書道家の名言集
すでに大きな器になっている自分の視点から俯瞰して、毎日行動すれば、もっと良いのではないでしょうか
武田双雲
こうなりたいという理想があるとします。しかし『理想』と思った時点で、それは今の自分がそうでないということを無意識のうちに感じているわけですから限界があります。それはでもったいないことです
NTTを辞め書道家へ進んだのも自然なことでした。またそれに相応しい人間力をつけるためにも、既に1億人に影響を与えている自分になりきって、ものを見て、考え行動し ています
例えば、『私には志がある。だからできるはずだ。依頼される仕事だって、いい仕事なはずだ。意味があるはずだ・・・』と
独立すれば、最初の数年はやはり大変なものです。ここまで来られたのは、根拠のない『勘違いの自信』があったからです
こうした活動を通じて、一人一人、ジワッと広がって、世界中で一億人の人に感動して貰えるようになりたいと思っています
一端お引き受けした事は、どんな仕事もすべて同じに全力で臨みます
知り合った方、或いは全く知らない方々が私のことをこう起用してみたい等と企画・宣伝して下さり、それなりに選別はしますが、依頼された仕事を出来るだけ引き受けて、一つ一つお応えしてきただけです
今のような形になるのに、ストラテジーとか、そういったものがあったわけでもなく、いわゆる営業活動をこちらからしてきたわけでもありません
なにより書の素晴らしさや楽しさを直にお伝えできますし、また同じ人たちと長い期間、お付き合いすることができることは、私自身の人間力を培う意味でも大切な機会です
書道教室はいろいろな意味で私のベースです。ビジネスとしてみた場合も、200人~300人の生徒さんがおり、安定的な収入源となっています
よくWIN, WINということがありますが、私は当事者だけでなくお客さんも含めて関係者全員がWIN, WIN, WINになるように、その面では妥協せず、ぎりぎりまで追求しています。これは私のこだわりです
ここ2年くらいは数字に惑わされることもありました。最近では、やっとそうした感情から抜け出して数字を楽しむことができるようになり、下がれば、なぜだろう・・上がればただニンマリとしています
私自身はTVでも、他の仕事と同じ気持ちで臨んでいるつもりなのですが、やはり周りには『数字(視聴率)が取れる男だ・ ・・』とそれなりの期待があります
『伝える』ということは書でもTVでも大変難しく、TVの舞台裏では多くのスタッフが視聴者のことを必死に考えています。私も、そうした中で自分が今できることを、ひたすらやります
ビジネス的に言うと一回の出演料がいくらで、その中に作品も含まれるということになります。題字やロゴの仕事も同じです
創作は一点集中ですが、パフォーマンスでは時間や空間、お客さんなど全体を意識します。またパフォーマンスの書は、いきなりドーンという感じで、終わってみると勢いがグッと詰まっています
本気で伝えたい、表現したいと思えば、自然と、その人の独特の表現が生まれるものと思います
途中経過が異なれば、百者百様の表現が生まれるのは当然です
生まれながらの芸術家という人はいません。誰でも何らかの形でビジネスをしたり、いろいろな経験を積んでいます
書も同じような側面があり、その書が、どういった時代に、どれだけの人に影響を与えたかが重要となります。つまり書いた人の人間力が問われ ているということで、逆にいえば、良い書を書くには、結局、人間力が必要です
『名言』は、考えてみるとすごく当たり前のことだったりします。それをあのOOOが言ったとなると俄然重みが変わってきます
書は特に、昔の作品の方が評価される傾向があります。更に誰が書いたかということが重要視されます
複製品の価格は、いくらにすれば、皆さんに広まるか…といったことをしっかり相談しながら設定しました
私の場合は、創作の作品はすべて手元に置いていて、売ろうという考えは今のところありません 。ただ、作品がもととなる書籍の印税や複製(最新の印刷技術を用いた)の販売による収入があります
