僕は青年時代から慶応で独立独行と云ふことを教へられて来たのだが、僕の社会生活は即ちそれだ。僕は人にお世辞を言はず、愛想を言はず、いつでも言ひ度いことを言つてしまふので人から愛されたことがない
小林一三
私は胸を張って言う。この人に惚れずにいられましょうか
岡本敏子
人のものを盗んじゃいけない、人を殺してはダメ、小さいころから当然のように言われていることです。でも、時代によって、地域によって、その当たり前の道徳がひっくり返ってしまうことが、往々にしてある
宮嶋茂樹
私の場合、最も重要な点はただ日に減らすことを求めるにあり、日に増やすのを求めることにあるのではない。一分でも人欲が減らせたら、それはその一分だけ天理を回復できたということで、なんと軽快で簡単なことではあるまいか
王陽明
概して、大名の子供は生まれたときから、平素安楽に育ち、難儀をしたことがないから、下々の者の苦労を知らない。それだから、人の使い方が荒く、下々の困っていることを悟らず、上一人のために万民を悩ますことが多い
黒田官兵衛
いまはみんなが贅沢で、そのくせ自分の責任をすぐ政治や社会や他人のせいにする。その前にいったい自分がどれだけの努力をしているか、反省する必要があるんじゃないでしょうか
橋田壽賀子
我々一人ひとりの気が狂うことは稀である。しかし、集団・政党・国家・時代においては、日常茶飯事なのだ
ニーチェ
金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ。義理をかく、人情をかく、恥をかく、これで三角になるそうだ
夏目漱石
一旦志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ『竜馬がゆく』、坂本龍馬のセリフ(作:司馬遼太郎)
坂本龍馬
男は喧嘩をするときには断乎喧嘩をするという大勇猛心をもっておらねば、いかに各論卓説を口にしていても、ひとは小才子としか見てくれぬぞ
そのことは我が胸に成算がある。やろうと思えば世に出来ぬことはない
かくして、人たるものは、他人の権利の妨げさえしなければ、自由に行動すべきで、他人の利害に関係せぬ以上は、はたからあれこれ口を出されるいわれはない。好 きなところへ行き、いたいと思う場所にとどまり、遊ぼうと働こうと、遊ぼうと寝ていようと、それは本人の勝手なのである。
福沢諭吉
親子だというても、親は親、子は子だ。その子の為に節を屈して子に奉公しなければならぬということはない
私という人間はこの世に一人しかいないのよ。たった一人の自分に対して「私なんか」なんて言うのは失礼
瀬戸内寂聴(人生)
若いのが作法を学ばないのは、手本になる大人がいないからだ。少なくとも男にとっての作法は、ある種の憧れだったり、「あのときのあの人は格好良かったな」という記憶だ
ビートたけし
(10代の頃の日記)私は生きている限り、演技している。生のままの自分などというものは、とうの昔にどこかに葬られてしまったのだ
吉永小百合
もしも今、ある程度のチンポに満たされ、ゲイとしての幸せに多少縁が出来たとしても、それでもきっと叫び続けるんでしょうね、アタシはこんなんじゃない、こんな人生じゃないって。アタシはいったい何をしたいんだろう、何が欲しいんだろう、何て思われたいんだろう、どこまで魂を売り続けるんだろう
マツコ・デラックス
よく、オカマは何を言っても、何をやっても許されるから羨ましい、なんてことを言われるけど、それはアタシも重々、治外法権であることの有り難みを感じつつ、男でも女でもないところの隙間を、緩く漂わせて頂いているわ。もちろん、その実相は、男からも女からも、自分には関係のない生き物、別の社会と見なされているからこその治外法権、それであることも理解しているつもりで、要は、みなさまにとっては他人事を延々と叫んでるに過ぎないんでしょうね
私を天才と呼び、成功者というのは当たらない。何もかも精一杯の努力をしただけだ
エジソン
大義のために人と絶交することになったとしても、その人の悪口を言うのは忍びないことである。やむを得ず国を去る事になったとしても自分は潔白だったというのは忍びないことである
吉田松陰
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