一忍をもって百勇を支え、一静を以て百動を制す
河井継之助
それ学問は心の汚れを清め、身の行いを良くするを以て本実とす
中江藤樹
刀の精神は抜くべくして抜くべからざるに在り、もし一旦、これを抜けば、その目的を達せずして空しく再び鞘に納むるを得ず
川路利良
先人の跡を師とせず、先人の心を師とすべし自ら信ずる所篤ければ、成果自ら到る
志賀潔
敢然として我等は我等の信ずる道に向かって鋭意驀進すべきである
野村徳七
百術は一誠に如かず
小沢一郎
事業は必成を期し得るものを選び、いったん始めたならば百難にたわまず勇往邁進して、必ずこれを大成しなければならぬ
岩崎弥太郎
奉公至誠の念に全て寸時もこれを離るべからず
慈悲より出づる智勇は本ものなり、慈悲の為めに罰し、慈悲の為め働く故に、強く正しきこと限りなし
山本常朝
徳に勤むる者は、これを求めずして、財自(おのず)から生ず
西郷隆盛
およそ思慮は平生、黙座静思の際においてすべし
事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる
われ人に勝つ道は知らず、われに勝つ道を知りたり
柳生宗矩