命が短ければ天下四海の富を得ても、使う時間が無く、どれほどの財産も意味をなさない
貝原益軒
低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身分の低い時代の難儀や不自由を忘れ、先々困窮することを考えないのである
黒田官兵衛
槍・太刀・弓馬の諸芸を自から行なうのを、身分の低い者の仕事であるとして、自分で一度も行なわなかったならば、家来たちの武芸も進歩することがないだろう
人間の精根には限りがあるから、あまり多く読書や学問に力を用いると、いきおい実務の方にはうとくなるはずだ
勝海 舟
人の本性として、その死力を尽くして自分の欲望を果たそうとしない者はいない
韓非子
大きな功を挙げたいと願っても、願うばかりえ努力を怠っていては功を挙げることなど期待できないように、国を治めようと思っても、願うばかりで古い習慣を改めることを憚っていては、人民の乱れを治めることは到底期待できない
よって、功績が法に適わず、しかも賞が与えられれば、お上が利とするものを下々より得ることもできなくなる
君主が国を統一して民に力を尽くさせても、国を破られその身を殺される、というのはまだ皆、賢君である
不足している者からさらにモノをとり、その分を有り余る者に重ねるようなやり方をすれば国は亡びる
墨子
民は努力する人間が栄えるべきで、同じ人間がいつまでも賤しい地位にあるのは良くない
富を成す根源は何かといえば、仁義道徳、正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ
渋沢栄一
大金持ちになるよりも社会万民の利益をはかるために生きる方が有意義である
例えそ の事業が微々たるものであろうと自分の利益は少額であろうと、国家必要の事業を合理的に経営すれば、心は常に楽しんで仕事にあたることができる
真の富とは道徳に基づくものでなければ決して永くは続かない
本当の富とは、健康のことであり、金や銀のことで はない
ガンジー
他人の定規で自分の価値を計ると必ず足りない
厚切りジェイソン
いくら性能がすぐれた製品であっても、お客様に買ってもらえなくては会社に何の価値ももたらさない
盛田昭夫
人間が臨終に際して、子孫に熱狂的精神を伝えることができれば、無限の価値ある財産を残したことになる
エジソン
志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない、世俗の意見に惑わされてもいけない
吉田松陰
道を志した者が不幸や罪になることを恐れ、将来につけを残すようなことを黙ってただ受け入れるなどは、君子の学問を学ぶ者がすることではない
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