作詞家の名言集
みんな、必死に努力して、じっと、チャンスの順番を待つしかないのです
秋元康
モノになる企画を発想するためには、全く違ったところに「種」を蒔いておかなければならないのだ
自分の知らない事に興味を持ったり、なぜだろうと立ち止まることをしないと一日はあっという間に過ぎていく
危険な場所や行きにくいところにあえていくことこそ、おいしい野いちごを見つける最良の方法なのである
企画をモノにする事ができる人間とは、よけいな情報に惑わされず、自分は何なら勝 てるかを知っている人間なのだ
努力は必要です。言い方を変えれば、努力は成功するための最低条件です
何でも「わかります!」「得意です!」という人間ほど当てにならないものはない。売れる企画を生み出すためには、自分の得意分野をもつと同時に、負の要素を持っていた方がいいと思うのだ
忘れまいとしてメモには取らない方がいい。なぜなら「忘れる」というフィルターがかかる事によって、重要性のないものがどんどんこぼれ落ちていくからだ。忘れてしまう事は、「記憶」に値しない
企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが、そうではなくて、自分が面白いと思った事を思い出す、あるいは「記憶」に引っかかっていた事を拾い上げるという行為なのである
いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。自分の境遇の悪さだけを嘆いていても始まりません
悩む暇があれば動く
(高橋みなみについて)いい子だからAKB48メンバー内で唯一説教をしたことがない
全ての自信には、根拠などない
記憶に残る幕の内弁当はない
出世して社長になったり、創業者利益で莫大な資産が手に入っても、必ずしも幸せになれるとは限りません
止まっている時計は、日に2度合う
AKB48とは高橋みなみのことである
予定調和を壊すというのは、「予定調和とは何か」を考えてその反対に行くことではない。奇をてらうのではなく、「制限を作らない」ことなんです。何かをやろうとするとき、これはダメ、あれはダメといった制限を取り払って考える。すると、結果的に予定調和を壊した発想が出てきます
僕がチャンスを作っているのではありません。 僕からのチャンスを待っている間はだめですね。 「私だって選抜に入れば…」 「私だってドラマに出れば…」 「私だってコマーシャルに出れば…」 それがチャンスだと思っているかもしれませんが、それは違います。それは、チャンスの出口です。 みんなに見つけて欲しいの は、 チャンスの入り口です
ビジネスパーソンに最も必要なのは、人生観を固めることだと思っています。つまり、自分なりの価値観をはっきりさせること
嫌われない人と、好かれる人は違う
どんなアート作品にも決まった見方はありません。何を感じ取り持ち帰るか各人の全くの自由です。日常生活には大小様々な決まりごとが満ちているが、人は自分の頭と心の中に、どこか自由な部分を確保しておいた方がいい。アートに接することで自由な発想を担う脳の部分を鍛えられるような気がします
幸運をつかむには、方法も、法則も、テクニックもない。あるとすれば、ただひとつだけ。自分は運がいいと思うこと
大切なことはやる気を起こさせたり、落ち込みをなくすことではなく、止まっている気持ちを動かすこと
残念ながら、僕が君を幸せにすることはできない。君を幸せにしてくれるのは、君自身
僕はベストセラーを必ず読みます。ベストセラーには、売れた理由が必ずあるからです。そして、それは自分に無かったものが多い。二番煎じを考えるのではなく、自 分に無かったものを素直に認めることが、次のステップに繋がるからです
自分なりの思い込みを持っている人は強い。自分のやっていることが正解なんだと信じていれば、それが自信につながる
本当の優しさとは、自分から与えるのではなく、相手が求めてきたときに、さりげなく示すもの
プロの仕事とは、何があっても言い訳をしないこと
みんなが行く野原には野いちごはないんですよ。もうみんな獲ってしまっていますから。みんなが行かないところにこそ、まだ誰も獲ってない野いちごがあると思いますね
僕は幸せというのは冷蔵庫の中身みたいなもんだと思ってる。冷蔵庫の中にある材料で作れないものばかり欲しがるから、自分は幸福じゃないと思ってしまう。突き詰めて考えると世界一巨大な冷蔵庫で、世界中の食材を集めても作れない料理も必ずあるわけじゃないですか
いくらこういうことをやりたいなと思っても運の巡り合わせとか運のバイオリズムがそうじゃないときにはできないと思います
(運を呼び込む方法は?)自分が運が強いと思い込むこと
