立川談春の名言集
談志か認めてくれなくて何の為の真打か
立川談春
古典落語には冬の噺に名作が多いと云われている
談志は所属している落語協会の旧態依然としたあり方に疑問を持ち続けていた
落語家の前座はどんなに生活が苦しくてもアルバイトは許されない
落語って、常にその時代が求めてる正解の間とかテンポがある
最善を尽くしたかどうかは、自分で分かりますよね
学ぶ楽しさ、師に誉められる喜びを知ることが第一歩
(立川談志さんについて)神様に選ばれたのかどうかは分からないまでも、あそこまで落語が好きで、あそこまで落語と添い寝してるのを見せられるとしょうがない
超一流の人ってご多分に漏れず闘争心がすごい
負ける喧嘩はするなが我が家の家訓
目先のことに流されるのはラク。うろたえて悩むだけでも1日は終わる。でも行動を起こさなければ何も手に入らない
無駄な努力をしてください。100個見つけたら1個ぐらい手応えあるでしょう
よく芸は盗むものだと云うがあれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要
談志を喜ばす知恵を絞れない弟子は、それはやっぱり罪だ
(弟子を育てることについて)良いのが育てば自分のライバルを作ってるようなもの
(談志さんについて)弟子が自分に対して刺激となる芸や理論、そこまでいかなくても、せめて情報だけでもいいから発信してこないかと望んでいるフシすらある
博打の才能はいくら儲けたかではなく、いくら買えたかだと思っている
落語家である以上、落語ができなければお話にならない。当たり前の話だが落語ができれば、それで良しというものでもない
近頃の落語家を目指す若者の親なんていうのは信じられないような甘ちゃんで、子どもより先に親を修業させた方がいいんじゃないかと思う
本当は競輪選手になりたかった
(立川談志さんは)褒める時は褒める
(志らくさんについて)同じ談志の弟子で同世代、キャリアも同じくらいなら、いつかはきっと勝負する時が来る
悩み続けて何もしないまま人生を終えるより、『あれもダメだし、これもダメだったけれど色々やれたから、まあいいか』と思いながら死にたい
弟子の奥にいる親の顔も見えてくる
競艇選手になるという夢が叶わず行く道を閉ざされて、結構マジで落ち込んだ僕は高校で落研をつくり、人前で話す楽しみを覚えた
落語家になるにはどうしても弟子になるより手がない
談志は揺らぐ人だから試験の基準が毎回変わるんで、どうしていいか分かりません
覚悟を決めて云うなら、オレが見返してやりたいのは立川談志、オレより先に志らくを真打にした立川談志にけじめをとらなければ、オレはスタートラインに立つことも、そこから一歩も先に進むことはできない
落 語家になった、談志の弟子になれたということで満足している奴らばかり
全部聞いて覚える
落語という芸能に対して、どう考えても己より立川談志の方が執念を持って努力している現実を、弟子たちが 一番知っている
落語界の中で立川流は異質だって思われてる
僕たちが前座の頃、たとえどんなに腹が空いていようと、それを談志には悟られまいと務めた。弟子にしてもらっただけで御の字なのだから
教わったことを後に伝えていかなきゃいけない義務がある
うちの師匠はいち早く独立独歩、孤高の道を歩いてた。人一倍先見の明があった
やるなと云ってもやる奴はやる。やれと云ったところでやらん奴はやらん
うちの師匠の得意技は「ゆらぎ」
談志は僕と二人きりの時は坊やと呼ぶことがほとんどだったが、他に誰かいると必ず談春と読んだ
人間は不完全だからこそ、短所をどう相手に印象づけるかが重要
芸人はみんな努力をしているんです。ただ、世間的に成功だと言われて否定しづらい人たちは“自分にとって質のいい努力”をしています
落語は演じることとは違う
入門した時に、うちの家元から、これ読んでおけと言われたのは吉川英治の『三国志』と『新・平家物語』
談志が弟子に取ってくれなければ、今日の自分はいないわけで。今が幸せかどうかは別にして、いや、自分でこれが幸せだって決めたからいいんですけど
志の輔らくごって古典にしても、テーマ性があって演劇的
先へ先へと何かを掴もうとする人生を歩まない奴もいる。オレはそれを否定しない。芸人としての姿勢を考えれば正しいとは思わんがな
自分が弟子を取るようになってね、談志がどれだけ我慢して、許して、愛してくれたのかが分かるようになった
一番好きな道(競輪選手)を歩めなかったのだから、あとは何になっても同じ
(談志師匠について)言ってることは滅茶苦茶だけど
他人が盛り上がっていると素直にそれに乗れない性格だった
僕と志らくは一年半のキャリアの差があった。落語界ではこの差は大きい。決して同期と呼べるような間柄ではない。志の輔兄さんは僕より一年半先輩、年齢は僕より一回り上で同じ午年。志らくは僕より三才年上だった。志らくは落語を覚えるスピードが速かった
(談志さんから最初に稽古をつけてもらう際に言われた言葉)君も落語家を志すくらいだから、落語の一つや二つくらいはできるだろう。どんな根多でもいいから喋ってごらん
今年は悪い年だったと嘆く人には「いつまでも過ぎたことをグズグズ云うねぇ。除夜の鐘と一緒にキレイにサッパリ忘れちめぇ」であり「良いことばかりあるわけじゃねぇだろうが、悪いことばかり続くと決まったもんでもねぇよ。明日になりゃ一陽来福だ。生まれ変わってやり直しだ」となる
最終的に残るのは愛だよね、人に愛されたいと思ったら自分が愛するしかない
時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない
己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬というんです
17歳で入門した
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