三大コレクションに呼ばれるかどうかが何によって決まるかというと、恐ろしく閉鎖的で真っ当な努力が報われない世界。人種、肌の色、スタイル、容姿、出身国の経済状況。持って生まれたものが全ての世界
冨永愛
ほんとうは傍にいたい。二十四時間抱き合っていたい。でもそれが出来なくても、黙ってその人を感じている。その人が世界の中にいるというだけで、存在が充たされ、磁石の針がぴたっと一つの方向を指すように、心はその人に向かっている
岡本敏子
昔、大嫌いだったのは浅草のことを書いた小説だ。浅草に住んでも居ない人間が、ちょいとのぞきにきて、自分はインテリ、浅草は庶民、そんなふうな顔をしてどこか遠くの自分の家に帰っていく。ああいう小説は許しがたいと思っていた
色川武大
夢想家には、他の人たちと違うところが一つある。夢を追う人は単調な日常生活とは全く異なる魅力的な世界を創造しようとする。私の個人的な体験からすれば、生い立ちが貧しければ貧しいほど想像力を働かせて、あらゆることが可能な世界を夢想するようになるのだと思う。私の場合は、確かにそうだった
ハワードシュルツ
物事がうまく運び、周囲の称賛を浴びているときに、なぜ勝利の方程式を書き換えなければならないのか?答えは簡単だ。世の中は常に変化しているからである。顧客のニーズや好みは 毎年変化し、競争も激化する。ビジネスでも人生でも、変化を免れるものは一つもない。現状に寄りかかっていると不幸な結果を招くことになるんだ
集団は臆病者が好む。厄介なのは臆病者には強いコンプレックスがあり、数という武器によって自らの臆病ゆえに抑え込んだ日頃の妄想を実現しようとする。そしてそこには人間性は既になく、信じられないような残虐性だけが残る
紀里谷和明
美しいものに見極められる必要があるのだろうか?審美眼という言葉自体、第三者の視点を意識した恐怖が含まれている。そんなものは必要ない。 君は既に何が美しいか知っている
偽善者と言われるのを死より恐れている人達が多い。その気持ちはわからなくもない。しかしその恐れに屈してしまうと、手も足も出なくなる。そしてもっと良くないのが、屈した自分の不甲斐なさを正当化する為に、他人の偽善叩きにまわってしまう。この図式、ゾンビが増殖するのに似てる
いつも言い続けている事は「全て繋がっている」という事。消費の事、原発の事、戦争の事、全ては繋がっている。全ての原因は私たち一人一人。政治家のせいではなく、東電のせいではなく、宇宙人のせい ではなく、私たちが引き起こしている事。それに気づけば何か変わるよね
俺は個性や個人の性格を破壊するグループ分け、あらゆる集合体が大嫌いだ。全く違う考えの人間が一つの部屋に集まれば混沌とするけど、それは素晴らしい混沌だし、興味深い教育的な状況が生まれると思う。色んな人を見て人間は学んでいく
ジョン・ライドン
レコード会社なんか無視しろ。彼らが隆盛を極めた時代もあったが、彼らが見せてくれたのは、腐敗した政治活動以外の何ものでもなかった。俺たちは、できるだけ多くの人々に音楽を聞いて欲しいんだ。だか ら、レコード会社も進歩しろ。お前らの時代は終わった
人よりも人らしいアンドロイドを作ること。いわば人間のマキシマムデザインです。人間より豊かな表情を持ち、言語の表現能力が非常に高いアンドロイド。それに人間らしい社会行動をプログラムすれば、普通の人よりはるかに完璧な人間ができあがるのか
石黒浩
歴史を振り返ってみれば過去にいくらでもヒントはあるのに、先入観や固定観念に左右されてなかなかそこからは学べないのが人間というもののようだ。けれど、その盲点がビジネスをする人間にとってはチャンスで もあるわけだ。誰も気がついていないからこそ、アイデアの源泉になり得る
三木谷浩史
我々は商人である。商人は儲ける義務がある。自分ひとりが食べていくのでいいというだけじゃない。金儲けに才能があるものが、金儲けを真剣にやらなければ、いったい誰がこの日本の経済を支えるのか? 才能がないものは、金儲けの才能に嫉妬する。嫉妬されても、商売人は売りつづけなければならない
神田昌典
学校というものは社会に出るためのウォーミングアップの場所に過ぎない。いま、どの学校がいいかなんとか、みんなが目の色を変えているのは、あ れは単なる親のエゴに過ぎない。僕自身は大学に行く気なんて全くなかった。好きな機械を作っていれば、それでよかったんだ
土光敏夫
ちょうど日本経済の縮図である。大石が大企業であり、中、小の石が無数の中小、零細企業である。中小企業は日本経済の旗手であって相互に支え、補完、調和する日本経済の礎石でもある。日本経済も、格好のいい企業や大、中企業だけならばバランスが崩れて第一次オイル・ショックや不況の衝撃で崩壊してしまい世界第二位のGNPを誇る工業国になれなかった
永野重雄
まずはダイバーシティ。東大生を10人集めても 同じ考えしか出てきません。世界からまったく違う人材を集めたら、ひょっとするとバラバラに分解してしまうかもしれないけれど、ひとつの目標に向かわせられれば、強烈な爆発力と創造力を期待できる。これが面白いんです
藤森義明
私には大きな夢があります。その夢を達成する為に走っています。そこには果てしない大きな夢、世界の桧舞台で私の育てた選手が力を発揮し大輪の花を開かせること。その夢がある限り、私は走り続けます...生きている限り
小出義雄
昨日、食べた晩御飯さえ、思い出せないときがある。それほど、人の記憶はあいまい で、不明確なものだ。だけど、一度愛した女性の名前は何があっても忘れない!!何十年も前の初恋の人の名前さえ明確に出てくる。昨日の晩御飯は出てこないのに。不思議なものだ
ノンスタ(井上裕介)
漫画家は、刀をペンに持ち替えた永遠の浪人だ。頼れるのは自分独り。 自立してクリエーターと名乗れるようになるまでが、いかにすさまじい道のりか。 退職金も年金もない。いつ奈落に落ちるかもしれない
松本零士
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