必ずしもみんながやらないことをやっているわけではないんですが、外の風景よりも自分が見たい風景の方に進むってことでしょうか
周りを見過ぎるんですよね。言い換えれば、マーケティングをし過ぎ ている。マーケティングっていうのは過去の残像ですから、マーケティングが終わった時点で一秒後には変わっているわけです。例えば、お花屋さんでみんなひまわりを買っているのを見て、「今はひまわりがいいんだな」と、ほとんどの人はひまわりを植えるんですよ。で、一年後はひまわりだらけになる。本当はそこで、たんぽぽを植えた人が勝つんですよ
自分の人生でも二つの分かれ道がいくつもあって、選択を間違えたなっていうときももちろんありますよね。ある程度の年齢になったときに、今度は間違えないようにしようと色々な情報を集めて「こっちだな」と思っても、また間違えるんですよ、人生って。僕もそういう経験をして分かったことは、二つの道があったときにはどっちでもいいからとにかく全力で走る。間違ってたなと思ったら全力で戻る、と。これしかないんですよ
もしも若い人で何もやることがないんだったら、極論ですけど、まず中国に行ってみろと、中国に住んでみろと言いたいですね。中国じゃなくてもニューヨークでも香港でもブラジルでもいい。そうすると何かが見えてくると思います
若者に限定したことではないんですが、今はすごいチャンスだと思います。マラソンだって平地で追い抜こうと思ったら速いヤツはなかなか抜けないですよ。でも坂道だったら全員辛いからこのときこそ抜けるんですよね。だから就職難だったり企業の調子が悪い今がチャンスなんです
僕は好奇心がなくなったら仕事は辞めようと思っています。つまり、どれだけお金くれると言っても、僕は興味のないことでは動けないんですよね
例えば、納豆を輸出しようとすると、納豆は多分欧米人にはその臭いや糸を引くのが腐ってるように見えてダメだろうなと、色々加工をして納豆を輸出する。それでは売れないと思うんです。僕は、AKB48は納豆は納豆のままでいいと思っています。こんなに臭くて糸が引いてて...と、ありのままを伝えると、みんな恐る恐るなんだけど、濃いコンテンツを面白がるんですよ
もしかしたらAKB48の歌の下手さとか、ダンスの下手さを超えたエネルギーがいいんじゃないかと思っています
秋元康といったらすごくお金に執着があるように見える人もいると思うんですが、全然ないんですよ。曲がヒットしたりすると、「秋元さんはいつも当たるところにいるよね」ってあたかも遭遇したように言われるんですよね。でも実際は結果よりプロセスの方が好きです。だから、AKB48も売れなければ印税が入って来ないので、4年くらいは、ほとんど入って来なかったですね。それよりも「面白いな」って思えることが僕には重要なんです
年齢が上になってくるとだんだん自分が決定権を持つようになるんですよ。昔は外野から「それじゃあ売れないぞー」とか言ってたんですが、だんだん自分で決定しなきゃいけなくなるとバットを短く持ってしまうんですね
「この人はすごく努力してるな」って思ってもそれが報われない、あるいは「すごく才能があるな」と思っても花開かないタレントさんを僕はたくさん見てきたんですね。だからそういう人たちを見ていると本当に才能とか努力とか汗だけじゃなくて、なにか大きな運が動いているような気持ちになるんですよ
「ヒットは狙えても、スタンダードは作れない」ということなんです。ヒットっていうのは狙って打っていけるような気がするんですが、スタンダードっていうのは結果ですからね
ひばりさんに作詞家として認めていただいて、それを歌っていただいたということが、もしかしたら、自分の中でプロになった瞬間だと思うんですよね
結局ニューヨークには1年半くらいいたんですが、1年くらい過ぎてだんだん望郷の念もあったりして、「俺は何やってるんだろう」と思ったんですね。僕は31丁目にあるコンドミニアムに住んでいたんですが、その部屋の下にイーストリバーが流れていて、それを眺めながら「この川をずっといくと海に繋がって、その海は日本に繋がってるんだろうな」とか、ぼんやり考えていたんですよ
たくさんの仕事をしているからこそ、そこに 自分の潮流のようなものができます
経産省とクールジャパンとして、いろいろ海外に向かおうとしているところです。日本のコンテンツ力を見せつけたいですね
秋葉原のAKB48劇場には、客席内前方の左右に2本の太い柱があるんですよ。そのせいで、客席のどの位置にいてもステージ全体を見ることができません。でも最初に下見をした時に、柱があるからこそ面白いと感じました。知恵が生まれる、と。ファンの人たちは、目当てのコを見るためには、どこだったら柱に邪魔されないか、情報交換をして盛り上がっています
