栄枯盛衰は、人生の常である。順境はいつまでも続くものではなく、逆境も心の持ちよう一つで、これを転じて順境たらしめることもできる。境遇の順境は、心構え一つでどうにでも変化するものである
高橋是清
衆人とていとけなき子供のときから、この良知を完全なままもっていないものはいない。かげりが多いというだけのことである。そうはいっても本体としての良知だから、もともと簡単に消滅するものではないので、たずねては学び、かげりを克治するというのも、やはりひとえにこの良知を拠りどころにするのである。学ぶ割合が多いので、それで「学んで理解し努力をかさねて実行する」(中庸)というだけのことさ
王陽明
人は皆聖人である。しかし、時間が経つにつれ私欲が生じ、物欲が生まれ、他人と自分とを一体のものだと考えられなくなる。だから本来持っている聖人の心に戻るために、私欲に打ち克たなければならない
自分自身に心の満足があるかどうか。本当の幸せとは、俗的なエゴイズムに左右されるものではなく、心の満足である。心が満たされないものに101%の努力をしても成功はしない
村田諒太
ベンチャー企業の活動を促すには規制緩和が必要になります。規制緩和は新しい雇用を創るためならどんどんしなければならない。それが決まることで「この分野には間違いなく投資が起きる」という確信が生まれます。そうして初めて成熟産業から成長産業へと社会資本が動き、経済のダイナミズムが生まれ、本当の意味で賃金が上がるのではないでしょうか
新浪剛史
なあ、直。忘れるなよ。順境は、いつまでも続くものではない。だがな、逆境というのもまた心の持ちようひとつで、これを転じて、いくらでも順境にすることができる
簡素に暮らし、豊かに思考する。そんな理想の追求を、人はひとたび日々の暮らしの中で欲を膨らませた途端捨て去ってしまう。人の本当の幸せは、満足することにあるのに
ガンジー
重要なのは行為そのものであって、結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、自分の力でどうなるものではなく、生きているうちにわかるとも限らない。だが、正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ
「怒りの沸点の低い人」には係わらないこと。もし、家庭や職場など距離が近い所に怒りの沸点が低い人がいたら、自分を成長させてくれる人ではないと割り切り、心の距離を置くこと。成長には時間がかかり失敗も当然あるが、その度に怒られていたら心が持たない。成長を「待っていてくれる人」が大事
小池一夫
人生を生きるには、修練が必要である。「まずまずの目的、過ち多き行為、ぐらぐらしている意志」のうちに人生をうやむやに過ごしてはならない
ナイチンゲール
リーダーシップは物事を遂行するように人々を駆り立て、答えを出さなくてはならないと感じるがゆえにそれをやり続け、満足できる結果を得るまで止めないように駆り立てる情念の力である。もちろん、努力がいつでも成功するとは限らない。だが、その場合には、早くそれを悟り、その状況から抜け出すことだ。損失を最小限にとどめて、他 のことに向かっていくのだ。マネジャーたる者は、押し流されてはならない
ハロルド・ジェニーン
「変化に対処する」という表現は「変化はたまに生じる厄介ごとで、それを処理したり封じ込めることが可能だ」という含みが感じられる。だが、実際にはそれは正しくない。変化の時代にチャンスを見出すカギは、変化そのものを心から受け入れることなのである
マイケル・デル
勝つためにはどうしなければならないか。それには、敵を知り、己を知ることがまず第一。スポーツと同じで、勝とうと思えば、自分は何ができ、敵はどのくらいの力があるか を知らなければならない。要するに、自分には何ができるか、自分は何をやるのが一番得手なのか、自分のやっていることが上手くいっているかどうか、というように、己を知ることが肝心である
盛田昭夫
どんなアート作品にも決まった見方はありません。何を感じ取り持ち帰るか各人の全くの自由です。日常生活には大小様々な決まりごとが満ちているが、人は自分の頭と心の中に、どこか自由な部分を確保しておいた方がいい。アートに接することで自由な発想を担う脳の部分を鍛えられるような気がします
秋元康
悩みの解決は矛盾を超越するところ に見られる。人間は反省する、分別する、矛盾を見る、悩むとすれば、その矛盾を超越するより外に解決の途はない
鈴木大拙
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