ビジネスの学位は必ずしも必要ではない。私が大学でビジネスを勉強する時間を2年間与えられたとしよう。しかしその2年間で、マイクロソフトで学んだ以上のものを学べるとは思えない。私の本棚に、ビジネス書なんてあったかな。おやおや、ないじゃないか。いままで必要なかったってことだよ
ビルゲイツ
セックス・ピストルズの客が、みんなお揃いのパンク・ファッションで現れることに俺はムカついていた。こっちの真意からはずれてるよ。俺たちがやってることを理解してない。俺たちは"みんな一緒"なんて真っ平御免と思ってたぐらいだぜ。俺たちのポリシーは、みんなで同じ恰好をして、同じ人間になる事じゃない
ジョン・ライドン
いま普通のコンビニに行って面白いですか。ぜんぜん面白くないですよ。だってお客さんが飽きてますから。もう、便利さだけじゃ通用しない。数字がそれを証明しています。既存店の売り上げはもう10年近く伸びていない。結論として、コンビニはいまのままでは絶対に駄目だということです
新浪剛史
既存店を良くするには、地域地域で異なるお客さんの生活に何が必要かを考え、店舗スタイルを変えるしかない。おにぎりが美味しいのはもはやあたりまえ。それだけでわざわざ離れたコンビニにはいかないでしょう。品ぞろえを変えれば受け入れられるというのは、僕に言わせれば驕りです。いまの人は、忙しい中、便利さだけでなくホッとするものを求めている
人間の価値観は二個、いや三個かな。それくらいしかないと、僕は思っています。要するに、面白いか面白くないか。美しいか醜いか。そして最後が、正しいかどうか。僕が映画作る時、大事なことは、面白いかどうかですよね。それと、美しいか醜いか。でも、正しいかどうかって、本当は意味がない
鈴木敏夫
地位を築けば築くほど精神的にきつくなっていくのは事実ですね。退くことは許されませんから。その意味では横綱が一番きつい。上がっていく過程なら、まだそのきつさも耐えられるんです。でも、横綱にはもう上がない。負け越したら引退を決意しなきゃならない。横綱は勝って当たり前という言い方がよくされますね。確かに周りから見れば当たり前のように勝っているかもしれない。でも当人にはそんな余裕はなくて。常に、負けられないという切迫感に追い詰められています
貴乃花
私たちは人生の中で経験したことを、何もかも覚えていられるわけではない。むしろほとんど忘れてしまっていいのである。そうでなければ、後悔や迷いが頭から離れることがないだろう。ある出来事があって、そこから何かを学んだなら、起きたことは忘れてしまおう
ガンジー
いまは少しばかりの失敗をする余裕はあるし、新しいことをどんどん試すことを求められている。将来には様々な可能性が開けていて、株主は売上と利益が成長し続けることを期待している。だから、大きな限界に挑戦しなければならない。我々にはその能力があるし、そうすることを期待されている。それに、我々は大きな挑戦が好きなのだ
私は模範を示さなければならない。エコノミーを利用すれば旅費は少なくて済む。ファーストクラスでも、飛んでいる時間は変わらない。それに、私はエコノミーの席に収まらないような体型じゃない。ものすごく太っていたり、背が高ければまた考えも変わるかもしれないが
私は、経営者には、2つしか仕事がないと思っています。一番大事なのは教育すること。経営者は全員、教育の担当であり、人事の担当でないとダメ。それが一番大事です。もう1つが利益責任。利益がなければ誰も幸福になれません。今日の生活があるのは、利益を上げてうまくビジネスをしているから。そのお陰で今、存在できているわけですから
柳井正
私は、アメリカやヨーロッパで経営者連中を前に講演するとき、よく次のような話をする。 ー あなた方は、不景気になるとすぐレイオフをする。しかし景気がいい時は、あなたがたの判断で、工場や生産を拡大しようと思って人を雇うんでしょう。つまり、儲けようと思って人を雇う。それなのに、景気が悪くなるとお前はクビだという。いったい、経営者にそんな権利があるのだろうか。むしろ、経営者がその責任を負うべきであって、労働者をクビにして損害を回避しようとするのは勝手すぎるように思える
盛田昭夫
社員の採用は、重大な買い物だと私は思っている。仮に、一人のサラリーマンが定年までに3000万円の給料をもらうとしよう。すると、会社にとって一人の社員を採用することは、当然3000万円の買い物をするということになる。高い買い物だ。こちらはちっとやそっとでは首を縦にふれない。だから、売り込むほう、つまり受験者も真剣になってもらわないと勝負にならない。ソニーを選ぶならそれなりの理由を持ってほしい。「景気がよさそうだ」「給料がいい」これではお話にならない
何でもかんでも褒めればいいわけじゃない。よく「小出は選手を褒めて育てる」と言われるけれど、とんでもない。褒めるだけで人間が育つはずがない。人間はどうしても楽なほうに逃げて、苦しいほうに行きたがらないものです。それをどうやって動かすのか。褒める時もあるし、叱る時もある。アドバイスや注意をする時もある。そういうことをうまく組み合わせて指導するんですよ
小出義雄
作品、作家としての全体の能力を今試されてる最中です。これからですよ。まだ60年でへたばりたくないから。これからもうひとつやって、終わりにしたいんです。21世紀も進んでいけば、もっとおもしろいものができるだろうと思いますよ
松本零士
(日米の違いについて述べた言葉)日本では、一番大事なことを教えていないと思います。向こうではまず、どうやって自立して、金もうけするかを考える。金がないと生活できないでしょう。でも日本では、教育現場に金の話しを持ってくるのは絶対にダメ。つまり一番大事なことを教えていない
中村修二
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