プロデューサーの名言集
平均点の企画ほどつまらないものはない
秋元康
言われたことだけをこなしていても「この人に頼んで良かった」には絶対になりません
その素材に対して、どれだけ想像力を働かせて拡大できるか
魅力的な人の多くは「初めて」を作るのが上手
(自分自身)目標とか計画とかが苦手で、川の流れのように生きている
リサーチというのは、みんながやった最大公約数がそこに現れているので、そこからは自分の色は出せない
言葉は夢の種
「私はジャンケンに勝ち続ける自信がある」というような、根拠のない自信を持っているのは、生きるたくましさや生命力があるということ
人生は、その世代、世代によって見える景色が違います
一番つらいのは存在がなくなることじゃないかな
まず一歩目を踏み出すことが大事。成功した人、夢をつかんだ人がいるが、ただ一歩を踏み出したか踏み出していないかの差。皆さん、夢に向かって歩き続けてほしい。夢は全力で手を伸ばした1ミリ先にある
夢は手を伸ばした1mm先にある(HKT48オーディションにて)
奇跡って、当事者は気づかないものなんですよ。いつもと変わらない日常があるだけで。ということは、いつもと変わらない今日も、本当は目の前で奇跡が起きているかもしれませんね
ファンは、行動全てを絶賛するファンだけではだめで、厳しいファンも必要です。10人の厳しいファンが90人の優しいファンを導いてきてくれます。この10人の厳しいファンがいないと、優しいファンはもう来なくなってしまいます
大事なのは自分にとって何が幸せなのか、どうすればドキドキできるのかを、しっかり理解しておくこと
みんなね、自分の可能性を信じていないんですよ。夢はあっても、どこかで「叶うわけがないよな」と諦めているんです。なぜか? 近くに成功例がないから。もし親も親戚にも芸能界に縁がなかったら、その夢にはリアリティーがないように思える。リアリティーがないのが夢なのにね
恋には常識というものはないのです。だから、恋に正解がないなら、自分が正解だと思うしかない。どんなつらい恋だって自分がよければいい
人生無駄なし
みんなが集まっている野原には、野イチゴはない。 だから、野イチゴがたくさんありそうな未開の場所を探す。 蛇がいたり、滝があったり、みんなが危ないという場所にこそ、野イチゴはたくさんある
努力が報われていないと思っている人へ。 それでも努力するしかないのです。 努力しながらチャンスを待つしかないのです。 その努力は報われるのか? ……必ず、報われます。 問題は、いつどこで報われるのかわからないことです
なぜ、嫌いなものは嫌いだと言えないのだろう
僕は今、スターになっている人を20人くらい、オーディションで落としたり、プロデュースを断ったり、クリエイターとして興味を持てませんでした。 僕の目は節穴です。 いや、みんな節穴なんです。 きっと、自分の能力、努力をわかってくれる人がいると思えばいいんです
努力がなかなか報われない場合、どうすればいいか? ……人のせいにしなさい。 君の努力の結果に気づいていない周りの人間がいけないのです。 もちろん、これ以上努力のしようがないくらい努力した場合ですよ。 「この人たちには見る目がない」と思いなさい
人は一生懸命に生きようとそうでなかろうと、それによって寿命が延びる保証はありません
定期的に嫌いな人に会う事にしてるんです。なぜなら嫌いな奴ってのは、自分に似ているタイプか正反対か、どっちかなんです。なぜその人が嫌いなのかを考える。すると、知らなかった自分の好みや信念を発見出来る
失敗はある。後悔はない
僕はいつでも「いまそこにある偶然」が面白いなと思うんです。つまり、与えられた状況でどれだけ楽しめるかという話です
発想というのは、うんうんうなってパソコンの前でひねり出すものではない。どちらかといえば反射神経の問題ですね
結局のところ、絶対に無理、と思われることに挑戦することが一番面白い。これからも、絶対に無理、と思われることを仕掛けていきたい
自分の居場所を見つけた者が勝ち
感受性は鍛えることが出来る
成功するのは1ミリの努力の積み重ね
身近な幸せに気づくにはどうすればいいか。それは自分の価値基準をしっかり持 つ事
悩む暇があれば動く
女の恋は赤い糸から始まり、男の恋は普通の糸から始まる
『こういう段階だからこうすべき』とかいう法則性を見つけるなんて、無理だってこと
恋愛は3回の奇跡がおきないと本当の恋じゃない
今の若い男女はみんなすぐ恋人と考えちゃう。女の子も、出会った人を『彼氏にいいかも』、『結婚できるかな』と考えちゃう。そうではなく、そういう意識を しない男友達、女友達がすごくいいと思う
人間は、今、この瞬間の素晴らしさに気づかないんだ。時間が経たないとね
恋愛を客観的に語ってもダメなんだって。当事者の主観でしか語れないんだから
自分の興味の対象とか、自分だけが知っている事、自分が得意な分野、それをどれだけ主張できるかが、その人間の個性を作っていくのである
失恋できるほどの人と出会ったことに感謝しよう
