彼のネクタイから靴下まで好き、という気持ちは、欲情の一種である
田辺聖子
内心焦っていたとしても、それを周りに見せない女性はカッコいい
田中みな実
『運がついていない』と言い続けると、その言葉に自分がコントロールされ、不幸を感じて生きることになる
島田紳助
恋人として男と女とが違う点は、女は一日中恋愛をしていられるが、男はときどきしかできないということである
サマセット・モーム
劣等感は傲慢の裏返しと言われたことがあるか、自己嫌悪も同じで、思い上がっている証拠である
渡辺和子
「ありのままの自分」と「ありもしない自分」との間のギャップが大きければ大きいほど、隠すものが多くて疲れは激しい
モノを考えるという知性と能力を持っていることが、心の中により多くの苦しみを生む原因にもなっている
ダライラマ14世
『私』という強い自我をなくさない限りは、 執着や嫌悪の心をなくすことはできない
人生には時に他人の力に頼らなければならない時があるが、それが慢性化するとその人物の実力は凋落の一途を辿る
韓非子
自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である
ニーチェ
愛されたいという要求は、自惚れの最たるものである
妻に優しい夫たちは、本質的に妻を理解しようとしてはおらず、自分の流儀で自分本位に妻を愛しているような気がする
瀬戸内寂聴（夫婦）
年上の女を思い切って恋人や妻にするほどの男は、あらゆる点で女に魅力的な要素を持っているとみなしていい
瀬戸内寂聴（恋愛）
自分の苛立つ感情を吐き出すことと、物事を解決するということは別のこと
加藤諦三
自分に自信がないという人も、心の底の底で自分を嫌いつつ、その感情から眼をそむけている
隠された依存の欲求がなくなれば、離れられない人といると愉快だし、気が楽な人といれば、気は軽いし、嫌いな人は嫌いだし、好きな人は好きである
強迫症状を持っている人は、人間の根底にあるようなことを問題にしているわけで、それを無意識的に防衛しようとして症状を出している
河合隼雄
女は優しい男が好きなくせに、男が優しいと見くびるも のである
現代においては最大の情熱は、「めんどくさい」という感情である
男の自尊心というのは風船玉のようなもの
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