僕にとっての緊張感というのは、孤独との闘いだった気がしますね。評価されなくても、ひとりでも続けるという。もちろん、スタッフや仲間はいますが、自分の仕事の局面でジャッジするのは自分ひとりの意思ですから
音楽でもテレビ番組でも、好きにやってください、と言われた時が一番困ります
ヒットする曲には、歌詞のすべてに力が入っていない場合が多いんです。一行目から全力だと、勝負どころが浮きあがってこないから。そして、肝になるところは、どんなにコストや時間が限られていても、とことんやるべきだと思います。僕は今でも、大切なところはイメージどおりになるまで何度もリテイクします
僕は映画の仕事もやっていますが、映画製作はまさしくチームで行う世界で、自分ひとりでは絶対にできません。例えばセットの中に赤い椅子を置こうとして、でも、僕が頭の中でイメージしている赤と、美術スタッフが用意する椅子の赤は違う。そういう誤差が積み重なると、どうしても作品のフォーカスが甘くなってしまいます
1年に20作あって、振り返って全部を眺めると、その時に考えていた何かが見えてくる
僕たちの世代は欧米への憧れがあって、今までは“欧米みたいなもの”を作りがちでした。ですから、なかなか成果は上がりません。その一方で、畳や障子の技術が評価されたり、日本アニメが評価されたりしています
海外進出はインターネットの時代だから可能性を見い出せました。AKB48の成り立ちや活動を海外の人がリアルタイムで知ってくれたことは大きかった
最初に技術がなくて、もっと言えば根拠がないところからスタートしているので、根拠にしがみつくことがなかった。手探りで進む中で「コレ、面白そうだな」と感じたものをやれました。いくつか新しいことができたのも、初めに技術を学んでいなかったからかもしれません
仕事を依頼された時、僕はいつも「この人はなぜ自分に頼んだのだろう?」と考えるんです。他の誰かではなく僕ができることは何だろう...と、自分に問いかける。言い換えると、「自分だけの “武器” とは何か」と
失敗する勇気をもって挑戦しなくては、成功することもできないでしょう
遠くにある幸せを探すより、身近な幸せをどれだけ見つけられるかが重要です
生活・文化面で今年のキーワードをあげるとしたら「最小公倍数」でしょう。これまで日本では「最大公約数」が重要でした。音楽業界やテレビ業界も、子供からお年寄りまで、万人に受け入れられるものを求めてきたんです。しかし、これだけ嗜好が細分化されてくると、そういうやり方はもう通用しません
本当の失敗とは、失敗したことに負けて、時間を無駄にしてしまうこと
日常の中で「面白い」と思えることがなくなったときが、僕が仕事を辞めるときでしょうね
AKB48の人数が増えて、全員が歌ったりCDジャケットに写ったりテレビに出たりできなくなった とき、最初は僕が16人のメンバーを決めてたの。でもそのうちファンから「秋元はわかってない」という声が出てきた。だったらプロ野球のオールスターみたいに一年に一度、ファン投票で決めてもらおうって
誰かがどうにかしてくれるわけじゃない。あなたの人生をつくっていくのは、あなた自身
芸能人もビジネスマンも運ってすごく大事でしょ。じゃんけんって、その人の運の強さを量れるからバカにできないんだよ
困難の少し先には、ご褒美として、幸せが落ちているものです
幸運をつかむには、方法も、法則も、テクニ ックもない。あるとすれば、ただひとつだけ。自分は運がいいと思うこと
でこぼこ道や曲がりくねった道、地図さえない。それもまた人生。雨に降られてぬかるんだ道でも、いつかはまた晴れる日が来るから
CDが売れることよりも、メンバーに“ご贔屓筋”ができることが重要
僕は総合プロデューサーですが、全員は見られない。ファンがメンバーのプロデューサーでもあり、その集合体がAKBなんです
「クールジャパン」の本質とは、自国のコンテンツに自信を持つことです。納豆にたとえると、今までは外国人に売る ために臭いや粘りを消そうとしていた。でも糸を引き、臭うのが納豆なんだ、と開き直る。それが必要なんだと思います
嫌だと思っているのは自分だけで、人は気にしていない。本人にとっては大きな悩みでも、コンプレックスのほとんどは自分だけの問題
コアなファンを獲得するためには、どうすればいいか。最近、コンテンツ業界の会議に出ると、「刺さっているか、刺さってないか」が重要だと発言しています。昭和のころと違って、大衆はたくさんの選択肢の中から好きなものを選んでいます。数ある選択肢の中から「これじゃなき ゃダメだ」と言ってもらうためには、その内容が相手に「刺さっている」ことが決め手になります
