野球選手の名言集
リーダーは人をリードできるだけの人物に早くならなくてはいけないと思う
川上哲治
チームの目標にどうやっていくかと考える選手たちをうまく育てていくことですね。だからものの考え方の基本というものが相当大きな問題になってくるような気がします
チームのためにやることが俺のプラスになるというようなことをかぶらせながら率いていくリーダーでなければ、なかなか選手をうまく働かすことができないという時代になっていくんじゃないでしょうか。根底はデータ、セオリー だと思いますけどね
考えてどうこうしようというんじゃなしに、自然のうちに相手の立場に立ってプレイをするというようなことを、私生活の中から入れ込んでおけば強いですよ。これは人生を渡るうえに非常に大きいんです
個人の技術の鍛練と、チームワークで技術をつなぎ合わせることです
勝とうとする目的のためにはどうやるかということでチームプレイが出てくるわけです
私は打撃の方ばかりやっとったように言われておりますけど、割と緻密な野球をやっていたんです
大事な時だけ打つなということがありますけど、他はほとんど選手に任せてありますよ
ピッチャーは萎縮すればするほど、ストライクというのはなかなか出にくい
フォームの乱れ、たとえばパットの振り方が少しアッパーになっていたら1時間、1時間半なり、続けて打たせて、球をとらえる時にダウンプローで打てるように、体に思い出させるという特訓というのをやります
足腰が弱ってきたら、せっかく今だと思って振ったのでも一瞬遅れヒットにならない。そこで最初にやることは、一番の基本である足腰、体のパネを研ぎ澄ませということ
スランプになったら基本に帰れとやる。基本に帰れということは走り込めということ
パッティングだと当たるまで球を見て打つというのが基本のひとつでしょ。ところがちゃんとわかってて、応用になると打ちたい一心で、打つところを見てないですよ。常にこういう基本というのをプレイと合わせながら教え込んでいかなけりゃ、基本は守られていかないもんです
基本を選手に教え込んでいくというのは、監督、コーチの指導の重要な部分です
私は2300何本のヒットを打ちました。この1本1本が全部違うんです。決して同じ打ち方や同じ体勢で、打ったことはないんです。体調が違い、グラウンドが違い、ピッチャーが違い、コースが違い、スピードが違う。打とうとする意志そのものがヒットを生みだしているだけで、計算機に入れたデータからでてきたヒットじゃないと、こういういい方になるわけですね。これはもう経験と学問の違いじゃないでしょうかね
いまのジャイアンツの深さは、私が監督をやっていたころから比べると1/3位の深さしかない
勝っている時に負けの原因をつくっていることは確実ですね。やるべきことをやらんで手抜きがでてきます
(人を動かす立場にある人が)全体が見えないようにエキサイトしてしまうような人では具合が悪いんじゃないでしょうかね
監督やコーチが選手たちに「君たちには責任はないんだ。いつものとおり思いきってやってくれればいいんだ。」といってやることです。監督や幹部がしっかり腹をくくって、選手たちには思いきったプレーをさせるムードを作っていくことが大事だと思いますね
リーダーは内面的なものを見抜くだけのものを持っとかなくてはいけない