嫉妬心、がありましたね。自分にないものが彼にはあると。私は終盤の寄せに絶対の自信があって逆転負けはあまり経験がなかったのですが、羽生さんには、こちらがリードしていても、読みにない手を指されてひっくり返されてしまう
谷川浩司
全勝を目指しちゃいけないんだ。人生そんなに上手くゆくわけはないし、全勝を目指す人は、弱いところがあってね、1敗しただけなのに折れちゃうことがあるんだ。人生、適当に負けることが大事さ
色川武大
軽口もコミュニケーションなんです。選手に「常に見られているゾ」という意識を持たせないと駄目なんです
星野仙一
失敗は過ぎたこと。大失敗しても時は戻せないんだから、失敗を挽回するチャンスを狙ったほうがいい
石井一久
私を潰せば、もしかしたら、対応能力が低くなるのかなと思う方もいらっしゃるのかなとは思っています。そこは正直、リスクを感じています
名和利男
努力も大事です。だって、運とタイミングがそろったときに準備ができてないと、それに乗れないですからね
石橋貴明
(自身が直前で漏れたW杯フランス大会で代表が全敗、新エースとされた城彰二が空港で水をかけられた事を知り電話で)水をかけられたという事はお前がみんなにエースと認められたという事なんだ。俺だってブラジルでファンにドラム缶を投げられたんだぜ。挫けるなよ。お前はまだ先を目指すべき男だよ
三浦知良
『お前は上り坂に弱い』とずっと言われていて、『下りは得意だから、下りは誰にも負けないようにしよう』とがんばっていたら、いつの間にか、小出監督に『お前は上りがうまいな』と言われて、びっくりした覚えがあります。自分で弱いと思っているだけで、納得できる走りができれば克服できると思います
高橋尚子
努力は大嫌いです。いつも、「どうすればもっとラクができるか」ばかり考えています。ラグビーの練習も同じです。僕の頭には、「できるだけ少ない努力=練習量で強くなるためにはどうすればいいか」ということが常にあります
清宮克幸
努力とか才能も大事ですけど、自分自身のマインドコントロールも大事ですよね。たとえばですけど、1年前に対戦した金子大樹(横浜光)ともう1度戦えと言われたら、精神面を充実させるのに、工夫が必要になります。単に頑張ろうでは1回目より気持ちが落ちる。でも向こうはリベンジに燃えやすい
内山高志
『おまえは、世界一になれる!』と、毎日のように言い続けたのだ。高橋(尚子選手)にしてみれば、365日『おまえは世界一になれる』と同じことを言われていると、本当はなれっこないと半信半疑でも『あれ、もしかしたらなれるのかな』とその気になってくる。だが私は本当の本気だった
小出義雄
天才が努力したら、これはもう鬼に金棒ですけど、凡人が努力したかて、その努力に敬意は表するとしても、勝ち負けは『努力』の要素だけで左右されるほど甘いもんやない思うんですわ。特に超一流の世界ではね
明石家さんま
意識過剰になって、自分の将棋を見失っていましたね。本来は自分の棋力を向上させ、対局で100%力を出すことが一番大事なんですけれども、どうしたら羽生さんに勝てるのか、ということばかり考えていた。このままずっと負け続けるのではないか、と
高校野球というのは一本勝負。負けたら終わりです。負けないためには、無理をしてでもいい球を投げ続けてアウトを取らなくちゃいけない
江川卓
でも、初めて行った時から良くしていただいて、「どんどん入ったらいいよ」って。チームの大事な練習時間なのに自分にボールを回してくれたり、「じゃあシュートしてみようか」と声をかけてくださって、その時に「面白くないな」って感じていたら、バスケを1年間続けることもなかったと思いますし、そこからテニスにつながることもなかったと思います
上地結衣
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