大事なのは、自分にとって何が幸せなのか、どうすればドキドキできるのかを、しっかり理解しておくことです
人から嫌われることを恐れるより、欠点はあってもいいから、それ以上に魅力のある自分になったほうがいい
おもしろいものは、自分で見つけなくては
幸せって、どこか遠くにあるような気がしますが、実はとても身近にあるものだと思います。それをいかに見つけることができるか。あるいは、それに気づくことができるかどうかで、人の心は幸せにも不幸せにもなる
僕はいつでも「いまそこにある偶然」が面白いなと思うんです。つまり、与えられた状況でどれだけ楽しめるかという話です
はじめは「秋葉原48」という名前でした。名前はどうでもよかったんです。アイドルらしい、フルーツやお菓子みたいな可愛らしい名前ではなく、無機質な商品開発番号みたいなものにしたかったんです。それと「48」には別に意味はないです(苦笑)。いろいろな説があるらしいんですが、勝手に言われるのも面白い
まずは先輩の台本をもらって、それを参考にしながら書いた。「テレビの台本はこう書くのか」「コンサートの演出はこうやるのか」と書きながら学んでいった
僕の場合、高校2年生の夏休みで時間が止まっているんですね。今でもその光景を覚えています。机の上に参考書とノートがあって、それをパタンと片付けて、「じゃあ、ちょっとニッポン放送に行くわ」と出かけて行った。だから一度もビジネスだと思ったことがない
テレビはいわば、最大公約数の仕事なんです。視聴率を上げるために、子どもからお年寄りまで、誰もが楽しめるものをつくる。だからいつも大衆を見ているんですよね。そんな仕事をする傍らで、劇団への憧れがあった。つかこうへいさんや野田秀樹さんといった方々の舞台ですね。本当に好きな人がわざわざ時間を割いて、お金を払って見に来てくれる。本当に人が熱狂するものをつくりたいと思っていました
成功を手にした人たちは何が違うのかというと、「行動を起こしている」ということです。問題は、やるかやらないかなんです
だいたい正解なんて、どこにもないんですよ。でも、正解だと言い切る人に、人はついていく。はっきり「こうだ」という思いを持っている人に近づこうとする。そして、そういう人のところに仕事は集まります
せっかく人生の旅に出たのだから、立ち止まっていたのでは損です。じっとしていても、時間は減っていくばかり。だったら動くことです
人間というのは、必ず何かと引き替えに何かを手に入れる。その現実を見ることが大切
いいことがありますように…」じゃないよ。待ってちゃだめだ。探すんだ
僕はこれまで成功を手にした人にたくさん出会ってきました。この人たちは何が違うかというと簡単です。「行動を起こしている」ということです。成功できなかった人は必ず後からついてくる。「自分も同じ事を考えていた」と言って。実行に移す人は案外少ないんですよ
これからは、少人数のグループに共通するものが広がっていきます。テレビなどのマスメディアからヒットが生まれた時代から、小さなところで点いた火が広がっていく時代になったのです。マジョリティーの優位性がなくなりつつあるんです
時間に追われている人は人生を楽しめない。無駄な時間の中にこそ、宝物は埋まっているのです
自分の幸せが定義付けできない人は、何も手に入らない
テレビの影響力は確かに大きいのですが、常に新しい情報を発信しているため、情報が古くなると注目されなくなります。だから長続きしない。ところがAKB48のように、ひとつの劇場からスタートすると、ファンはそこに通うのが習慣になります。コアなファンは裏切らないから人気も長続きするんです
コアなファンを獲得するためには、どうすればいいか。最近、コンテンツ業界の会議に出ると、「刺さっているか、刺さってないか」が重要だと発言しています。昭和のころと違って、大衆はたくさんの選択肢の中から好きなものを選んでいます。数ある選択肢の中から「これじゃなきゃダメだ」と言ってもらうためには、その内容が相手に「刺さっている」ことが決め手になります
周囲と比べて「結婚していないから不幸せ」とか、「マンションを持っていないから不幸せ」とか言う人は、たとえそれを全部手に入れても、まだ足りないものを探そうとします。それに対し、独身だろうが、賃貸暮らしだろうが、そんなことは気にせずに、近所の銭湯に行って、「ここで風呂上りに飲むコーヒー牛乳は最高だね!」と満足している人が勝ちです
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