人間というものは、棺桶の中に入れられて、上から蓋をされ、釘を打たれ、土の中へ埋められて、それからの心でなければ何の役にも立たぬ
河井継之助
あれのこれのと心配ばかりしていては、自然と気が餓え神（心）が疲れて、とても電光石火に起こりきたる事物の応接はできない
勝海舟
人の本性として、その死力を尽くして自分の欲望を果たそうとしない者はいない
韓非子
父母は、たとえ戯れであっても、子を欺いてはいけない
人を欺いて言葉巧みに生きる事は、不器用でも誠実に生きる事には敵わない
民は努力する人間が栄えるべきで、同じ人間がいつまでも賤しい地位にあるのは良くない
墨子
誰の命だって「人を傷つけろ」「人を殺せ」と言われてこの世に送り出されてきたのではありません
瀬戸内寂聴（人生）
人が人の世のためを、本位として生きる時、その心の中に、卑しい不平不満の火は燃えない
中村天風
自分の中に炎を持ち、魂を抱えているのに、どうして、閉じ込めておくことが出来ようか
ゴッホ
他人が何と言おうと、死を求めることなく、死から逃げることなく、牢に入っては牢で出来ることをし、牢を出てはそこで出来ることをするだけだ
吉田松陰
人間たる者、自分への約束をやぶる者がもっともくだらぬ
神は人間に耐えきれない苦しみを与えはしないと言うから、九分九厘まで耐えれば、あとの一厘で希望や夢は達成されるように人生は出来ているかもしれない
鈴木健二
男がありとあらゆる理屈を並べても、女の一滴の涙にはかなわない
ヴォルテール
死ぬ気になって致せば、生きることも出来、もし死にたくない、危ない目に遭ひたくないといふ心があらうなら、それこそ生きることも出来ず
武士の体面などはおのれの心のうちのものだから、武士らしく大度な気持ちで許してやれ
人間と云ふものは、棺桶の中へ入れられて、上から蓋をされ、釘を打たれ、土の中へ埋められて、それからの心でなければ、何の役にも立たぬ
眼を開け、耳を開かなければ、何事も行はれぬ
人間はどんなに偉くとも、人情に通ぜず、血と涙が無くては駄目だ
男と女の仲というものは、一寸先は闇である
田辺聖子
どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう
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