしないほうが、人生、豊かなものになるのではないでしょうか
現在はあまりにも我々の生活が満たされてきたので、かえって皆、心の中のことに捕まえられる事が多くなってきた
自分はなりたいというより、自分こそ適任だと思うような人は、あまり心理療法家には向かない
朝起きたら、また違う風が吹いているからね
宗教はあくまで個人のものである。あくまで自分との関わりにおいて世界を如何に見るかということ
だいたい子どもというものは“親の目が届かないところ”で育っていくんです
親の命令が画一的で、一から十まできちんと統制がとれている家庭の子は危険です。それに対して多少の悪さやいたずらをしても大目に見てもらえる家庭の子は、あまり心配しなくてもいい
褒めたらつけ上がるなんてことはまずありません。もっと子どもを信用していい。子どもを信用できないのは、つまりは自分を信用していないから
うっかり他人のことを真に理解しようとし出すと、自分の人生観が根っこあたりでぐらついてくる
不安っていうのは他人を巻き込む力が強いんです。だから不安の強い人は、なんとなく嫌われることが多い
人間が死ぬときは頭だけが死ぬのではない。人間が死ぬことは、身体全体が死ぬのである
視野を広げるために一番大事なものは、「道草、ゆとり、遊び」
思い屈するような心萎える時間こそ、心が撓(しな)っている状態で、重い雪をスーッと滑り落としているときなんだから、それを肯定し自分を認める
人間の心が如何にに分からないかを骨身に染みて分かっている者が「心の専門家」である、と私は思っている
逃げるときはもの惜しみしない
自立ということは依存を排除することではなく必要な存在を受けいれ、自分がどれほど依存しているかを自覚し、感謝していることではなかろうか
冗談による笑いは世界を開き、これまでと異なる見方を一瞬に導入するような効果をもつことがある。八方塞がりと思えるとき、笑いが思いがけぬ方向に突破口を開いてくれる
心の中の勝負は51対49のことが多い
学んでいて楽しくないものは、本当の意味で身につかない、というのは私の実感でもありますが、一方で、苦しさを伴わない学びもまた、ニセモノだと思うのです
欠点のある人…誰しも欠点を持っているのだが…と、自分も欠点を持つ人間として関係を維持してゆく努力の中に、愛があるのではないだろうか
自分の根っこをぐらつかせずに他人を理解しようとするのなど、甘過ぎる
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