意識過剰になって、自分の将棋を見失っていましたね。本来は自分の棋力を向上させ、対局で100%力を出すことが一番大事なんですけれども、どうしたら羽生さんに勝てるのか、ということばかり考えていた。このままずっと負け続けるのではないか、と
谷川浩司
全勝を目指しちゃいけないんだ。人生そんなに上手くゆくわけはないし、全勝を目指す人は、弱いところがあってね、1敗しただけなのに折れちゃうことがあるんだ。人生、適当に負けることが大事さ
色川武大
オリンピックは優勝した人が行くところだから。全日本で優勝しないと行けない…まだ全日本レベルではなかったので、そこまで考えられなかったんだと思います。まずは高校生大会とか(笑)
伊調馨
この言葉は松岡修造さんの本を読んで知った言葉です。この意味は私生活では人間としてしっかりしないといけないんですけど、卓球の試合になったら好感度とか気にせずに、勝つことに集中してやろうという意味の言葉だと思っています
平野美宇
私を潰せば、もしかしたら、対応能力が低くなるのかなと思う方もいらっしゃるのかなとは思っています。そこは正直、リスクを感じています
名和利男
僕の人生だって壁だらけですよ。ただ、僕の場合でいえば、心臓の不整脈や骨盤骨折があっても、治せばまたチャンスがあると本気で信じていた。時間をじっくりかけてでも、壁は乗り越えるしかない
三浦雄一郎
僕はコツコツやるなんて大っ嫌いですけどね。でも、この不器用をどういう風に武器にするかは、自分次第ってところがある以上、やるしかないのかなと思ってます。まあ、必要以上にまではやらないですけど(笑)
石橋貴明
スポーツ選手と話す時、私はマスコミ人というよりもアスリートの一員として、気持ちを共有しながら、私もそういう時があったな、こういうことを思っていたな、と自分に引き寄せて選手と話すようにしています。でも、相手がここは聞かれたくないと思うことは、実は視聴者が一番聞きたいところなんですよね。そこへ踏み込んでいいのかどうか、私自身すごく悩んでいるところです。そっとしておいてほしい話は聞けない、突っ込めないところがあります
高橋尚子
努力は大嫌いです。いつも、「どうすればもっとラクができるか」ばかり考えています。ラグビーの練習も同じです。僕の頭には、「できるだけ少ない努力=練習量で強くなるためにはどうすればいいか」ということが常にあります
清宮克幸
メディアの仕事を始めてすぐ、ラジオのパーソナリティのお話をいただきました。「マラソンでも頑張れたのだから、きっと大丈夫」と引き受けたのですが、当然マラソンとラジオは違います。失敗の連続でした。マラソンで築いたプライドもズタズタです
増田明美
努力とか才能も大事ですけど、自分自身のマインドコントロールも大事ですよね。たとえばですけど、1年前に対戦した金子大樹(横浜光)ともう1度戦えと言われたら、精神面を充実させるのに、工夫が必要になります。単に頑張ろうでは1回目より気持ちが落ちる。でも向こうはリベンジに燃えやすい
内山高志
選手が「自分から進んでやっているんだ」と思えるような、自発的で積極的な形を取らないと、本番で力を出すことができないのではないかと思う。だから私は、練習を始めるにあたって選手にいつもいっている。「練習はほかでもない自分のためにやるものなんだ。自分でもう少しいいタイムを出したいと思ったら、精一杯頑張ってみたらどうだ」と
小出義雄
これは言い訳になるんですが...震災直後は、対局することと元の生活に戻すことしか考えずに突っ走ってきたのが、一段落して現実を突きつけられたんです。被害が軽かったことに、罪悪感というか、申し訳ない気持ちにとらわれてしまって。活断層の走っている場所とそうでないところで被害が全く違う。人の命がわずかな偶然で左右される不条理...考えても答えは出ないんですけどもね
嫉妬心、がありましたね。自分にないものが彼にはあると。私は終盤の寄せに絶対の自信があって逆転負けはあまり経験がなかったのですが、羽生さんには、こちらがリードしていても、読みにない手を指されてひっくり返されてしまう
でも、初めて行った時から良くしていただいて、「どんどん入ったらいいよ」って。チームの大事な練習時間なのに自分にボールを回してくれたり、「じゃあシュートしてみようか」と声をかけてくださって、その時に「面白くないな」って感じていたら、バスケを1年間続けることもなかったと思いますし、そこからテニスにつながることもなかったと思います
上地結衣
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