目の前に壁があったらみんなそれを乗り越えろって言いますけど、乗り越えられないから壁なわけじゃないですか。だけど右か左に動けば、どんな壁もどこかに切れ目がありますから。一番ダメなのはそこで立ち止まってしまうことなんですね
ストレスは解消するものじゃない。大切に育てるものだ
許すは、まず、自分を許すことから始まります
男友達、女友達を作らなきゃダメですよ
「あれいいな」とか思っている時点で止まってるときは多分呼ばれてないんですよね
奇跡とはそんなに大げさなことじゃなくて、「電話をかけようと思ったらかかってきた」とか、「全然会うはずのないパーティーでばったり会った」とか、何か引き寄せられてないとダメなんじゃないかということなんですね
ただ闇雲に勉強すればいいというものではない。大切なのは、自分にとって何が専門分野なのかを見極めることだ。専門分野とは、戦うために磨いた自分の剣をもつということである
人を説得するということは人をだますことではない。自分だったらどうするかということを、相手の立場に立って考えることである
インターネットで公開されている情報よりも、みんなが情報だと思ってないことに気づくことのほうが、じつは情報としての価値は高いということである
何が必要かと言えば、他の人が捨てて、気づかないような情報だけもてばいいのだ。他人が捨ててしまっても、自分の興味が惹きつけられて、頭の中に残っている情報のほうが重要なのだ
街で発見したことや、人から聞いた話を記憶し、蓄積することが発想、企画 術になる
みんな、必死に努力して、じっと、チャンスの順番を待つしかないのです
モノになる企画を発想するためには、全く違ったところに「種」を蒔いておかなければならないのだ
自分の知らない事に興味を持ったり、なぜだろうと立ち止まることをしないと一日はあっという間に過ぎていく
危険な場所や行きにくいところにあえていくことこそ、おいしい野いちごを見つける最良の方法なのである
企画をモノにする事ができる人間とは、よけいな情報に惑わされず、自分は何なら勝てるかを知っている人間なのだ
努力は必要です。言い方を変えれば、努力は成功するための最低条件です
何でも「わかります!」「得意です! 」という人間ほど当てにならないものはない。売れる企画を生み出すためには、自分の得意分野をもつと同時に、負の要素を持っていた方がいいと思うのだ
忘れまいとしてメモには取らない方がいい。なぜなら「忘れる」というフィルターがかかる事によって、重要性のないものがどんどんこぼれ落ちていくからだ。忘れてしまう事は、「記憶」に値しない
企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが、そうではなくて、自分が面白いと思った事を思い出す、あるいは「記憶」に引っかかっていた事を拾い上げるという行 為なのである
いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。自分の境遇の悪さだけを嘆いていても始まりません
(高橋みなみについて)いい子だからAKB48メンバー内で唯一説教をしたことがない
全ての自信には、根拠などない
記憶に残る幕の内弁当はない
出世して社長になったり、創業者利益で莫大な資産が手に入っても、必ずしも幸せになれるとは限りません
止まっている時計は、日に2度合う
AKB48とは高橋みなみのこと である
予定調和を壊すというのは、「予定調和とは何か」を考えてその反対に行くことではない。奇をてらうのではなく、「制限を作らない」ことなんです。何かをやろうとするとき、これはダメ、あれはダメといった制限を取り払って考える。すると、結果的に予定調和を壊した発想が出てきます
僕がチャンスを作っているのではありません。 僕からのチャンスを待っている間はだめですね。 「私だって選抜に入れば…」 「私だってドラマに出れば…」 「私だってコマーシャルに出れば…」 それがチャンスだと思っているかもしれませ んが、それは違います。それは、チャンスの出口です。 みんなに見つけて欲しいのは、 チャンスの入り口です
ビジネスパーソンに最も必要なのは、人生観を固めることだと思っています。つまり、自分なりの価値観をはっきりさせること
嫌われない人と、好かれる人は違う
どんなアート作品にも決まった見方はありません。何を感じ取り持ち帰るか各人の全くの自由です。日常生活には大小様々な決まりごとが満ちているが、人は自分の頭と心の中に、どこか自由な部分を確保しておいた方がいい。アートに接することで自由な発想を担う脳の部分を鍛えられるような気がします
幸運をつかむには、方法も、法則も、テクニックもない。あるとすれば、ただひとつだけ。自分は運がいいと思うこと
大切なことはやる気を起こさせたり、落ち込みをなくすことではなく、止まっている気持ちを動かすこと
残念ながら、僕が君を幸せにすることはできない。君を幸せにしてくれるのは、君自身