よくお金のことを考えないで・・・ということがありますが、お金というものは、世界で唯一、自由に交換できて共通に利用できる指標で、人や社会と切っても切れない関係にあります。
ですからお金のことを考えることは、寧ろ、人間や社会を大切に見ることではな いでしょうか
伝えたいものがあって、その手段が書で、創作もパフォーマンス書道もそういった表現方法の一つに過ぎません。あくまでも伝えることが目的です。評価されたいというのが私の野心かもしれません
兆しが見えていてそれを形に表現していく彫刻のようなものかもしれません
私の場合、伝えたいイメージが最初に浮かび、それを磨いているうちにポエムとなり、そしてその言葉にできない部分を書で補います
日々の小さな選択を「ちょっとだけ」良くするだけで、数年後にはとんでもない変化が待っている
1ヶ月で10億パターンの生き方がある
自分の感情を決めるは、実は表情。とにかく明るい表情を心がけることが一番早い。周囲のモノや人に感謝することから始めてみて
筆跡と同じく、同じ人間は1人もいない。自分の個性を受け入れられると、他人の個性のでこぼこも受け入れられる
性格のポジティブとネガティブは裏表。ストレスを感じることからは逃げてもいい。自分の個性が生きる場所に移動すれば、誰でもポジティブに生きられる
一人一人の筆跡が違うように、人はみんな違って当たり前
おもしろくも何ともないと思われる何気ない日常を、瞬間瞬間どれだけおもしろいと感じられるか
初めは無理やりにでも、ありがたいとか、うわ、すげえな、と思うことを発見していかないと、なかなか身につかない
最初のうちは思うように書けない書でも、十年やれば自然と体が動くのと一緒で、何も意識せずに感謝と感動ができるようになる
日々「感謝しよう」と心掛けるだけで、十年たったら、それが確実にうまくなってきます
独立した十年前と比べて何が違うかといったら、感謝力と感動力が増えているだけで
考えすぎてわけがわからなくなったら、とりあえず、目の前の人を喜ばせることに専念するようにする
自信があるからやるんじゃない。やるから自信がつくんだ
群れない。独りで生き抜く覚悟があってこそ、真のコラボレーションが実現するんだ
何もない平和な日が、かけがえのない一日だと常に思える人でありたい
何とかなるし、何とかする
脳は「オカゲデ」の後を探しはじめるので、どんなことにでも感謝できるようになるのだ
例えば「お風呂ノオカゲデ」といった名詞だけでなく、「怒るノオカゲデ」など、感情にも有効だ
「ノオカゲデ」見るもの触るものすべてにこの言葉をふりかけよう
毎日何度も相手の立場に立ち、自分だったらどうするかな?と考える
「上司はなんであんなこと言うのかな」と思ったときに「自分が上司ならどうしよう」と自分事に考えることで、違う視点で物事を捉えられるようになる
「ボクナラドウスル」想像力を鍛えるのにとっておきの言葉
自分は満たされていないと普段思っていても、意外と小さな幸せがあるものなのだ
まず「幸せなんです」と言い切り、「なぜならば」を付け加えるだけで「幸せな原因」を脳はものすごい勢いで検索するのです
「○○ナンデスナゼナラバ」○○には自分にとって心地よい言葉を当てはめよう。「私は満たされています。なぜならば」と言えば、頭は満たされている理由を探し始める
「聖なる○○」名詞の頭につければ、どんなものでも感じられ感謝できるようになるマジックワード
不思議とよいアイデアが出てきたり前向きになれたり前に進めたり人が協力してくれたり色んなことがよい方向へ向かいだします
「病気で苦しんだ。ダカラコソデキルコト」病気してる人や辛い人の気持ちを理解できる。健康について深く学べる
否定せず、現状を活かして前進するアイデアが溢れてくる言葉なのです
ダカラコソデキルコトは、何にでもふりかけられる、魔法の言葉
性格は関係なくスキルで 前向きになれる
他人と比較しない人は強い。他人と比較しても明るくいられる人は、もっと強い
日本人はほとんどが、江戸時代の殿様よりも贅沢だ。なぜ身の回りにあるありがたさを忘れる
