書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる
ヘルマン・ヘッセ
いかなる種類や程度のものであっても、困難は君達に何かを与える。君達は、言うなれば、困難さを捜しているのである。困難さが与えてくれるものには、価値があることを知っているからである
リチャード・バック
すべての困難は、あなたへの贈り物を両手に抱えている。人が困難を求めるのは、その贈り物を必要とするからである
君にとって家庭とは何か、と問われたら、自分の根のようなものだ、と、答えるでしょう。自分の根のようなものになっていて、どうやっても根以外のものにはなりえないものだ、というふうに
色川武大
良知は人間だれにでもあるのであって、たとえきみたちがどうしようと、なくすことはできない。盗賊とて、盗みをしてはいけないとはわかっているから、賊徒といわれると、彼も大いに恥じ入るのだ
王陽明
私の場合、最も重要な点はただ日に減らすことを求めるにあり、日に増やすのを求めることにあるのではない。 一分でも人欲が減らせたら、それはその一分だけ天理を回復できたということで、なんと軽快で簡単なことではあるまいか
不幸や不運などには実体がない。それは人の心の中のみに存在する
ナポレオン・ヒル
人はみな、さまざまに長ずるところ、信ずるところを行えばよい。社会は大きいのだから、それでなんの不都合もない
勝海舟
書も同じような側面があり、その書が、どういった時代に、どれだけの人に影響を与えたかが重要となります。つまり書いた人の人間力が問われているということで、逆にいえば、良い書を書くには、結局、人間力が必要です
武田双雲
心に善き思いを持ったとき、それは善き力となって出ていき、良き結果を連れて戻ってくる。一方邪悪な思いを抱けば、それは邪悪な力となって発現し、悪しき結果を引き連れて返ってくるというのです
稲盛和夫
おまえは、もう自分のための人間ではありえない。ただ、他人のための人間でしかありえない
ベートーベン
大なる欲望をもって利殖を図ることに充分でないものは決して進むべきではない。空論に走り、上辺だけを飾る国民は決して真理の発達を為すものではない
渋沢栄一
あなたが科学者の説を認めるならば、あなたは科学に大きな貢献をすることになるだろう。あなたがそれに対して『はい』とか『いいえ』と言うだけでも、将来の進歩を助けることになる。一部の人は自分の考えに固執して口にするのをためらうに違いない
マイケルファラデー
親子だというても、親は親、子は子だ。その子の為に節を屈して子に奉公しなければならぬということはない
福沢諭吉
我々の信念は、常に燃え続ける灯火でなければならない。それは我らに光明を与えるだけでなく、周囲をも照らしてくれる
ガンジー
人の気持ちはそれが言葉になるとただ空しく失われてしまう。どんな気持ちでも行動に、しかも結果を生む行動に移さなければならない
ナイチンゲール
この世のすべてのものは、相対的な存在だ。ゆえに、常識な どという不確かなものを信じてはいけない
三木谷浩史
人間がその知恵を働かせるということは、国家や社会のためである。だがそこには人間としての「道」がなければならない
西郷隆盛
偉大な神が空から舞い降り、すべてを取り除き、みんなをハイな気分にさせてくれると言う奴もいる。でも、どんな人生に価値があるのか分かっているなら、君自身のものをこの世で探すんだ
ボブマーリー
身体が死滅しても、その精神が死んでいないものは、昔の聖人や賢者らであり、これらは永遠に朽ちることのない人である。身体は死滅していないが、精神が死んでいるのは、今のくだらない人間の類であり、生きながら死んでいる人である
吉田松陰
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