僕はベストセラーを必ず読みます。ベストセ ラーには、売れた理由が必ずあるからです。そして、それは自分に無かったものが多い。二番煎じを考えるのではなく、自分に無かったものを素直に認めることが、次のステップに繋がるからです
自分なりの思い込みを持っている人は強い。自分のやっていることが正解なんだと信じていれば、それが自信につながる
本当の優しさとは、自分から与えるのではなく、相手が求めてきたときに、さりげなく示すもの
プロの仕事とは、何があっても言い訳をしないこと
みんなが行く野原には野いちごはないんですよ。もうみんな獲ってしまっていますから。みんなが行かないところにこそ、まだ誰も獲ってない野いちごがあると思いますね
僕は幸せというのは冷蔵庫の中身みたいなもんだと思ってる。冷蔵庫の中にある材料で作れないものばかり欲しがるから、自分は幸福じゃないと思ってしまう。突き詰めて考えると世界一巨大な冷蔵庫で、世界中の食材を集めても作れない料理も必ずあるわけじゃないですか
いくらこういうことをやりたいなと思っても運の巡り合わせとか運のバイオリズムがそうじゃないときにはできないと思います
(運を呼び込む方法は?)自分が運が強いと思い込むこと
必ずしもみんながやらないことをやっているわけではないんですが、外の風景よりも自分が見たい風景の方に進むってことでしょうか
周りを見過ぎるんですよね。言い換えれば、マーケティングをし過ぎている。マーケティングっていうのは過去の残像ですから、マーケティングが終わった時点で一秒後には変わっているわけです。例えば、お花屋さんでみんなひまわりを買っているのを見て、「今はひまわりがいいんだな」と、ほとんどの人はひまわりを植えるんですよ。で、一年後はひまわりだらけになる。本当はそこで、たんぽぽを植えた人が勝つんですよ
自分の人生でも二つの分かれ道がいくつもあって、選択を間違えたなっていうときももちろんありますよね。ある程度の年齢になったときに、今度は間違えないようにしようと色々な情報を集めて「こっちだな」と思っても、また間違えるんですよ、人生って。僕もそういう経験をして分かったことは、二つの道があったときにはどっちでもいいからとにかく全力で走る。間違ってたなと思ったら全 力で戻る、と。これしかないんですよ
もしも若い人で何もやることがないんだったら、極論ですけど、まず中国に行ってみろと、中国に住んでみろと言いたいですね。中国じゃなくてもニューヨークでも香港でもブラジルでもいい。そうすると何かが見えてくると思います
若者に限定したことではないんですが、今はすごいチャンスだと思います。マラソンだって平地で追い抜こうと思ったら速いヤツはなかなか抜けないですよ。でも坂道だったら全員辛いからこのときこそ抜けるんですよね。だから就職難だったり企業の調子が悪い今がチ ャンスなんです
僕は好奇心がなくなったら仕事は辞めようと思っています。つまり、どれだけお金くれると言っても、僕は興味のないことでは動けないんですよね
例えば、納豆を輸出しようとすると、納豆は多分欧米人にはその臭いや糸を引くのが腐ってるように見えてダメだろうなと、色々加工をして納豆を輸出する。それでは売れないと思うんです。僕は、AKB48は納豆は納豆のままでいいと思っています。こんなに臭くて糸が引いてて...と、ありのままを伝えると、みんな恐る恐るなんだけど、濃いコンテンツを面白がるんですよ
もしかしたらAKB48の歌の下手さとか、ダンスの下手さを超えたエネルギーがいいんじゃないかと思っています
秋元康といったらすごくお金に執着があるように見える人もいると思うんですが、全然ないんですよ。曲がヒットしたりすると、「秋元さんはいつも当たるところにいるよね」ってあたかも遭遇したように言われるんですよね。でも実際は結果よりプロセスの方が好きです。だから、AKB48も売れなければ印税が入って来ないので、4年くらいは、ほとんど入って来なかったですね。それよりも「面白いな」って思えることが僕には重要なんです
年齢が上になってくるとだんだん自分が決定権を持つようになるんですよ。昔は外野から「それじゃあ売れないぞー」とか言ってたんですが、だんだん自分で決定しなきゃいけなくなるとバットを短く持ってしまうんですね
「この人はすごく努力してるな」って思ってもそれが報われない、あるいは「すごく才能があるな」と思っても花開かないタレントさんを僕はたくさん見てきたんですね。だからそういう人たちを見ていると本当に才能とか努力とか汗だけじゃなくて、なにか大きな運が動いているような気持ちになるんですよ
「ヒットは狙えても、スタンダードは作れない」ということなんです。ヒットっていうのは狙って打っていけるような気がするんですが、スタンダードっていうのは結果ですからね
ひばりさんに作詞家として認めていただいて、それを歌っていただいたということが、もしかしたら、自分の中でプロになった瞬間だと思うんですよね
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