僕の記事を読んで感動してもらうことと、個展で僕の作品を観て感動してもらうことは、まったく同じ価値があります
僕は取材を受けるとき、言いたいことを言うんじゃなくて、この雑誌はどういった人が読んでいて、どんな話をしたら喜んでもらえるだろうか、ということをすごく考えます
モチベーションが下がるとキツいじゃないですか。締め切りは待ってくれないですし。だから、下げないように日々工夫をしているんです
モチベーションが下がることもないわけではありませんが、高く保つのは得意な方だと思います
気持ちを切り替えて、自分なりにいろいろと工夫しはじめたら、会社生活がどんどん楽しくなっていった
新入社員時代はモチベーションが相当低かったですね。満員電車がとにかく苦手で、朝起きるだけでもつらくて……
何事も中途半端な人間だったので、人にそんなに褒められたことって、それまでなかったんですよ。だから躊躇は なかったですね
あるとき、先輩社員から頼まれて、筆書きのプライベート名刺をつくったんですよ。そうしたら、「字が上手いよね」とすごく喜んでもらえて、そのとき、「これだ!」とスイッチが入りました
「それができたら苦労はしないよ」と思われるかもしれません。たしかに最初は難しい。でも続けていると、少しずつできるようになります
僕は朝起きたときから、義務感をひとつひとつ打ち消す作業を続けています。「~しなければ」を「~したい」に切り替えるんです
恋愛でも、僕なら心を込めて筆で手紙を書こうとなる。そうやって自分の強みを知って活かせれば、相手にも喜んでもらえるから誇示する必要がなくなるんです
どうすれば相手が喜ぶかということを突き詰めていくと、必然的に「自分の一番得意なことを提供しよう」というところに行き着くんです
一見成功してるように見えても、内面はボロボロという人も多いですし、なにより急激な環境変化にそういう人はすごく弱いのです
もちろん自分のすごさを誇示して成功している人もいます。でも、そういう人の周りに集まってくる人って、依存したい人ばかりです。だから、本人は頼られて相当しんどいはずです
モチベーションをどうすれば高く保てるんだろう、ということをずっと考えてきたおかげで、いまではかなり安定して高い状態を保てるようになっています。モチベーションというものはもともとの性格に関係なく、誰でもスキルを磨けば高く保てるようになるものです
書家として独立して数年は何をやっても上手くいかず、気持ちが落ちることもしばしばでした
人間のモチベーションが下がるのって、何かをやらされているときです。逆に、自主的に何かをやっているときは、自然と上がっているものです
僕が最近意識しているのは、「義務感をいかに減らすか 」ということです
気持ちが落ちたら、自分の本音を書いてみるのです
モチベーションを保つ方法として、頭の中にあることを「書く」ことがあります。それで、書いたものを客観視してみる
朝少しだけ早く起きて家を出て、駅の喫茶店でおいしいコーヒーを一杯飲んでから電車に乗るとか、川崎~横浜間だけはグリーン車を利用するとか。わずか10分間の満員電車が僕にはどうしても耐えられなくて……。かなりきつい出費でしたけど、そうしたことの積み重ねで、同期の誰よりも仕事を楽しめるようになったんです
「得意なものなんてない」という人も多いと思います。でも、頼りないかもしれないけど、自分のいま持ち得るスキルと経験で、このチームを、このお客さんを喜ばすことができないかと考える。それが自分を成長させてくれる気がします
自信がないと、認めてもらいたくてどうしても誇示しようとしてしまう。でもあるときから、「どうしたら、相手に喜んでもらえるか」だけを考えるように変えたんです。そうしたら、人がどんどん助けてくれるようになって、ものごとも上手くいくようになったんです
飛躍のきっかけになったのは、人と会ったとき、自分のすごさをアピールすることをやめたことです
出発点はエゴでもまったく構いません。それがパワーになりますから。でも、エゴを昇華することも大切です
多くの人は欲が中途半端なのだと思います。「自分のため」というエゴを突き詰めていくと、「人のため」になるんです